北海道日本ハムファイターズは5日、稲葉篤紀外野手(36)が4日、FA宣言せず2年契約でチームに残留すると発表、会見で“生涯北海道日本ハム”を宣言した。
会見で稲葉は「前回(04年オフ)にFA宣言した時にこの球団に助けていただきましたし、支えてくれる仲間やファンの皆さんを裏切るようなことはしたくありませんでした」とチームへの愛着を述べた。
さらに「来年はもう優勝しかないですし、梨田監督を札幌ドームで胴上げするという目標を持ってプレーしていきます」と来季の目標を力強く宣言。
そして「FAで来た身ですが、改めて“生涯北海道日本ハム”を宣言します。2000本安打という大目標に向け、まずは来シーズン戦える体を作っていこうと思います」と日本ハムファンにはたまらないコメントも飛び出した。
14年目の稲葉は127試合に出場。3割1厘、20本、82打点とチームの主軸として活躍した。シーズン中に「残る方向で考えている」とチームに残留する意向を示していた。