プーチン氏、12月にも来日 日ロ外相が確認中曽根弘文外相は5日、来日中のラブロフ・ロシア外相との会談で、麻生太郎首相と首脳会談を行うため来月にもプーチン首相の来日を実現することを確認した。 中曽根氏は首脳会談で最大の焦点となる北方領土問題について「解決されれば両国関係は最高水準に引き上げられる」と強調。ラブロフ氏は「解決を真に欲している。積極的に作業を前進させる決意がある」と述べた。 北朝鮮による拉致問題では、中曽根氏が解決に向けた協力を要請。ラブロフ氏は「ロシアの持つチャンネルを通じて北朝鮮に働き掛ける」と応じた。 両氏は米大統領選での民主党のオバマ上院議員の勝利を歓迎するとともに、米国も含め世界的な金融危機などで国際協調が必要との認識で一致した。グルジアの南オセチア自治州をめぐる紛争について中曽根氏は「国際社会の努力と相いれず遺憾だ」と述べた。
【共同通信】
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