| Vベルトテンショナ交換 | |
| 不具合(異音)発生によりVベルトテンショナ及びVベルトを交換した |
| 4.外されたVベルトテンショナASSY ダンパー単体での交換かと思ったが、このタイプはアッセンブリでしかパーツが出てこない(最小単位)とのこと(INA社製は非分解式) Vベルトはテンショナダンパーを圧縮してやると外れる INA社製の特徴は、アイドルローラー中央部がアルミ色のT型トルクスねじにより組まれている ちなみに参考価格は¥15.6kである |
5.トップビュー ダンパーがアイドルローラーを押すカタチで作用する もし、異音が発生している、このままの状態で使用を続けると… @ Vベルト系の振動がさらに激しくなり A 負荷がかかるオルタやエアコン・コンプレッサーのプーリーとの摩擦(スリップ)が大きくなって B 最悪、Vベルトが破断するか、摩擦熱により高温加熱して火災発生に至る恐れも… |
6.ダンパー部 サプライヤーはドイツの「INA(イナ)社」であると表記されている (日本法人:潟Cナベアリング) 明らかにダンパーオイルの漏れ出た痕跡が伺える メインテナンスフリー化が進行する中、僅か3万キロ程度、こんなに早く不具合が発生するのは「欠陥パーツ」であろうと疑わざるを得ない 一方、OTICS(オティックス)社製だとダンパー部はサブASSYとして設定されている(¥6.7k:「16601-28011」) |
| 7.パーツ番号 VベルトテンショナASSYとしてのパーツ番号は新旧とも同一であり、これ1種類しか存在しない(2004.8.1現在) サプライヤーが異なっていても何故かパーツ番号は同一である(このような並行設定は、どのように管理していくのか理解に苦しむ) その謎から(ここからは想像であるが)、開発当初、INA社製のみの設定となっていたが、市場投入後このような不具合が分かったので、あたかもサプライヤー違いの同一部品の追加ですよ〜と見せかけ、実はキッチリと設計変更した部品を故意に別サプライヤーへ製造させ(同じサプライヤーに設計変更させるとバレ易いので)、闇で改修しているのだとすれば「リコール隠し」が成立する、とも考えられるが… |
8.交換完了 新しいVベルトテンショナはOTICS社製 アルミの鋳出で、OTICS社製であることを示す丸い識別記号がある(ミラーを使用して撮影) 鏡が無くてもエンジン上部からテンショナローラーの中心部を見れば、これまでとは明らかに異なるパーツであることが確認できる このようにOTICS社製の特徴として、アイドルローラー中央部が真鍮色の凸型特殊ねじにより組まれている
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9.新しいVベルト 新しいVベルトは三つ星社製で、品番は「90916−02601」(Vベルトのパーツ代は¥7.6k(税抜き)) 外した旧VベルトはBANDO製であるが、特に伸びが著しいということは認められなかった(Vベルト自身に不具合は認められない) |
| 10.パーツリストから Vベルトについて調べてみると、少なくとも3仕様、存在することが確認できる Vベルトの場合、このようにサプライヤー違いによる並行設定はキッチリ部品番号が異なる(これが部品を管理する上では正常な状態なのではないかと…) この情報(電子カタログ)は数ヶ月前のものであるため若干古いものの、ここに掲載されていない「90916−02601」というパーツ番号が上記の何れのパーツ番号(ハイフォン右側)より数字が大きくなっていることから、他の3仕様より後に出された新しくなったパーツであろうと考えられる(ここ数ヶ月の間に、新たに追加された品番のVベルトなのかも…) それとも、この品番のベルトが装着されているエンジンはニューテンショナに交換済みであるという暗黙の証となっているのか…? なお、価格は全て同一(¥7.6k)
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| 11.インプレッション等 費用は税等全て込みで¥7.2k(請求はVベルトのパーツ代のみで、しかも何故か10%オフ) 保証期間内に不具合が発生したことは一種のラッキーと言うべきでしょうか?いえいえ、そうではなく、設計上に起因する不良が潜在するのなら自動車メーカーはいかなる時の経過があったとしても全ての対象車に対し無償にて改修・修理すべきであると考えます。 今回の修理により、係る異音は完全に解消されました。これまで気にしつつ発進時に思い切ってアクセルを踏み込まなかった走行も、現在ではエアコンをきっちりと効かせてガンガン踏めるように戻りました。また、二次的効果としてアイドル時の振動も低減されました。(特にエアコン作動時) 一時、異音の発生初期には、アンダーカウルがビビって共鳴しているのかとも思いました(そのようにも聞こえる)が、特徴的なのは、アイドル状態からDレンジでグッとアクセルを開けて発進する際にはVベルトに大きなテンションがかかることとなり、時の経過に従って異音の発生が発進時に顕著であることに気付いたことです。 オートテンショナを使っていない一般的なタイプ(オルタの固定位置を可変してテンションを調整するタイプ)では、ベルトが伸びるなど遊びが大きくなると、「キュキュキュルキュル…」と悲鳴を上げるものですが、今回のケースのように2AZエンジンの場合、Vベルト系から発する音の質は全く異なっています。 今回の異音の原因は、「オートテンショナダンパーの不良」によるオートテンショナ及びVベルトの異常振動でした。 ボンネットを開けてVベルトテンショナのアイドルローラー中央部の特徴を見れば、不具合のあった「INA」社製(特徴:アルミ色のT型トルクスねじ)が使用されているか、或いは「OTICS」社製(特徴:真鍮色の凸型特殊ねじ)が使用されているかが分かります。 INA社製テンショナは必ず不具合が発生するとは断言できませんが(…誤解の無いように)、少なくとも、私の240と同じロットのINA社製が組まれているようであれば、今後、要注目!でしょう。(さらに、2AZまたは1AZの原動機を採用している他車種でも同じことが言えます。) また、OTICS社製では、ダンパー部がサブASSYとして設定されている(¥6.7k:「16601-28011」)ことから、このダンパー部品は消耗パーツとして位置付けられているのかもしれません。 今後、さらに3年3万キロ程度走行すれば今回と同様にダンパー部(シール)が劣化する恐れは考えられるでしょう。もしそのように劣化したとしてもOTICS社製ならダンパーのみ交換すれば良いことになりますね。(外観形状からの推測ですが、テンショナー部については、INA社製はオイルダンパー式、OTICS社製はコイルスプリング式のような気がします。) 何はともあれ、これでまた楽しく走れるようになりました。。 (^_^;) |
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