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【富山】

知事と氷見市長 出演へ 市川徹監督が訪れ依頼

2008年11月5日

台本を示して石井隆一知事(右)に出演を依頼する市川徹監督=県庁で

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浅野総一郎の青春描く映画

 映画監督の市川徹さんが四日、県庁の石井隆一知事と氷見市役所の堂故茂市長をそれぞれ訪ね、二〇〇九年四月公開予定の映画「ヨコハマ1872・夏 弁天通りの人々」への出演をそれぞれ依頼した。

 映画は氷見市出身の実業家・浅野総一郎(一八四八−一九三〇年)の二十四歳の時の青春群像を描写。二〇〇九年の横浜市開港百五十周年を記念して制作する。浅野シリーズ二、三作目にも出演した俳優水元秀二郎さんが浅野役、タレントの加護亜依さんが妻サク役を演じる。

 県内では二十四、二十五両日に氷見市の九殿浜や県庁などでロケを行う予定。市川監督は「一番活気があった時代。総一郎の目から見た横浜を描きたい」といい、石井知事には外務卿(きょう)の副島種臣役、堂故市長には浅野の借金を肩代わりした地元の山崎善次郎役を依頼した。

 石井知事は「開港百五十年で神奈川との交流を計画していたところだった」と快諾。堂故市長も「ダイコン(役者)にもならないが、良ければ」と承諾した。 (稲田雅文、美細津仁志)

 

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