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競輪場汚職で元市職員の男に有罪判決 (2008年11月5日
19:11 現在) 熊本競輪場の広告宣伝などの委託業務をめぐる贈収賄事件で加重収賄などの罪に問われた元熊本市職員の男に熊本地方裁判所は懲役３年執行猶予４年の判決を言い渡しました。 判決を受けたのは、元熊本市職員で当時競輪事務所に勤務していた田上卓嗣被告（３５）です。 判決によりますと田上被告は、開設記念競輪のキャンペーンやステージイベント業務について実際は行っていない指名競争入札を行ったように装うなどして、熊本市の広告代理店社長山田義治被告（５７）に便宜を図った見返りに２度にわたって合計１００万円分の旅行券を賄賂として受け取ったものです。 きょうの判決公判で、熊本地裁の柴田裁判長は、「業者と持ちつ持たれつの不適切極まりない関係を当然のように続け、個人的な遊興費欲しさに積極的に賄賂を要求したことは、厳しい非難を免れない」と指摘し田上被告に懲役３年、執行猶予４年の判決を言い渡しました。 |
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