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格闘技で遊び生徒に重傷/座間市立栗原中の男性教諭、和解成立
- 社会
- 2008/11/04
座間市立栗原中学校で昨年五月、英語担当の男性教諭(32)が当時二年生の男子生徒(13)と格闘技をして遊んでいた際、誤って足首の骨を折る重傷を負わせていたことが四日、分かった。
市によると、生徒が骨折したのは昨年五月十六日。スポーツテストの休み時間に南米の格闘技「カポエイラ」の経験がある教諭と、生徒数人がカポエイラをした際、教諭が両足で生徒の両足を挟んで倒す技をかけたところ、くるぶしの骨が折れたという。生徒は約二十日入院するなど完治まで二百六十五日かかった。後遺症はないという。
市が生徒側に約八十七万円の賠償金を支払うことで十月二十三日に和解が成立。市立中学校の人事を担当する県教委は懲戒処分には該当しないと判断し、教諭は校長から口頭注意を受けた。
市教委は「体罰などではなく遊びの中で起きてしまった。生徒とのコミュニケーションは大事だがけがのないように配慮すべきだった。相手方には大変申し訳ない」と話している。
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