日本ハムの稲葉篤紀外野手（３６）が５日、札幌市内の球団事務所で交渉に臨み、再取得したフリーエージェント（ＦＡ）権を行使せず、２年プラス１年のオプション付き契約で合意し、残留することになった。

　今季は年俸２億４０００万円だったが、来季から２年間は年俸３億円プラス出来高払いとなる。３年目の契約については球団側が選択権を保有する。稲葉は「最後までこのチームでやれたら、と思っている。梨田監督を札幌ドームで胴上げしたい」と話した。

　稲葉は今季、打率３割１厘、２０本塁打、８２打点をマークし、打撃３部門でチームトップの成績を残した。

[ 2008年11月05日 19:40 ]