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2007-02-04 00:12:02 | SEED

アスカガ、キララク、ギルタリの関係ってこんな感じじゃない?って考察です。

割と色んな掲示板にお邪魔してるけど、“父親”っていう観点からの考察って無かったように思うので、かなり印象的でした。

う〜ん、深い!!!

まあ、負債は、100%こんなに深いキャラ設定をしてないと思うけど、私的にとっても共感してしまったので引用させてもらいました・・・

※例によって(?)、コピペはマズイので文章替えてあります。


アスラン父親になろうとしている男。

国のトップと国の関係は、親子に例えられることがよくあるように、オーブはカガリにとって子供も同然。

自分より大事で、且つ、大切に育て守りたいもの。

カガリは、オーブという子供を育児中のシングルマザーな訳で、カガリと共に生きるということは、子供に父親として認めてもらわなければならない。

初めは、アスランは子供に認めてもらおうとせず、ただ、カガリだけを得ようとして、結果カガリとすれ違い、遠回りをするはめになった。

アスラン本人の言葉どおり、焦らず、オーブ(軍)で地道にやっていく覚悟を決めたようなので、今後のアスカガは問題ないでしょう。

アスランが准将になったのは、レクイエムからオーブを守って出世したってことなんだろうし、このままオーブで功績を挙げて周りから認めてもらえれば、カガリのオーブという子育てが落ち着いた頃に結婚して、自分達の子供を持つでしょう。

パトリックやウズミとの親子関係がしっかり描かれているのも、アスカガの未来が親になることだからだと思う。

キラ父親になるつもりがない男。

キラはザフト軍に入ったが、守る対象はあくまでラクスであって、プラントという国ごと背負うつもりはないでしょう。

ラクスも、プラントを我が子と思ってる訳ではなく、プラントに対しては、SEED終了後にオーブで戦争孤児の面倒を見てた時と同じように、あくまで指導者(親)を失って迷走しそうな子供の面倒を見るという感覚なんじゃないかと思う。

キララクは、実際に子供を持つことはほぼ不可能であるし、また、キラは出生に関して重い十字架を背負っているので、自分の遺伝子を残したくないと思ってるかもしれない。

キララクは、社会や現実性とは隔絶した二人だけの世界にいられるので、自分達を社会の柵みに置いて、責任を負うつもりはなく、二人だけの世界でいたいように思う。

子供が出来る可能性は少ないし、二人だけの世界でいられれば結婚はしないでしょう。

アスカガと同じく、キララクも親は登場しているのに、親子関係が殆ど描かれていないのは、キララクの未来は親ではないからだと思う。

この先、歳を取ったり、周囲の状況が変われば、結婚するかもしれないし、破局するかもしれない、むしろ、アスカガより先がどうなるか分からない率は高いようにも思う。

ギルバート父親になれなかった男。

タリアが子供を欲しいと言った時、自分ではない男の子供でも、自分が父親になって一緒に育てる覚悟をすればうまくいったはず。

人工授精という手段だってあった。

もしくは、タリアに婚姻統制の相手と別れてもらい、子供を連れて俺の所に来いと言うだけの度量があれば違った。

子供は母親の分身。

子供を持つということは、社会に対しても責任を持つということで、二人だけの閉鎖された関係ではいられない。

ギルバートは、タリアとの閉鎖された関係を望み、子供ごとタリアを受け入れて父親になる責任感も度量もなかった。

最後の最後で、タリアとレイと擬似親子という形で父親になったが、ほんの一瞬だけで、感慨を感じる間もなかったと思う。


                        

なるほどなぁ・・・って、納得しちゃいません?

アスカガ好きとか○○好きとか関係なく、素直に「なるほど!そういう見方もあったのか」って共感しちゃいますよね。

私は、確かに、パトリックやウズミとの親子関係が、アスカガの生き方や理想に大きく影響してると思います。

SEEDで、アスランがキラやカガリと共に戦う決意をしたのは、キラやカガリを死なせたくないって想いが強かったのも勿論あるけれど、

「認めぬ者同士が際限なく争う世界。そんなものでいいのか?君達の未来は」

っていう、ウズミの言葉に共感して、決意するきっかけの一つになったってこともあると思う。

そもそも、アスカガが恋人同士に発展したきっかけが、ウズミを失って辛い想いをしているカガリが、そんな心境なのに、パトリックと決別したアスランをさりげなく気遣ったからだもんね。

かの有名な(笑)アスランがカガリを片手抱きするシーンのことです、もちろん

今後のアスカガは、アスランの気の持ちようだと思う。

アスランが、「カガリごとオーブを守る!!!」って気概でカガリの傍にいれば、元々、「オーブと同じくらいアスランが大切。だからこそ、オーブにかかりきりになる自分にアスランを縛りつけたくない」って、アスランを気遣って指輪を外したカガリだもの、

カガリ「お前は、それでいいのか?」

アスラン「俺がしたいことをしたいようにしてるだけだ。」

カガリ「後悔したって知らないからな。」

アスラン「しないよ、後悔なんて。絶対に。」

なんて、やりとりしつつ、きっとアスランの気持ちに応えて一緒にオーブを守っていくはず。

なので、アスランがオーブに、カガリの傍にいるってことは、アスカガ鉄板だと見て間違いないと思う

キラは、父親になる気がないってのはあると思う。

ラクスは、キラが考えてること思ってることが分かるだろうし、キラが自分の遺伝子を残したくないって思ってたとしたら、確かに子供は作らないだろうし、結婚もしないかもね。

キララクは、他の人と違う時間軸に生きてるような気がするので、二人だけの世界を完結してくださいまし

ギルタリは、負債の描写不足でイマイチ理解できないカプだったんだけど、↑の考察と「THE EDGE」の5巻を読んで、ギルタリにとってレイは自分達の子供のようなもの、ギルタリレイは擬似家族だったのねって、ようやく理解できました。

ギルに心酔しきっていたレイが、キラの説得とも思えないような言葉でギルを裏切ったのは「???」だったけど、暴走し始めた父親を息子が止めたと解釈すれば理解できるし、タリアのことを「お母さん」って呼んだのも分かる。

実の子供を置いて、元カレと部下と死んでいくタリアって、特に子供がいるお母さんには理解できないことだと思うけど、まあ、きっとお父さん(タリアの夫)が、子供を任せても大丈夫ってくらいの人格者なんでしょう。

だったら、ギルの暴走の発端かもしれない自分が、ギルと刺し違えてもギルを止めなきゃって覚悟でギルの元に行き、ギルの子供ともいうべきレイが自分の代わりにギルを止めたってことで、二人を置いて引き返せない、一緒に逝こうって思ったっていうのもアリかなって・・・

どちらにしても、負債は、ここまで深い考察の上にキャラ設定をしてるってことは、100%ないってことだけは断言できるけどね

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