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生活
総合周産期母子医療センター 道内、受け入れ拒否79件 昨年度 札幌、旭川の2病院(11/05 01:00)道は四日の道議会保健福祉委員会で、道内六カ所の「総合周産期母子医療センター」で昨年度、市立札幌と旭川厚生の二病院が妊婦や新生児の受け入れ計七十九件を拒否していたことを明らかにした。道は、周産期医療を担う道内三十一医療機関と道医師会などに、他の診療科と連携強化を図るよう要請した。 自民党・道民会議の北原秀一郎氏(紋別市)への答弁。 東京都内で七病院に受け入れを断られた妊婦が死亡した問題を受け、緊急対応が必要な妊婦や新生児へ医療提供を担う同センターを対象に調査した。 道によると、市立札幌では二百五十五件の受け入れ要請に対し七十七件を拒否し、旭川厚生では、百十五件に対し二件断っていた。市立札幌が妊婦五十七件、新生児が二十件に上り、旭川厚生は二件とも妊婦だった。拒否された患者は、いずれも別の医療機関が受け入れたという。 拒否理由について道は「ほとんどが産科病床や新生児集中治療室が満床だったため」としている。 |
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