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防犯カメラに容疑者、逃走はかり転倒 大阪・ひき逃げ(2/2ページ)

2008年11月5日22時46分

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写真ラーメン店の防犯カメラに映っていた吉田圭吾容疑者(奥)。表示されている時刻は約16分遅れ

写真防犯カメラがとらえた、店を出る吉田圭吾容疑者(手前の人物)

写真捜査員に追われ車道に飛び出す

写真捜査員に追われ車道で転倒する(右端)

写真吉田圭吾容疑者が乗っていた車

 犯行に使われたとみられるトヨタ「イプサム」は社有車で、従業員がカギを持ち、仕事で使うときだけ貸す約束だった。吉田容疑者は無断で乗ったらしく、事件のあった21日以降は使用していないという。社長は事件のことは知っていたが、「『オデッセイ』などと報じられていたので違うと信じ込んでいた」。「(被害者は)助けていたら助かったかもしれない。すぐに自首してほしかった」と話した。

 熊本市に住む吉田容疑者の父親(54)によると、吉田容疑者は熊本市出身で、高校卒業後の1年間、熊本県内の建築会社で働き、19歳で大阪に出て一人暮らしをしていたという。被害者に対しては「おわびしてどうにかなるものではないが、心が落ち着いたらおわびしたい」と話した。

 同市の吉田容疑者の祖母(86)は「どぎゃんしよっても言い訳できん。大変申し訳ありません」と何度も頭を下げた。

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