11月に入ったばかりですが、一足早いクリスマスの話題からお伝えします。宮崎市内の大型ショッピングセンターで、クリスマスツリーの点灯式が行われました。(点灯)「3、2、1・・・メリークリスマス!」クリスマスツリーが飾られたのは、宮崎市のイオンモール宮崎です。館内には、今年も、高さ6メートルのクリスマスツリーがお目見えしました。隣には、大きなサンタハウスも設けられ、ショッピングモールは、早くもクリスマスムードに包まれました。4日は、近くの一ツ葉保育園の子供たちが、サンタクロースと一緒にツリーの点灯をお手伝いし、音楽の演奏で、雰囲気を盛り上げていました。(買い物客は)「すごくきれい、早くプレゼントが来て欲しい」「(クリスマスが)もうすぐという感覚、また子どもたちがプレゼントをもらう時期なので働かないと」最後に、サンタさんから、一足早いクリスマスプレゼントも贈られ、子供たちは大喜びの様子でした。
西諸1市2町の合併協議会の休止を受けて、野尻町の住民が、4日、小林市との合併を求める署名を野尻町に提出しました。署名を提出したのは、野尻町の住民グループ「小林との合併を進める会」です。4日は、会の代表が野尻町役場を訪れ、長瀬町長に対し、野尻町と小林市の合併を求める要望書と、2078人分の署名を手渡しました。(要望者代表・高妻久人会長)「もしこれ(合併)が壊れたら困るということで、念を押してやってみようと、要望書を作って提出しようということになった」(野尻町・長瀬道大町長)「正直言って私としては、非常に心強く思っている。野尻町としては、やはり小林市との合併を、合併新法の期限内に合併したいという強い思いでいる」西諸1市2町の合併協議会は、公立病院の運営方法を巡って、10月、破たんしましたが、野尻町は、小林市と合併する考えを表明、11月18日からは、町内4つの会場で、合併に関する住民説明会が予定されています。
宮崎県の隣に位置する鹿児島県霧島市で、銀行の代理店が襲われる強盗事件が発生しました。犯人は、宮崎県内に逃げ込んだ可能性もあり、警察で捜査しています。警察の調べによりますと、4日午前11時過ぎ、鹿児島県霧島市牧園町の鹿児島銀行高千穂代理店に、男が1人で押し入りました。男は、客の女性の腕をつかんでナイフをちらつかせ、「これに金を入れろ」と、店長の男性にスーパーのビニール袋のようなものを投げつけ、現金90万円余りを奪って逃走しました。店内にいた客や行員などに、ケガはありませんでした。警察では、強盗事件として、犯人の行方を追っていて、県内の都城や小林、それに、えびのの警察署でも、緊急配備をしきましたが、まだ捕まっていません。男は、身長165センチくらい、年齢は40歳から50歳くらいで、やせ型、灰色の帽子に白いジャージーの上下、サングラス姿で、鹿児島ナンバーの白い乗用車で逃走したということです。
来シーズンに向けて、宮崎市で秋季キャンプを行なっているプロ野球、福岡ソフトバンクホークスの秋山幸二新監督が、4日、県庁を訪れ、東国原知事に、監督就任の挨拶をしました。この中で、秋山新監督は、東国原知事に、来シーズンの日本一奪回を誓いました。県庁を訪れた、福岡ソフトバンクホークスの秋山幸二新監督。東国原知事に対し、来シーズン、6年ぶりとなる日本一奪回を誓いました。(東国原知事)「調子はどうですか?」(福岡ソフトバンクホークス・秋山幸二新監督)「日本シリーズで西武と巨人がいまやっていますけど、来年はそういうふうになればなと思っています」そして、東国原知事から、歓迎と激励の気持ちを込めて、宮崎牛10キロや宮崎ハマユウポーク30キロなど、県産品の目録がチームに贈られました。秋山新監督は、キャンプの休みを利用して、MRTなど県内10の企業も訪問し、慌しい一日を過ごしました。このほか、秋山新監督は、ホークス宮崎協力会の津村重光宮崎市長のもとを訪れ、キャンプの受け入れに、感謝の気持ちを表しました。(福岡ソフトバンクホークス・秋山幸二新監督)「本当に成果の上がる練習をさせてもらっているという感じがします」「ぜひともどんどん球場のほうに足を運んでもらって、若い選手たちに声をかけて励ましてもらったらうれしく思います」(津村重光宮崎市長)「ソフトバンクホークスと巨人が日本シリーズをやって欲しいと、これが私ども宮崎市民の夢ですから、その夢を秋山新監督にかけさせて頂きたいと思っています」秋山新監督のもと、来シーズン、6年ぶりの日本一を目指すソフトバンクホークスの秋季キャンプは、11月20日まで、宮崎市の生目の杜運動公園で行なわれています。
少しでも景気が上向いてほしいとの願いを込めて、日南市のスナックには、あるモノが店内に展示されました。日南市中央通のスナックに展示されたのは、約40点のたこ。地元に住む「日本の凧の会」会員、御手洗孝さんが自ら製作したものです。(御手洗孝さん)「株は下がるし、もう日本じゅう不景気で、これは世界じゅうですよね。それで年末を目の前に控えて景気の悪いのを吹き飛ばしたい。」株価や、景気が上向いてほしいという願いから、なじみのスナックにたこを展示したという御手洗さん。店内には江戸だこ、ヤッコだこをはじめ、オリジナルのたこなど、大小さまざまなものがズラリと飾られていて、お客さんにも人気です。(男性客)「最高です。今景気が悪いので(これで)雰囲気をよくしスナックもにぎわうのでは」(女性客)「歌も楽しく歌われる。いい気分になる」このたこ、12月上旬まで、店内に展示されるということです。
九州一周駅伝5日目の結果です。5日目の4日のレースは、熊本県の水俣市から鹿児島市までの7区間、118.3キロで争われ、宮崎県チームは、トップ福岡に、4分38秒差の3位でフィニッシュしました。5日間の累計では、福岡が、25時間16分37秒でトップ、宮崎は、4分51秒遅れの2位となっています。5日は、鹿児島市から、宮崎県庁までの9区間で争われ、いよいよ郷土入りです。
スポーツや文化活動に、優秀な成績を収めた中高生に、県学生栄誉賞が贈られました。4日は、県庁で授賞式が行われ、柔道の菊川優希選手らに、東国原知事から記念品が手渡されました。今回受賞したのは、柔道の世界ジュニア選手権で優勝した菊川優希選手や、高校総体優勝の小林工業・秀峰高校新体操部、それに、中学生民謡コンクール優勝の日南学園中学校、桑水流里帆さんなど、個人13人と団体5つの84人です。4日は、県庁で授賞式が行われ、東国原知事から、それぞれに記念の盾が贈られました。続いて、東国原知事は、「みなさんの活躍が、県民に勇気と希望を与えてくれました」と、お祝いの言葉を述べました。これに対して、宮崎学園高校合唱部の阿萬智衣さんが、お礼の言葉を述べました。(宮崎学園合唱部・阿萬智衣さん)「私たちの仲間である県内にいるみなさんが、全国の舞台で活躍されることを強く願う。今回の喜びをかみしめながら、それぞれの夢に向かって、進んでいきたい」宮崎学園高校合唱部は、全国コンクールで金賞に輝き、授賞式では、全国1位の歌声も披露されました。(宮崎商業柔道部・菊川優希選手)「2回目だが、今回は世界ジュニアがとれたので、このような賞を頂いて、気分的にとてもうれしい」(小林工業・秀峰高校ウエイトリフティング部・下村裕太選手)「目標は、自分は進学するが、進学して大学チャンピオンになること」スポーツに文化に、大活躍の生徒たち。更なる活躍が期待されます。
長年にわたって、国や社会のために功労のあった人に贈られる、秋の叙勲と褒章の知事伝達式が、県庁でありました。今年の秋の叙勲には、県内から合わせて39人が、また、秋の褒章には、県内から10人が選ばれました。家族らが見守る中、受章者たちは、東国原知事から、勲記や章記などを受け取りました。このあと、東国原知事から、「みなさんの存在は心強く、みなさんの力を借りながら、県民総力戦を進めていきます」と、お祝いの言葉が贈られました。
死刑制度に対して、県弁護士会が声明です。これは、10月28日、2人の死刑確定者に対し、死刑が執行されたことを受けたもので、県弁護士会では、死刑の執行を、一定期間、停止するよう求めています。死刑執行は、今年に入ってから5回、執行された死刑確定者は15人に上っていて、県弁護士会では、死刑制度は、国際社会の流れに反しているなどと訴えています。
二科会宮崎支部の作品展が、宮崎市で開かれています。宮崎市の青木画廊には、会員たちの描いた油絵や水彩画など、20点余りが展示され、ふるさとの山や人物などが、個性豊かに表現されています。二科会による作品展は、宮崎市の青木画廊で、11月9日まで開かれています。
環境問題に関心を持ってもらおうと、日南市で、小学生たちが、廃油キャンドルづくりに挑戦しました。廃油キャンドルづくりは、日南市の飫肥小学校が、環境体験学習の一環として、5年生を対象に毎年行っています。4日は、約40人の児童が参加し、はじめに、地球温暖化の仕組みなどについて、説明を受けた後、キャンドルづくりに取りかかりました。子どもたちは、地元の環境保全グループ、「飫肥に灯りをともす会」のメンバーのアドバイスを受けながら、アルミホイルで容器をつくり、凝固材と廃油を流し込む作業に取り組みました。(児童は)「身近に使っているもので、いろいろつくったりしたら、地球を守るためにもつながると思いました」子どもたちは、廃油キャンドルづくりを通して、環境保護や、リサイクルの大切さを学んでいました。
日向市への進出を計画している、国内有数の製材加工会社中国木材と、県内の林業団体が、進出の覚書を締結したことについて、県議会の常任委員会で、議論が交わされました。4日は、県議会の環境農林水産常任委員会が開かれ、初めに、県側から中国木材と県内林業団体が、10月に進出の覚書を締結した経緯が説明されました。これに対し、議員からは、「中国木材の土地取得のスケジュールはどうなっているのか?」や、「反対している人への対応は?」などの質問がありました。これに対し、県側は、「林業の活性化のためにも早期進出が実現するよう地元と連携していく」と答えました。中国木材は、日向市細島の工業団地に工場を建設し、年間30万立方メートルの原木を集めることを計画しています。