火曜のソウル便25日から年内運休/青森空港(2008/11/06)
 大韓航空は五日までに青森空港発着のソウル便について、十一月二十五日から十二月末までの約一カ月間で火曜日の便計五往復を運休すると、青森県などに報告した。韓国経済の急激な悪化や円高ウォン安により韓国人需要が大幅に落ち込んだことが要因。期間限定の措置だが、同社は今後も予約率の低い便を随時運休する意向だ。
 ソウル便は火、水、金、日の週四往復運航しており、運休となるのは二十五日と十二月二、九、十六、三十日の火曜日の便。四―十月の韓国人利用者が前年同期比29%減と低迷した。同社は六、七月にも原油価格高騰の影響で計二往復を運休している。
 三村申吾知事は九月に同社本社を訪問し、冬期の週四便体制の継続を確認したばかり。五日の定例会見で、「新しい観光対策をしっかりしなければいけない」と強調した。
 一方で県新幹線・交通政策課は「円高で日本人にとっては韓国に行くチャンス。この機会にぜひ利用してほしい」とアピールしている。

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