中国外務省の秦剛報道官は4日の定例会見で、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の特使との対話について「ダライ・ラマは分裂の主張を放棄し、生きている間にチベットに有意義なことをするべきだ」と述べ、独立要求を放棄するよう求めた。
ダライ・ラマは独立ではなく「高度な自治」を求めるとたびたび主張しているが、秦報道官は「ダライ・ラマが情勢をはっきりと認識し、立場を変えるよう望む」と強調した。(共同)