2008年11月01日

◆ 防衛省のウィルス対策

 防衛省職員に届く外部からのメールの4割がウィルスつきだという。トロイの木馬ふうに、パソコンの情報を抜き取って、中国に送るのが目的。

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 上記の情報は、読売新聞(朝刊・1面・コラム 2008-11-01 )による。
 これを読んで、愕然とした。中国のIT技術の悪用に、ではなくて、防衛省のIT技術の低さに、だ。
 メールの4割がウィルスつき? 防衛省としてのウィルス対策がゼロ同然? すべては個人レベルでパソコン内で処理するということ?
 呆れましたねえ。これじゃ、一般人よりも、圧倒的に低い。少なくとも私のパソコンには、メールのウィルスなんか届かない。ここ数年で、数件ぐらいかな。あとはことごとく、プロバイダがブロックして、ウィルスを削除した。私のところには届かない。
 というのは、もちろん、プロバイダの「ウィルス駆除サービス」というのを受けているからだ。
 防衛省はどうして、そういうことをしないのか? 日本で一番、ウィルス駆除が必要な部門が、最もセキュリティが甘い。中枢が一番、間抜けである。
 これじゃ、高木浩光 氏がいくら「セキュリティをしっかりしろ」とあちこちで言っても、尻抜けだろう。民間企業のなにがしが どうのこうの、というような問題ではない。日本で一番セキュリティの必要なところが、一番ゆるゆるだ。

 ゆるゆるなのは、政府の頭かな?
 そう言えば、IPA は何やっているんだろう? 民間向けに広報サービスするよりも、政府自身に向かって「セキュリティをしっかりしろ」と言う方が、よほど重要だろうに。

( ※ 商売っ気があったら、防衛省にウィルスメール防護システムでも売り込んでください。ただし、ウィルス駆除ソフトなんかじゃダメですよ。そりゃ、ずるい。  (^^); )

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 他にブラウザ経由のウィルスもある。これは、たまにありますね。
 ネットでウィルスを無償チェックしてくれるところもありますよ。
 どこにあるかは、うまく検索すればわかります。
posted by 管理人 at 13:01 | Comment(0) | コンピュータ_04
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