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2008/11/05 14:39 KST
韓国料理は成人病・肥満予防に効果的、官民共同調査


【ソウル5日聯合】洋食に比べ韓国伝統料理は成人病、肥満の予防や生殖機能改善などに役立つとの研究結果が出た。農林水産食品部が5日、全北大学医学部と共同で5〜10月に韓国料理や伝統食品の優秀性に関する臨床実験を行った結果、こうした効果を確認したと明らかにした。

 実験では対象者を2グループに分け、韓国料理と洋食の摂取に伴う変化を調査した。その結果、韓国料理を食べたグループでは精子の運動性が向上し、男性ホルモンが増加した。

 また、ビビンバやキムパプ(のり巻き)など代表的な韓国料理を食べたグループは炭水化物摂取量が多くても、フライやハンバーガーなど洋食を摂取したグループに比べ血糖値やインスリン値が低く、糖尿病など成人病のリスクが相対的に小さいことがわかった。

 韓国料理に欠かせないコチュジャン(トウガラシみそ)やテンジャン(みそ)は肥満予防にも著しい効果があった。コチュジャン・テンジャン摂取グループの体脂肪と腹部・内臓脂肪の変化を12週間にわたり観察した結果、コチュジャン摂取グループは中性脂肪、テンジャン摂取グループは内臓脂肪がそれぞれ減少した。