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こんにゃく入りゼリー、「販売を停止すべき」はわずか1.8%

Business Media 誠

 2008年7月に1歳9カ月の子どもがこんにゃく入りゼリーをのどにつまらせ、9月に亡くなった事故などを受け、マンナンライフを始めとする食品メーカーは製造を一時中止している。消費者はこの件についてどう考えているのだろうか。

 アイシェアの調査によると、「こんにゃく入りゼリーについて、メーカーによる消費者への注意勧告は十分だったか」と尋ねたところ、「十分な対応ができていたと思う」が57.5%、「対応は不十分だったと思う」が20.2%、「分からない」が22.2%だった。メーカー側の対応が十分だったと感じる人は過半数を超えていたものの、不十分だと感じていた人も2割を超える。

 窒息事故の再発を防止するためには、「消費者側の注意」「メーカーによる製品の改善」「法規制」のうち、どれが最も重要か尋ねると「消費者側の注意」が76.6%でトップ。以下、「メーカーによる製品の改善」(16.9%)、「法規制」(0.9%)が続いた。「ユーザーの多くは自主的な注意が再発防止に最も重要だと認識しているようだ」(アイシェア)

 こんにゃく入りゼリーの製造中止からさらに踏み込んだ販売停止の意見も出ているが、「販売を停止するべき」と賛成の意向を示したのはわずか1.8%。対応策については、「製品の質や大きさを見直すべき」が35.7%でトップ。以下、「現状のままでよい」(33.3%)、「CMなどで注意を促すべき」(22.2%)が続いた。

 携帯電話による調査で、対象は男女445人(男性55.7%、女性44.3%)。調査時期は10月21日から23日。

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2008年11月5日 12時47分 (Business Media 誠)

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