「小さくても命」です。動物取扱業の登録。

書類申請でまず、厳しい審査があります。
資格や施設、業務内容、飼養状況、土地・建物の登記等々。
審査に合格したら、
環境省の職員と嘱託獣医師による、事業所現場立ち入り検査。
約70項目のチェックが、子細に行われ、責任者の面接。

「申請手続き・申請書類記入」が難しいだけ、なんて、甘いものではありません。
登録認可されなかったら、営業できません。

登録受けずに未登録営業すれば、
民事・刑事・行政各法においても、
摘発され罰金刑まで受けます。

登録後も各法を違反したら、登録取り消し。
再登録は、ほぼ不可。
登録後も保健所ではなく環境省が、監督し
必要に応じ立ち入り調査。

動愛法「動物取扱業規定」適用外の、
民間保護施設・ボランティア・NPOは、
資格も施設も飼養状況も、
法適用外で全く「野放し」

「善意」の“動物取扱者”には
飼い主としての飼養・管理に関する法とその関連法以外、
全く適用されません。

劣悪な環境のシェルター、
反知性的有償ボランティア行為は、
時に獣医師法や医薬事法に抵触する場合もあります。

命は小さな体に宿れど、
動物に宿れど、
普遍なる魂。
# by KOBE-DOG | 2007-09-29 00:07 | 改正 動愛法
聖母子へ祈り捧げる。

2組の「母と子」を思う祖母のために、祈りを捧げよう。
# by KOBE-DOG | 2007-09-15 05:31 | 改正 動愛法
治療不可能な問題行動。
飼い主が、危機感が低い、或いはカウンセラー・トレーナーに従わない場合、ひとつの問題行動は治まっても、別の問題行動となって発現、再発する。今回は、犬の信頼が本来の飼い主から、別の家族に移った臨床例。問題行動治療は、飼い主による「行動の予防・発現時の迅速な対応・対応の一貫性・治療継続」が大前提にある。治療成功は「飼い主の忍耐と努力、真の愛情」に負う。残念だが、治療失敗をカウンセラーのせいにする飼い主も多い。問題の根源、真の原因は、犬ではなく「家庭・家族の問題」だと特定できた今回のケースは、補習3回の予定だったが、2回で見切りをつけた。私は自分の受けた教育と仕事に、誇りを持っている。専門職としても、社会の信頼と信用を失う訳にもいかない。最善を尽し、経費を引くと赤字であるが、迅速に撤収せねばならないケースだった。

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# by KOBE-DOG | 2007-09-15 04:21 | 改正 動愛法
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