最終更新: 2008/11/06 00:32

スーパーニュースニュースJAPANスピークスーパーニュース WEEKEND新報道2001

東京・調布市妊婦たらい回し問題 杏林大病院と要請側で病状の受け止めに食い違い

東京・調布市で入院中の妊婦が脳内出血を起こし、7つの病院から受け入れを断られた末、20km以上離れた病院で出産し、意識不明になっている問題で、最初に受け入れを断った杏林大学付属病院と要請した病院との間で、病状の受け止めに食い違いがあったことが明らかになった。
杏林大学病院は、会見で「呼吸とか血圧とかのサインは、安定しているとの報告を受けました。(医師は)緊急性は低いというふうに判断いたしました」と述べた。
かかりつけの飯野病院は、会見で「『とにかく、頭の問題だから見てもらいたい。帝王切開した方がいいのなら、自分が手伝う』と」と話した。
飯野病院の院長によると、妊婦の夫は、周産期の救急搬送ネットワークを改善して、再発を防止するよう望んでいると話しているという。

(11/05 23:57)


[ high / low ]

「社会」の最新記事

最新記事