2008年11月4日 18時51分更新
子どもが犯罪に巻きこまれるのを防ぐため、学校近くでのパトロールなどを行う「スクールサポーター」の人たちが使う専用の車が導入されることになり、岡山市で出発式が行われました。
岡山県内の22の警察署には、スクールサポーターと呼ばれる非常勤の職員26人が任命されていて、学校周辺でのパトロールや街頭での警戒など、子どもの安全を守る様々な活動を行っています。
4日はそのスクールサポーターが使う専用車両26台が、岡山市の桃太郎スタジアム前の広場にお目見えし、県の関係者や伊島幼稚園の園児など、およそ300人が集まって出発式を行いました。
出発式では、石井知事が車両の鍵をスクールサポーターに手渡したあと、スクールサポーターの代表が「車の機動力を発揮させて子どもの安全を守るため効果的な活動を展開させます」と決意を表明しました。
この専用車両が導入されるまで、スクールサポーターたちは自家用車でパトロールすることもあったと言うことですが、青い回転灯が取り付けられた専用車両が導入されたことで、犯罪を未然に防ぐ効果も期待できると言うことです。