この間、SEEDとは無関係なことで某巨大掲示板を見ていたら、SEEDネタがあったので何とはなしに見てみたら、アスランの女難ネタというか、本編とは全く関係ない、単なる妄想ネタだった
んで、DESTINYでのアスランの女難設定について、いつもみたいにつらつらと考えてみた。
まあ、アスランの女難とは言われているけれど、当のアスランは、終始一貫してカガリのことしか想っていなかった訳で、ルナマリアやミーアやメイリンの思いには全く気づいていなかったし、ましてや、弄んでもいない訳だから、女難=災難と言えるのかも疑問なんだけどね。
それに、アスランのことを彼女達(ルナマリア、ミーア、メイリン)が憧れやミーハーじゃなく、一人の男性として本当に思っていたのかも、甚だ疑問な訳で。
まずは、「好き」とアスランに告白したルナマリア。
告白するくらいだから、「好き」の感情は確かにあったんでしょう。
でも、告白自体をアスランに華麗にスルーされ、脈なしと分かった後に直ぐ思い切れるくらいの、まだまだ淡い感情だったんじゃないかと思う。
その後、シンと恋人同士になった時に、シンを優しく労ったり心配したり、結構献身的な一面を見せていたから、尚のこと、アスランのことは簡単に思い切れる程度のレベルだったってことだよね。
次いで、ラクスの替え玉だった故に、アスランの婚約者として堂々とアスランと一緒にいられる位置を得たミーア。
アスランのベッドに潜り込んだり抱きついたりと、いちばん積極的にアピールしていたミーアだったけど、ミーアは心のどこかで、常に“ラクス”を演じている自分を意識していたと思うので、アスランへの好意も、ミーア個人のものだったのか、“ラクス”というフィルターを通しての思いだったのか、実はミーア自身もよく分かっていなかったんではないかと思う。
この辺りのミーアの心情って、またしても「THE EDGE Desire」で、ちまきさんが素晴らしい表現をされているのだけど、結局、ミーアの心に届いた声は“ラクス”だけだったって時点で、やはりミーアも、アスラン個人に対して、好意以上の感情があったとは到底思えないんだよね。
最後に、メイリン。
メイリンが後付でアスランの女難に加えられたのは、本編のOPを見れば一目瞭然。
アスランと一緒にザフトを脱走したのだって、メイリンを演じていた折笠さんが「驚いた」って言ったくらいだから、以前からアスランのことが好きで好きでたまらなくて、献身的にアスランを助けたっていうのとは、ハッキリいって違うでしょ。
前にも書いたと思うけど、私的にはそうなるに至る細やかな描写があれば、アスメイ(もちろん、アスルナもアスミアもね)もありだと思ってる。
ただ、メイリンがアスランを前から思っていたって描写が本編に皆無な以上、やっぱり、メイリンがアスランの脱走を手助けしたのは“咄嗟の善意”としか見えないんだよね。
しかも、レイさえ現れなければ、アスランを逃がした後、メイリンはザフトに残るつもりだったでしょう。
レイに殺されそうになって、なし崩し的にアスランと脱走しちゃったんだもん、アスランしか頼る人がいない訳だから、そりゃ縋りもするでしょう。
縋ったからといって、メイリンがアスランに対して好意以上のものがあるとはどうしても思えないんだよね、あの本編の薄い描写、ましてや、「置いてかないで下さい」と「お前が好きなんだろ」もカットされたアスラン視点のスペエディじゃね。
むしろ、本編でもスペエディでも、SEEDの宇宙に行ってからのアスカガと対比させて、一緒にいるけどアスメイはありませんよって言ってるような描写ばかりだったし。
例えば、SEEDでアスランがカガリを片手抱きするきっかけとなった、「痛むのか?」「いや・・・」「痛いよな、お父さんに撃たれたんじゃな」の会話。
DESTINYでの某シーンって、このシーンと対比させてるよね。
心配されて、いつもみたいに「大丈夫」と答えようとするアスランに、「大丈夫じゃなくて当然だ」って(意味合いのことを)言って、アスランに本音弱音を吐き出させたカガリと、「それじゃダメだ」とあっさりキラに注意されちゃったメイリン。
こういう感覚的なことって、注意されて直せるものじゃないんで、やっぱりメイリンじゃアスランの本音弱音を引き出せないってことなんじゃないかな。
あと、カガリが自分を見つめる視線には、いつも直ぐに気づいて、「何だ?」って視線を投げたり、実際に聞いたりしていたアスランなのに、メイリンの視線には全く気づかないってシーンもDESTINYにあったよね。
この、メイリンの視線に全く気づかないアスランのシーンは、無駄に思えるくらい長かったので、やっぱりこれもSEEDのアスカガとの対比なのかなと。
他にもあるけど、長くなっちゃうのでこの辺で・・・
と、いう訳で、アスランの女難の女難メンバー(ルナマリア、ミーア、メイリン)は、アスランへの好意は持っているけれど、それは、憧れの域を出てなかったんじゃないかなって思う。
んで、肝心のアスランは、彼女達の思いに全く気づいてないんだもんね。
それは、本編はもちろん、アスラン視点の「THE EDGE」や「スペエディ」でもハッキリしてること。
なのに、なんでしつこく「アスランの女難」だの、アスカガ以外のアスカプ論が出るのかというと(←まあ、こちらはアスランに限ったことじゃないし、公式以外のカプが二次創作で出るのはSEEDに限ったことじゃないけどね)・・・
それはやっぱり、制作者側のアスカガ好きさん達への煽りで、裏を返せば、それだけアスカガってカプが人気あるってことなんでしょう。
SEEDシリーズの名場面投票で、カプとしてランキングしたのはアスカガだけだし、ウェディングが見たいカプ投票でもぶっちぎりの1位だったし、「女難」っていうすれ違い設定を付けられるのも、人気カプの宿命ってことなのかしらね。
実は、某巨大掲示板にあったネタっていうのは、ずばりメイリンのネタだったんだけどね。
どうやら、スクコマ2の「(メイリンを)守りたかった」ってアスランのセリフが、一部のメイリンファンに火をつけてしまったようで・・・
いや、凄かったです。
「アスランがメイリンを一生守りたいと言った。これはもう、夫婦決定!」とか「守りたいとカガリに堂々と宣言した」とか、えっ!?“一生”なんて一言も言ってないし、確かに、カガリに守りたかったとは言ったけど、その後の「ほとんど話したこともないのに、俺甘えて、巻き込んで・・・」ってセリフは読みました?
どう考えても、好意じゃなくて巻き込んじゃった責任感でしょ?
しかも、何がなんでも守ろうとせず、メイリンをあっさり施設送りにすることに同意してますけど?
このセリフの後、アスランはメイリンのことをさっぱ忘れて一切思い出さないですけど?って突っ込み入れたくなる内容ばかりだったんで・・・
ぶっちゃけ、妄想もこの域までいっちゃうと、むしろ幸せなのかなぁって思っちゃいました。
更にぶっちゃけると、ハッキリ言って、アスメイ関連のネタって、この手の超暴走してる妄想ネタばかりなんだよね。
まあ、アスランの女難は、上で述べたように制作者側の煽りだと思うし、未だに掲示板を賑わす女難妄想ネタも、“アスカガ=人気カプ”の宿命ってことで、今後はスルーすることに決めました。
だって、今回の女難妄想ネタの出所と同じスクコマ2で、あんなに素晴らしいアスカガシーンの数々があったんだものね。
所詮、妄想は事実には勝てない。
ビバ!「アスランの帰る場所はカガリの傍だけ」ってことで

んで、DESTINYでのアスランの女難設定について、いつもみたいにつらつらと考えてみた。
まあ、アスランの女難とは言われているけれど、当のアスランは、終始一貫してカガリのことしか想っていなかった訳で、ルナマリアやミーアやメイリンの思いには全く気づいていなかったし、ましてや、弄んでもいない訳だから、女難=災難と言えるのかも疑問なんだけどね。
それに、アスランのことを彼女達(ルナマリア、ミーア、メイリン)が憧れやミーハーじゃなく、一人の男性として本当に思っていたのかも、甚だ疑問な訳で。
まずは、「好き」とアスランに告白したルナマリア。
告白するくらいだから、「好き」の感情は確かにあったんでしょう。
でも、告白自体をアスランに華麗にスルーされ、脈なしと分かった後に直ぐ思い切れるくらいの、まだまだ淡い感情だったんじゃないかと思う。
その後、シンと恋人同士になった時に、シンを優しく労ったり心配したり、結構献身的な一面を見せていたから、尚のこと、アスランのことは簡単に思い切れる程度のレベルだったってことだよね。
次いで、ラクスの替え玉だった故に、アスランの婚約者として堂々とアスランと一緒にいられる位置を得たミーア。
アスランのベッドに潜り込んだり抱きついたりと、いちばん積極的にアピールしていたミーアだったけど、ミーアは心のどこかで、常に“ラクス”を演じている自分を意識していたと思うので、アスランへの好意も、ミーア個人のものだったのか、“ラクス”というフィルターを通しての思いだったのか、実はミーア自身もよく分かっていなかったんではないかと思う。
この辺りのミーアの心情って、またしても「THE EDGE Desire」で、ちまきさんが素晴らしい表現をされているのだけど、結局、ミーアの心に届いた声は“ラクス”だけだったって時点で、やはりミーアも、アスラン個人に対して、好意以上の感情があったとは到底思えないんだよね。
最後に、メイリン。
メイリンが後付でアスランの女難に加えられたのは、本編のOPを見れば一目瞭然。
アスランと一緒にザフトを脱走したのだって、メイリンを演じていた折笠さんが「驚いた」って言ったくらいだから、以前からアスランのことが好きで好きでたまらなくて、献身的にアスランを助けたっていうのとは、ハッキリいって違うでしょ。
前にも書いたと思うけど、私的にはそうなるに至る細やかな描写があれば、アスメイ(もちろん、アスルナもアスミアもね)もありだと思ってる。
ただ、メイリンがアスランを前から思っていたって描写が本編に皆無な以上、やっぱり、メイリンがアスランの脱走を手助けしたのは“咄嗟の善意”としか見えないんだよね。
しかも、レイさえ現れなければ、アスランを逃がした後、メイリンはザフトに残るつもりだったでしょう。
レイに殺されそうになって、なし崩し的にアスランと脱走しちゃったんだもん、アスランしか頼る人がいない訳だから、そりゃ縋りもするでしょう。
縋ったからといって、メイリンがアスランに対して好意以上のものがあるとはどうしても思えないんだよね、あの本編の薄い描写、ましてや、「置いてかないで下さい」と「お前が好きなんだろ」もカットされたアスラン視点のスペエディじゃね。
むしろ、本編でもスペエディでも、SEEDの宇宙に行ってからのアスカガと対比させて、一緒にいるけどアスメイはありませんよって言ってるような描写ばかりだったし。
例えば、SEEDでアスランがカガリを片手抱きするきっかけとなった、「痛むのか?」「いや・・・」「痛いよな、お父さんに撃たれたんじゃな」の会話。
DESTINYでの某シーンって、このシーンと対比させてるよね。
心配されて、いつもみたいに「大丈夫」と答えようとするアスランに、「大丈夫じゃなくて当然だ」って(意味合いのことを)言って、アスランに本音弱音を吐き出させたカガリと、「それじゃダメだ」とあっさりキラに注意されちゃったメイリン。
こういう感覚的なことって、注意されて直せるものじゃないんで、やっぱりメイリンじゃアスランの本音弱音を引き出せないってことなんじゃないかな。
あと、カガリが自分を見つめる視線には、いつも直ぐに気づいて、「何だ?」って視線を投げたり、実際に聞いたりしていたアスランなのに、メイリンの視線には全く気づかないってシーンもDESTINYにあったよね。
この、メイリンの視線に全く気づかないアスランのシーンは、無駄に思えるくらい長かったので、やっぱりこれもSEEDのアスカガとの対比なのかなと。
他にもあるけど、長くなっちゃうのでこの辺で・・・
と、いう訳で、アスランの女難の女難メンバー(ルナマリア、ミーア、メイリン)は、アスランへの好意は持っているけれど、それは、憧れの域を出てなかったんじゃないかなって思う。
んで、肝心のアスランは、彼女達の思いに全く気づいてないんだもんね。
それは、本編はもちろん、アスラン視点の「THE EDGE」や「スペエディ」でもハッキリしてること。
なのに、なんでしつこく「アスランの女難」だの、アスカガ以外のアスカプ論が出るのかというと(←まあ、こちらはアスランに限ったことじゃないし、公式以外のカプが二次創作で出るのはSEEDに限ったことじゃないけどね)・・・
それはやっぱり、制作者側のアスカガ好きさん達への煽りで、裏を返せば、それだけアスカガってカプが人気あるってことなんでしょう。
SEEDシリーズの名場面投票で、カプとしてランキングしたのはアスカガだけだし、ウェディングが見たいカプ投票でもぶっちぎりの1位だったし、「女難」っていうすれ違い設定を付けられるのも、人気カプの宿命ってことなのかしらね。
実は、某巨大掲示板にあったネタっていうのは、ずばりメイリンのネタだったんだけどね。
どうやら、スクコマ2の「(メイリンを)守りたかった」ってアスランのセリフが、一部のメイリンファンに火をつけてしまったようで・・・
いや、凄かったです。
「アスランがメイリンを一生守りたいと言った。これはもう、夫婦決定!」とか「守りたいとカガリに堂々と宣言した」とか、えっ!?“一生”なんて一言も言ってないし、確かに、カガリに守りたかったとは言ったけど、その後の「ほとんど話したこともないのに、俺甘えて、巻き込んで・・・」ってセリフは読みました?
どう考えても、好意じゃなくて巻き込んじゃった責任感でしょ?
しかも、何がなんでも守ろうとせず、メイリンをあっさり施設送りにすることに同意してますけど?
このセリフの後、アスランはメイリンのことをさっぱ忘れて一切思い出さないですけど?って突っ込み入れたくなる内容ばかりだったんで・・・
ぶっちゃけ、妄想もこの域までいっちゃうと、むしろ幸せなのかなぁって思っちゃいました。
更にぶっちゃけると、ハッキリ言って、アスメイ関連のネタって、この手の超暴走してる妄想ネタばかりなんだよね。
まあ、アスランの女難は、上で述べたように制作者側の煽りだと思うし、未だに掲示板を賑わす女難妄想ネタも、“アスカガ=人気カプ”の宿命ってことで、今後はスルーすることに決めました。
だって、今回の女難妄想ネタの出所と同じスクコマ2で、あんなに素晴らしいアスカガシーンの数々があったんだものね。
所詮、妄想は事実には勝てない。
ビバ!「アスランの帰る場所はカガリの傍だけ」ってことで