公開討論
ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６ vs 静流

* カテゴリー：未分類 [ 2008年10月26日 ]

このエントリーはｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６氏と憲法改正社管理人：篠原静流の二人による討論のためのみを目的としてセットされた公開討論場である。

この討論の目的はｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６氏がさららさん及びアカリさんの立場に立って憲法改正社管理人：篠原静流との間で擬似ディベートを試みることで、これまでなぜ両名と静流との間で議論が平行線をたどり続けてしまったのかを解明することである。

そういった特殊な目的の為のエントリーであるため、今回は恐縮ではあるが、基本的にｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６氏と管理人：篠原静流以外の方々のコメントはご遠慮いただきたい。なお、ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６氏の見解が、さららさんん、アカリさん両名の見解と相違していると両名が判断した場合のみ、当該両名はｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６氏に対して、その旨、コメントでお知らせいただきたい。

では、叩き台として別場所でｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６氏が用意した二つの質問に管理人：静流が回答するところからスタートしたい。

中山前国交大臣の「日教組はガン」発言に、同意するかどうか。
同発言は、日教組への「批判」として有効だと思うかどうか。

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■コメント=25

静流 2008年10月26日（日）00時24分| URL | 編集

回答１-同意する。
回答２-有効である。

**********以後解説**********

「発言内容」について～日教組が不適切な組織であることには疑問の余地はありません。

「TPOについて」～担当省庁（文科省）ではないから大臣として発言するのは不適切であったとは思えません。仮に中山前国交大臣が文部科学大臣であったとしても、発言内容でクレームを付けられたでしょう。担当外だからというのは跡付け理由に過ぎません。

組合員にはマルクスレーニン主義に基づいた活動に熱心なものもいますし、周囲の雰囲気に流されて組合に加入しただけで社会主義運動にはまるで興味がないという程度の職員もいるでしょう。

今回の件で、改めて自分たちの組織がどのように認識されているのかを考えるきっかけになったのではないでしょうか？

**********あくまで「叩き台質問」に対する「叩き台回答」であることをご了承ください。**********

ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６ 2008年10月26日（日）18時41分| URL | 編集

お忙しい所、お手間を取らせてしまって、申し訳ないです。まぁ、特に緊急性のある話でもなし、ゆるゆると進めて行きましょう。

さて、私の設問にお答え頂いた訳ですが、ここから既に、立ち位置が違っているのですよね。「日教組はガン」発言に対する私の立場は、「同意するけど、批判としては無効」という事になります。

日教組が歴史的にずっとソ連の浸透を受けおり、ソ連が崩壊するまでその強い影響下にあったという事は、今ではほぼ公然化しています。まぁ、在職中に生徒にロシア民謡以外の曲を教えなかったという事を誇らしげに語る音楽教師なんかを、実際に目の当たりにした事のある人間からすれば、何を今更という話でもあるのですが。更には、ソ連崩壊後もそうした経緯に対して、自らは何らの総括をする事も無く頬被りを決め込み、今なお民潭や総連、部落解放同盟、主体思想研究会といった団体とズブズブの関係を続け、率先して政治活動や思想運動を行っているとあっては、「教職員の組織として不適切」であるだけでなく、「左翼としても失格」であり、「日本にとって極めて有害」な団体と看做してよいと思います。そうした認識に基づき、私は中山前国交大臣の「日教組はガン」発言には深く同意しています。その上で、私は中山発言を「批判としては未成立」だと考えています。

念の為に書いておきますが、静流氏の言われる「日教組へのプレッシャー」という効果や、日教組という組織に関心を持っていない人間に関心を喚起するという意味での中山発言の意義や価値を認めない、という話ではありません。特に、水面下での活動を事とするああした団体に対しては、「光を当てる」という事が非常に重要ですから、その意味では非常に価値のある発言だったと思います。あのバタバタしたクレームが、効果が有った事を証明していますしね。中山発言のそうした効果や意義、価値を認めた上で、私は「批判としては」未成立だと考えている、という事です。

言葉の用法の問題という事になるかも知れませんが、私は「批判」という言葉を、『主張や行為といった「具体的な事実」を対象に、それが「何故」「どの様に」間違っているかを明確にする作業』という意味で使用しています。中山発言は、その意味での「批判」に合致しません。だから「批判としては未成立（批判にはなっていない）」という判断になる訳です。

取敢えずここまでの私の意見で、論旨に難のある部分などありましたら、お聞かせ下さい。

静流 2008年10月26日（日）22時54分| URL | 編集

そうですね。まったり進行ということで参りましょうか。

２に関しては実は「有効」とすることに私自身かなり抵抗はあったんですよ。ただ、たたき台ということで最初は極力むき出しの回答をするほうがよいかと考えて「有効」としました。

>言葉の用法の問題という事になるかも知れませんが、私は「批判」という言葉を、『主張や行為といった「具体的な事実」を対象に、それが「何故」「どの様に」間違っているかを明確にする作業』という意味で使用しています。

同意します。私も反日ブログ監視所では、批判対象としたブログのエントリーに関してはそういうスタンスで批判記事を書いてきたつもりでしたし、反論があるなら私のエントリーのどの部分にどう反論するのか明確にせよと述べていましたから。

で、あえて私が「有効」としたのは中山発言は対日教組戦の一部に過ぎないと考え、パーツとしての有効性を考慮したことに加え、未だ中山発言は終了しておらず、大臣辞任後も続いている（現にWILL等に寄稿している）と解釈したからと自己診断しました。

では次に移っていただけますでしょうか。

ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６ 2008年10月27日（月）01時47分| URL | 編集

まぁ、初手を見れば、次の一手は見え見えだと思いますが・・・

「では、最初の設問が、
①「護憲派は頭が悪い」という意見に同意するかどうか？
②「護憲派は頭が悪い」は、護憲派に対する批判として有効だと思うか？
であった場合は、静流氏の答はどうなるのでしょうか？」
です。「低リテラル」や「認識能力に問題がある」など、表現の仕方には幾つかのバリエーションがありましたので、意味を勘案してここでは簡単に「頭が悪い」という言葉を使う事にしました。
『「低リテラル」と「頭が悪い」では意味が違う』
という様な不都合がありましたら（つまり「低リテラル」なら同意するが、「頭が悪い」なら同意できない、といった事）、『「頭が悪い」という言葉とどう違うのか』を提示の上で、お好みの言葉に変換してお答え下さって結構です。

静流 2008年10月27日（月）03時43分| URL | 編集

＞まぁ、初手を見れば、次の一手は見え見えだと思いますが・・・

いや、恥ずかしながら見えなかったんですよ、正直に言って。突然「中山発言」が出てきたので戸惑うばかりでした。

(1)同意します。
(2)同意しません。

このケースは先の中山前大臣のケースとは条件がずいぶん違います。どこがどう違うかの説明はおそらく本題とは関係しないのでしょうから割愛します。こっちがメインですね。

このケースはさすがに(2)には同意しませんよ（笑）。これは批判とは言いません。現に私が反日ブログ監視所でブログ批判（正確に言えば記事批判）した際に、「ばーかばーか」としか言い返せないブログ管理人が（複数）いましたが、それは批判返し（反証）できなかったと看做されていましたし、私もそう判断していましたので。

だからと言って「馬鹿と言うな」などと野暮は言いません。この前後に、何処がどう馬鹿かと説明できて初めて批判となると考えています。

では仮に私が「護憲派は馬鹿である」というタイトルのエントリーを立てたとしましょうか。この場合、記事内容でその根拠を十分に示したならば、タイトルの「品（ヒン）」は兎も角として、護憲派批判記事と言えるでしょう。しかし記事内容でも、馬鹿だの低脳だのとしか書けないようでしたら、私は情けない厨房に成り下がります。まさしく私が嘗て命名した「嫌安倍厨」の態度そのものです。そう言う記事は護憲派批判の記事などとは決して言えませんよね。

では私が「護憲派は馬鹿？」というタイトルでエントリーを立て、記事で「護憲派は馬鹿だと思う方は賛同してほしい、そう思わない方は不賛同を表明してほしい。」と書いたら、そのエントリーは護憲派批判記事なのかというとそうではありません。

そこで持ち寄られた護憲派に対する見解が的を得ていると認識されたら、そのコメント欄で書かれた内容自体が護憲派批判となるのであって、最終的に下された「やっぱり護憲派は馬鹿決定」というのは（正しい）レッテル貼りに過ぎません。

そして護憲派がそのレッテルに不満ならば、そのレッテルを貼られることとなった事実と思われたことや、そこから導かれた見解自体に正攻法で反論するべきです。その反論が有効と認められれば、必然的にレッテルも取り替えられることでしょう。

これは逆に言うと、その場で正々堂々と改憲派と遣り取りし、自分の論が破綻したら、潔く改憲派に理があることを認めねばならないということです。そこまで出来たらすでに自分が護憲派であり続けねばならない理由などなくなり、改憲派がいくら「護憲派は馬鹿だ」と言っても、その品性に眉を顰めることはあったとしても、もう自分のことを馬鹿だと言われていることにはなりません。

しかしここでもうひとつの問題が出てきます。護憲派側には正攻法で改憲派と議論しようとする者ばかりが居るのではないということです。

日本国憲法が成立して以来、護憲派、とくに護憲政党・護憲団体・護憲運動家は改憲派の主張を不当なレッテル貼りや数にまかせた圧力で封じ込め続けてきたのです。結果として現在でも制定当時の憲法が維持されています。

では次に、そういった運動家ではない「なんとなく護憲派」に目を向けてみましょう。おそらくは如何に護憲運動家連中が卑劣な行為を繰り返してきたか、理解できている人は少ないでしょう。しかしながら、護憲派であるということは、そういった卑劣な護憲活動家のおかげで希望の状態（憲法が変わらずにある）が維持されているのです。これは改憲派から見れば、卑劣な護憲活動家側の利益受給者であり、「なんとなく護憲派」の利益は改憲派が受けてきた卑劣な仕打ちの上に成り立っているのです。

しかしながら、活動家と「なんとなく派」を一緒くたにして非難するつもりはありません。その卑劣さを知らなかったが故の「なんとなく護憲」であるのだろうと判断するからです。

では、再度ブログのエントリーの話に戻りましょう。私が「護憲派は馬鹿？」というエントリーを立てたとします。

そこに護憲派が参加し、正々堂々と改憲派と遣り取りし、異見が認められれば、改憲派が護憲派に早代わりするかどうかは別にして、少なくとも「馬鹿呼ばわり」はできなくなるでしょう。

ところが、当該護憲側が礼儀を弁えず、論者としての誠実さを放棄し、更には相手を馬鹿にし、挙句の果てには議論そのものを潰そうとしたらどうでしょうか？それこそが護憲派の常套手段なのです。そしてそういった「正々堂々とした議論」の潰し屋は本来、護憲派・改憲派共通の敵であるはずです。ここは一旦、護憲改憲の区別なく、両者手を取り合って非難すべき相手であるはずです。

しかしながら、ここで「なんとなく護憲派」が、その潰し屋の行為を看過し、正当化（とまでは言わなくとも相対化）しようとしたら、改憲派がどう見るか、考えてみていただきたいのです。これまでは卑劣な活動家とは線引きしていた「なんとなく護憲派」、「無邪気な利益受給者」から最早「卑劣な張本人」へと自分で自分の立ち位置をシフトしたと看做すのです。

ようするに私の立場からすると、浮き輪を投げ渡す相手から棒で叩いて沈める相手へと変化するということです。

参照サイト
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3415723

ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６ 2008年10月27日（月）20時21分| URL | 編集

実は、静流氏が「本題と関係ないだろう」といわれている「条件の違い」こそが、今回私が挑んでいる「お互いに話が通じていない」という問題の、主要な構成因子の一つだったりする訳ですが・・・その話に進む為に、まずお互いの足場の確認からやって行きます。

上記設問に対する（現在の）私の立場は、
①その言葉に非常に強く共感する部分はあるが、残念ながら同意は出来ない。
②「批判として」は無効である。
となります。「（現在の）」という但し書が入るのは、参照に挙げられている記事を読んでいた時点では、
『「批判の手法」として考えれば（評価するなら）問題アリだけど、戦術的にはこういう試行もアリかな。』
と、私が考えていたという事実に拠ります。

②に付いての判断理由は、「日教組」に付いてのそれと同じですので、繰り返しません。問題は①に付いてなのですが・・・

まず、パラグラフを前後に分けて、「強く共感する部分はある」という部分から説明します。まぁ、この点に付いては、特に説明が要るとは思わないんですけどね。

私も『憲法（と言うか「９条」）は改正（まぁ、そうした主張の中では「改悪」と表記されていますが）すべきではない」、或いは「改正してはならない」といった趣旨で書かれた論説を、それなりの数読んで来ました。で・・・お分かりの通り、私もそうした論説の中で、「論としてまともな代物」にはお目に掛かった事が無い訳です。

ここで「論としてまとも」とはどういう事かに付いて、考えておく必要があります。まぁ、簡単に定義すれば、「科学的、合理的な思考手法に基づいている論」であり、具体的には、思考の手法が「所与の条件から結論を導く」という方向で一貫している、という事を指します。

「憲法改悪ハタ～イ！」とオダを挙げている方々の主張というのは、そういう構造をとっていないんですよね。まず「憲法改悪絶対反対！」という結論がありきで、その結論を正しいという事にする為の「条件」やら「（屁）理屈」を、後付けで創り出している訳です。だから、「まともな論」を期待して読んだ人間は、
「・・・論拠にしているその前提は、一体何処から出て来たの？」
と戸惑いますし、どれを読んでもそんなのばかり、という事になると、
「・・・こいつら、頭がどうかしているんじゃないか？」
という感慨を抱いてしまうのは、コレはもう避けられない訳です。で、無論その点に付いては、私も例外ではないですから・・・強く「共感」を覚えざるを得ない訳です。

ちなみに、この「結論から前提を創り出す」という手法は、エンジョイコリアなどでは「朝鮮式論法」としてポピュラーに認識されつつあります。韓国側と日本人との論争では、先方が嫌というほどコレを繰り出してきますんで。まぁ、「絶対的に不可謬でなくてはならない認識」を抱え込んで話をすれば、そうならざるを得ないのでしょうが・・・しかし、こうした「考え方」が正しいとされる社会では、科学的、合理的思考は根付かないでしょうなぁ・・・。

ちょっと長くなりましたので、「同意できない理由」に付いては稿を改めます。で、その後で「その立場から、上記で静流氏が説明されているスタンスがどう見えるのか」を説明する、という手順を採らせて頂きます。煩雑ではありますが、話の手順を跳ばすと混乱するしかないですから、我慢して頂きたいと思います。

ここまでの部分に付いて何かありましたら、お書き下さい。

静流 2008年10月27日（月）20時34分| URL | 編集

>実は、静流氏が「本題と関係ないだろう」といわれている「条件の違い」こそが、今回私が挑んでいる「お互いに話が通じていない」という問題の、主要な構成因子の一つだったりする

それは失礼しました。

>ここまでの部分に付いて何かありましたら、お書き下さい。

いえ、大丈夫です。出来ましたらそのまま進んでいただけますでしょうか。

ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６ 2008年10月28日（火）00時40分| URL | 編集

それでは、続けます。

上記で述べました様に、私自身が「憲法改正反対」を主張する論説に首を傾げ続けて来たという経験がありますし、そうしたモノを読む度に、「そうした論説を書く人々」に対して、
「・・・頭がおかしいんじゃねぇのか？」
と思って来たのも間違いありません。そして当然の事ですが、「そう思った事」が間違っているとも全く思いません。ですから、他の人が「護憲派は頭が悪い」と言った場合などには、その発言に至った経緯とその心情が、文字通り「我が事の様に」理解できますから、「共感」する訳です。

と言うか・・・「護憲派は頭が悪い」という言葉が上記の文脈上の意味、即ち「憲法改正反対を主張する人々」に対する「頭が悪い」（私の感覚により近いニュアンスの言葉では「頭がおかしい」なのですが）という「評価（感想）」として語られているのであれば、私は自らの経験を根拠として、それに「同意」するのです。

ただ「護憲派は頭が悪い」という言葉を、一般命題として検証の俎上に載せるという事になると、コレはなかなか「同意」するのが難しい・・・と言うか、命題として扱う事自体に無理があるだろうと思うのですよ。

ここでもパラグラフを二つに割って、「護憲派」というタームと「頭が悪い」という「仮説」を分けて、話を進めます。

まず「護憲派」というタームなのですが、それ単体では明確な定義が不能なんですよ。唯一可能なものとして、「改憲派でない」という定義は在り得ます。「改憲派」は「憲法改正を主張している人々」という明確な定義が可能ですので、「改憲派でない」ならば「改憲派」の明確性に乗っかる形で明確化できます。ここで言う「明確性」というのは、「定義の正当性が事実によって担保されている」という意味で、定義が「言葉として明確かどうか」という意味ではありません。逆に言えば、それ以外の形で「護憲派」というフレームの範囲を明示できる手段は無いのです。

この問題は、何らかの基準を設けて「護憲派」を細分化するといった方法では解決できません。例えば、「改憲派」「中間層」「護憲派」というフレームを作ってみても、「中間層」と「護憲派」を分かつ境界線を明確に定義する事が不可能ですから、どの道「設定してみただけ」という話にしかならないのです。そうした分類を仮構築してみる事に意味が無いという話ではないのですが、「改憲派でない」以外の形で定義される「護憲派」という言葉は、明確化され得ない以上は何処まで行っても、「言葉の世界のみ」に存在する「イメージ」の範囲を出る事が出来ないのです。

そして、その概念自体が「明確な実体」を表すものではないのですから、それに付いて論じられる言葉は、『「護憲派」という「イメージ」を共有する者の間でしか流通しない言説』でしかない、という事になります。

取敢えずここまでで、何かありましたらどうぞ。

静流 2008年10月28日（火）11時00分| URL | 編集

>取敢えずここまでで、何かありましたら

ここは次をお聞きすることを優先したいと思います。十分、仰りたいことは理解できています。次をお願いできますでしょうか。

ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６ 2008年10月28日（火）20時59分| URL | 編集

では、続けます。

一応、念を押しておきますが、コレは『「護憲派」という言葉そのものが無効だ』という話ではありません。と言うよりも、日本社会に於ける憲法を巡る言論や認識の状況を、構図として包括的に論じる場合などには、そうした形でのカテゴライズという操作は必要不可欠なのですから、「護憲派」という言葉自体は有用だし必要です。

ただ「護憲派」という言葉は、本質的に上記意味での・・・つまり「状況を模式的に論じる為の仮構築された概念」以上の意味を持っておらず、現実世界で「護憲派」を実体として抽出するというのは無理があります。

「護憲派」という言葉を定義しておいて、その定義を投影する形で括ってみるという手法（要は「レッテル貼り」です）は考えられますが、その手法で抽出する「護憲派」を、普遍的意味を持つものとして扱うには、前提として、その根拠となる「定義」が普遍的に正当性を認められている必要があります。

つまり、簡単に纏めれば、
①「護憲派」という言葉は、本質的には単なる記号（標識）に過ぎない。
②「護憲派」という言葉には、普遍的に流通している明確な定義が存在しない。
という事です。

各人が各様に持つ「護憲派」の像はあり、定義はあり、それぞれの「護憲派」に対する「評価（感想）」はあるんですよ。恐らくそれらは、各人の体験的事実に基づいているのでしょうし、「個人の認識」としてはそれぞれに有効です。

ただ、普遍的意味での「護憲派の一般性質」を論じようと試みるのであれば、前提として普遍的意味での「護憲派」が確立されておらねばならず、そこが満たされていない状況下で「護憲派の性質」を論じるというのは、ちょっと無理筋ではないかという気がします。

秋山氏の「護憲派＝低リテラシー」説を巡る静流氏のエントリを拝見していた時に、
「こういうのもアリかな」
と思っていたという事は、先に書きました。

あの試行は要するに、秋山氏の「仮説」を叩き台に掲げて、公開の場でそれを材料とした議論を行い、それ通じて各人の「護憲派」に付いての認識をインテグレートする事で、「護憲派」に付いての共通認識に近付く事を目指したものと理解しています。手法としてはフェアだし、その点に付いては問題はないという認識は変わっていないんですが・・・

静流さん、貴方が「護憲派」に対して、
「何とかこいつらを一纏めにして屠る方法は無いものだろうか？」
と考える心情は、良く分かるのですよ。「護憲派」の裾野の広さを思えば、
「各個撃破では埒が開かんわ！」
と考えるのは、コレはもう当たり前の事ですし、私も、
「護憲派を一纏めにして批判出来たら便利だろうなぁ・・・」
と思います。で、私の中にもそういう「思い」があったから、アレを読んでいた時に、「手法的には問題は無いし、こういうのもアリかな」
と思った訳ですが・・・

どうもその後色々考えてみると、こうした方向、つまり、各人の「護憲派」認識を集める形で、「公論」支え得る様な普遍性のある「護憲派」像を構築するというのは、企画として無理がある様な気がします。仮に合意が出来ても、それはあくまで、「議論に参加した者の間での共通解」としての「護憲派」像でしかない訳で・・・この手法でも、見合わない位の莫大な手間を掛ければ「普遍的な護憲派像」に辿り着けない事は無いのでしょうが、方法としては、不毛な程に非効率的な作業の様に思います。

取敢えず、一休みします。酷くくどい文章だとお思いでしょうが、コレばかりは習性でして直し様がありません。申し訳ないですが、我慢してお付き合い下さい。

ここまでで何かありましたら、お書き下さい。

静流 2008年10月28日（火）22時43分| URL | 編集

ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６さん
大変なご苦労をしていただいているということは十分に理解できています。そしてこれまでのｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６さんの気遣いも理解できているつもりです。そして貴方のコメントが決して私に対する伝達のみを目的にしているのではないことも理解できています。というよりも、これまでのｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６さんのコメントで私（篠原静流）が、「言われて初めて気がついた」類のものはありません。しかし私がどれだけ理解しているかはｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６さんにもわからないはずでう。そいいう意味合いでは、ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６ｓんの手法は正着であると思います。

私の過去のエントリーが、件のさららさんの不快感とどのように関わるのか、そして今後同じトラブルを避ける為に共通認識としておかなければならないことは何なのか、ということが本来の目的であり、そこに辿り着くのにスコラ哲学的に論を展開していただくということは必要不可欠のことでしょう。

実際に私の過去の手法がどのように、さららさんとの間で齟齬をきたしたのかという話にいたるまでは、私から話の腰を折ることは不適切であると判断しています。どうか、ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６さんの見解を先にお聞かせください。

なにも毎日コメントを入れてほしいと言っているのではありません。空いている御時間に、見解をお聞かせいただければ幸いです。今後ともよろしくご指導ご鞭撻お願いします。

ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６ 2008年10月28日（火）22時46分| URL | 編集

一休みを終えましたので、続けます。

目先を変える為に、「頭が悪い」の方に移りたいとます。厳密に話をするならば、「頭が悪い」とか「低リテラシー」というのはあくまで相対評価であり、「認識能力に問題」というのは事実として実証可能なのかも知れない、という違いがあるのでしょうが、その相違に付いて論じられる準備が無いので、ここではパスします。

話に入る前に、ちょっと変化球になりますが、一つ質問をさせて頂きます。

静流氏はＬ・・・「わくわく４４」氏を、「護憲派」と「改憲派」のどちらに位置付けられているのでしょうか？

静流 2008年10月28日（火）22時59分| URL | 編集

＞・・・・ここではパスします。

はい、現在のところそれでよいでしょう。パスしましょう。

＞わくわく４４氏を、「護憲派」と「改憲派」のどちらに位置付け

護憲派に位置づけています。単刀直入にお答えしたほうがよろしいでしょうから、こうなります。

ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６ 2008年10月29日（水）21時30分| URL | 編集

あっと、すれ違いで一つ、コメントを頂いていた様ですね。読み落としておりました。

まぁ、こういうポジションでやる以上、性質としては所詮は「雑談」に過ぎませんので、苦労を云々する様な話でもないです。それよりも、お忙しい中この様な「雑談」に付き合わせてしまって、申し訳ないです。趣旨は理解して頂いている様で、安心しました。

まぁ、コレが「静流氏と私の間での話」であれば「のんびりとやって行きましょう」で良いのですが、経緯と趣旨から言うと、私の方がのんびりとやるというのはちょっと問題かと思います。静流氏には、くれぐれも負担にならない程度にお相手頂けたらと思います。

さて、「わくわく４４」氏を「護憲派」に位置付けているとの事で、安心しました。万が一「改憲派」に位置付けていると言われていたら、話の継穂を何処かに探しに行かねばならない所でしたから。

私の位置付けでも、「わくわく４４」氏は言うまでも無く「護憲派」です。その主張の方向性が、改憲手続きを「現実的に改憲が不可能な形」に捻じ曲げようとするものですから。問題は、何故「護憲派」の彼がそうした戦術を採っていたのかなのですが・・・要するに彼は、説得力のある「護憲論」や「改正反対論」は存在していないという事を、知悉しているのだろうと思うのですよ。そうでなければ、静流氏と対話をするのに「改憲派」を名乗る様な姑息な事をする理由が無いので。

つまり「わくわく４４」氏の行為自体が、『「日本が」憲法（９条）を改正すべきでないとする合理的な理由』は無いという事を承知の上で、「憲法改正」への動きを妨害しようとしている者の存在を証明している、という事です。「日本が」を鍵カッコで括っているのは、言うまでも無く、日本以外の幾つかの国は「９条が改正されるべきでない」とする理由を持っているのだろうなぁ、という意味ですが・・・。

「護憲」運動を主導している団体の中には、「日本がどう在るべきか」などという視点とは全く関係無しに、「日本に９条を改正させない事」自体を目的としている勢力があり、そうした勢力の垂れ流している「護憲論」というのは、元から生粋の「欺瞞」なのだろうと思います。で、「わくわく４４」氏の採った行動が、少なくとも彼自身が、そうした「護憲論」が検証に耐えられる様なレベルのものではないのを承知している事を示しているのだろう、という事です。

で、何が言いたいかといいますと・・・少なくとも護憲派の一部は、「護憲論」を確信的に「欺瞞として」垂れ流しているのだろう、という事です。まぁ、一部でなく全部だという可能性も有りますが。となると・・・「リテラシー」の問題ではなくなる、という事です。自らの主張に付いて、本人達が端っから「正しいなどと思っていない」んですから。

『そうした「欺瞞」を信じている人々』に付いて、そうした事を信じてしまう原因を「リテラシー」という視点から考察するのは問題が無いと思いますし、そうした「欺瞞」を信じてしまったが故に「リテラシーが低くなってしまっている」という可能性に付いても、考えてみる価値があると思います。実際に、対話を試みてビックリする様な相手が存在するというのは、事実なのですから。

ただ「リテラシー」の検証の為には、「護憲論」の欺瞞性に付いての認識が、前提として共有されていなくてはならないんですよね。命題として「正しくない＞のに何故信じ（てい）るのか？」という形を採るしかないので、「正しくない」が真でないと、命題として成り立たないですから。

「護憲派」という問題を総枠で考える時に、「リテラシー」という視点から考察すべき領域が有るという事には、私も同意します。ただ、上記の「欺瞞」と「リテラシー」の事だけを取っても、位相の違う問題であり、「護憲派」の総体に対して「リテラシー」という視点から批判を加えるという試みは、その試み自体が論点と批判手順の混乱を招くという危険性が高いのではないかという気はします。

では、取敢えず今日はここまでという事に致します。何か問題点等有りましたら、ご指摘下さい。

静流 2008年10月29日（水）22時18分| URL | 編集

>「わくわく４４」氏を「護憲派」に位置付けているとの事で、安心しました。万が一「改憲派」に位置付けていると言われていたら、話の継穂を何処かに探しに行かねばならない所でしたから。

それはこちらもですよ（笑）ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６さんが「わくわくさん」を「改憲派」に位置づけるとするなら、どこからどう説明しなければならないのかと気が遠くなりそうでした。

で、その後のご説明は、ようするに「左翼がサヨクにさよく時」の管理人：汲取り屋さんがもうかれこれ十年ほど前からウェブ上で指摘しているとおり、氏の用法を借用すると、「上級サヨク」と「下級サヨク」を護憲派に当てはめているのですよね。

で、両者を同一視して「下級サヨク」の定義を「上下サヨク」共通定義とすべきでないというのと同様に、「上級護憲派」と「下級護憲派」を同一視し、両者に下級護憲派にのみ該当するレッテルを貼るべきではないというのがｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６さんの今回のコメントの趣旨ではないでしょうか。

その件に関してはアカリさんのブログで最近コメントしたばかりですので、よろしければご参照ください。

サヨクであれ護憲派であれ、意図的に嘘、デマを流すものがいる一方で、まんまとそれに引っかかるナイーブ＆イノセントもいるということでしょう。

しかしそれは今回の件とは別問題ではないでしょうか。さららさんは自分が護憲派であり、護憲派は馬鹿だと言われると自分が馬鹿だと言われているように思うから不快だと言っているのではないのですか？

それが意図的に嘘、デマを流す「上級護憲派」が言っているのなら、ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６さんの言い分は実に的を得ているのですが、さららさんはどちらかというと「雰囲気護憲派」、「下級護憲派」であり、意図的なデマゴギストではないでしょう。

追記；
＞命題として「正しくない＞のに何故信じ（てい）るのか？」という形を採るしかないので、「正しくない」が真でないと、命題として成り立たないですから。

仰るとおりです。だからこそ今、それをこのブログで訴えていくつもりです。再開後すでに幾つかのエントリーでアピールしているように日本国憲法は差別憲法であり、日本人差別を正当化するための差別装置であるから問題なのであり、その憲法を守るという事は日本人としてあるまじき反日なのだというのが私の根本思考なんですよね。こういう切り口はなかなか保守派にはできないと思いますよ。いろいろ制約があるでしょうから。私はリベラリストだから平気なんですが。

９条を国防問題と関連させるのは当然なのですが、それより以前に、日本人差別を止めれば必然的に９条は改正されねばならないという結論に導かれるはずで、憲法との兼ね合いとしての国防問題はおのずと解決するものであると考えています。

ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６ 2008年10月30日（木）22時47分| URL | 編集

やっと、本論に近付いて来ました。

「同一視」の問題ではなくて、批判の手法として混乱している、という話です。

韓国の歴史認識問題を例にします。

御存知かとは思いますが、韓国では国策として、歴史事実を隠蔽、歪曲、捏造して創り上げたファンタジーを、「国史」として公教育で教えています。当然の事ながらその結果として、「歴史」に関するリテラシーが、国家レベルで悲惨なまでに低下しています。

このケースで、韓国人の歴史に対する「リテラシーの低さ」という問題は確実に存在しています。しかし、その問題の在り方自体が、「国史の虚構性」という問題が現実社会に投影した虚像（影絵）であり、問題の本質ではないという事です。だから、韓国人の歴史に付いての「低リテラシー」という問題に挑む場合、「低リテラシー」という影を相手にするのではなく、「国史の虚構性」という実体の方を相手にする必要があります。

「認識能力の低さ」という物言いに違和感を感じるというのも、そうした文脈での話です。「認識」を構築する素材としての「情報」が歪んでいる（或いは不足している）というケースでの、「認識」の歪みや不備という「結果」は、構築する者の「能力（資質）」とは関係の無い話であり、「問題のある認識を抱えている」という事実は、必ずしも「認識能力に問題を抱えている」とは合致しないのではないのか、という事です。

韓国人の歴史認識の問題に付いて論じる場合に、前提として「歴史事実が歪んでいる」という事実を提示し、それに基づいて「歴史認識がおかしい」と結論付けるという論の進め方をすべきなのと同じく、「護憲派」に付いて論じる場合にも、「護憲派の主張が間違っている」という事実の提示から、「護憲派は云々」と結論を出すのが、方向としては正着だと思います。

で、こういう認識を前提にして、
『事実性を根拠に、結論として「護憲派は～」を云々するのなら構わないが、先に「護憲派は云々」を掲げておいて、「云々」の部分に同意する者達が「根拠になりそうなもの」をワイワイと持ち寄るというのでは、批判の手法としては手順がテレコで、話にならないのではないか？』
というのが、さららさんの「批判」のコアです。

言っておかねばならないのですが、さららさんは「護憲派」ではないんですよ、全く。まぁ、９条に対する立場としては「改憲は特に必要でない」ですから、広義では「護憲派」になるのかも知れませんが。『有事に際しても憲法解釈で対応は可能だと思うから、改憲の「必要性」が分からない』という立場ですから、私としては、「護憲」とはちょっと位置が違うかなと思っています。

さららさんが「護憲派」を名乗っているのは、あくまで「護憲派＝低リテラシー」説に付いてのエントリ（の立て方）を批判する為の便法だと理解しています。
「さららさんの事ではないです」
といった「（さららさんにとっての）はぐらかし」を避ける為に、『「護憲派・さらら」から「改憲派」への批判』という構図を作ろうとしたという事だと思います、つまり、
『「護憲派が」改憲派の主張する「護憲派＝低リテラシー」説に疑義があると言っているのですから、改憲派の方はちゃんと答えて下さい。』
という事です。

まぁ、「当事者ではないから」というはぐらかし方を避ける為の手段としては分かるのですが、「護憲派」という立場での話にこだわった事で、却ってさららさんの「批判」の軸自体が見え難くなった部分はあったかな、と思います。

取敢えず、今日はここまでに致します。

静流 2008年10月31日（金）00時38分| URL | 編集

ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６さんが取り上げている話題は私が反日ブログ監視所で、「護憲派は改憲派との対話は苦手？」というタイトルでアップした記事のことですね？

その記事にて数名の方からご意見を頂いたのですが、その手法が

先に「護憲派は云々」を掲げておいて「云々」の部分に同意する者達が「根拠になりそうなもの」をワイワイと持ち寄るというのでは、批判の手法としては手順がテレコ

ということですが、それに対しては二つの意味で異をとないたいと思います。（特に一つ目を重視しています）

ひとつめに、それは決して同意するものだけに意見を求めているのではなかったということ。反対する人がワイワイと反証となるものを持ち込んでも構わないんですよ。

たとえばある関西人が「関東人は関西人との議論が苦手？」というタイトルのエントリーをあげて、だれもが参加できるようにコメントを開放したらそれは不当な行為なのでしょうか？アンケートの手法と批判の手法を混同していただきたくないのですが。

ふたつめに、根拠になりそうなものを持ち寄るといっても、そのエントリーがあがってから、各自がまずとりあえず根拠なしに結論の云々を決めて、そのあとで根拠となりそうなものを探し出しているのではないということです。

はじめに根拠となる云々が先にあり、自分が時々アクセスするサイトにて賛否両論を受け付けるアンケートとコメント記入欄があったので、そこで日ごろの見解を表明した。賛成が多かった。というだけです。「反対意見が多かった」という状況にもなり得たでしょう。

このふたつの理由から、さららさんの言い分には無理がある、と言えます。個人間で人権の衝突が生じているわけでもなく、公共の福祉にも反していない。護憲派の誰かに実害を齎したわけでもなく、特定個人の名誉を毀損しているわけでもない。完全に言論の自由の範囲内のことであり且つ、手順にも何の問題もありません。

また、手順に問題があるというなら逆ケースを想定してみてください。護憲派のブログで「改憲派は護憲派とのやり取りは苦手？」というようなタイトルで同じ手法でアンケートを取ったら、どうなるか？そしてその場合にも同様に「手順が逆」だとクレームをつけるのか？そこで改憲派が悪どいコメントを入れ続けたら、そのコメンテーターがそういう態度を取ったとしても、それは護憲派側が最初に間違った手法をとったからだと相対化していたのか？如何でしょうか？

次に、私の発言ではない部分ですが、
＞「認識能力の低さ」という物言いに違和感を感じる
とのことですね。韓国のような国家ぐるみの洗脳なら話は別ですが、この件は違うと思いますよ。というのはここで言う認識とは決して洗脳用テキストから得るようなもの（知識）ではなくむしろ知恵の部分の問題であって、別の言い方をすれば地頭（じあたま）が悪いということでしょう。

通常の人間なら持ちえているであろう人生経験上必須と思われる知恵によって構築される頭脳回路が正常であるように見えない・・ということではないでしょうか。私の発言ではないので、あくまで推測ですが。

最後に、方法論の問題ですが、ブログのエントリーひとつでは私の主張のすべてを表現することは出来ません。あるエントリーで管理人が根拠を述べていないとしても、それ以外で既に語っていたら十分ではないでしょうか。自分が見たエントリーで根拠となるものが書かれていないと思ったら、管理人に問い合わせてればよいではありませんか。

さて現在では国民投票法が成立したこともあって、憲法問題を中心に扱うブログを開設しましたので、いずれにしても解決できてはいます。私の側では。手法に問題があったから気に入らなかったというのが本当なのか、ケチをつけていただけなのか、現在は『最初に護憲派のどこが問題か』を云々しているこのブログの手法をどう評価するかで判断させていただきたいと思います。

追記：
さららさんが護憲派を演じているだけだとｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６さんが仰るなら、未だに「馬鹿」だの何だのと毎日言われるのが不満だという、さららさんの言い分はどう整合させればよいのでしょうか。

なんか二日続けてかなりアルコールが入っている状態でのコメントで、われながら雑だなぁと反省していますが、改稿する気力がありません。すみません。

追記：31日の昼、ちょっとだけ改稿しました。

ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６ 2008年11月01日（土）00時04分| URL | 編集

論じるのが難しい部分に差し掛かって来ましたので、論じ方を考える為に、今日は「一回休み」とさせて頂きます。

静流 2008年11月01日（土）09時03分| URL | 編集

まったり進行で行きましょう。

ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６ 2008年11月01日（土）20時51分| URL | 編集

さららさんが問題にしているのは、「アンケートという手法を採る事」でもないし、その「採り方」にルール的、道義的な問題があるという様な事でもないのです。それが「アンケートでしか無い」という事と、その問題を論じるのに「アンケートという手法が妥当なのか？」という部分です。で、その問題意識が、『そもそも「その問題を論じる方法」はあるのか？』という疑義に根ざしているのだという事を、今までの文章で書いて来たつもりです。

上の関西人と関東人の例をお借りしますが・・・誰かが一般論的な意味合いで「関東人は関西人と話すのが嫌なのだろうか」という疑義を提示し、アンケートという手法で公開の場でそれに対する意見を広く徴して、その意見としての妥当性を検証するという事であれば、何ら問題は無いと思います。しかし、関東人批判を目的とした場で、関東人に批判的な関西人達が、「低リテラルな関東人の存在」を根拠として、「関東人＝低リテラシー説」を論じていれば、その姿がその説に同意しない（できない）者の目に、
「一体、何の話をしているのか？」
と映ってしまうのは、やむを得ない事でしょう。

「低リテラルな護憲派の存在」という事実は、「低リテラルな護憲派が存在する」という認識の根拠にはなり得ますが、「護憲派は低リテラルである」という説を支える論拠にはなり得ません。「護憲派＝低リテラシー」説は、経験則的にどれだけ妥当性がある様に思えても、論としては憶断の域を超えられないという事です。この事実は、広くアンケートを採って、仮に大多数の賛同を得られたとしても、動かせません。
「憶測を根拠としたレッテル貼り（悪口）でしかない」
という批判を突破できない「論としての脆弱性」自体は、賛同する者の多寡などでは変わらないからです。それは、嘗て改憲を口にする事自体がタブーであった時代に於いても、護憲論が正しかった訳ではないのと同じ事です。

で・・・ちょっと話を跳ばす様な形になりますが、もしも静流氏が、
「護憲派が今まで散々改憲派に対して、デマやらレッテル貼りといった手段を使って攻撃して来たのだから、改憲派がそれに対抗して同様の手法を使うのはアリだ。」
という立場を採られているのであれば、その様に明示して頂ければ良いと思います。そうすれば、さららさんが、
「その考え方には賛同出来ません。」
と答え、お互いの立ち位置が違うという事を確認して、この問題にはけりが付きます。

静流 2008年11月02日（日）21時33分| URL | 編集

昨日は失礼しました。本日返信します。
まとめますと
さららさんの意見・・・
１）静流のとった行為はアンケートでしか無い。
２）護憲派は低リテラルかどうかを論じるのにアンケートという手法は妥当ではない。
※）そもそも護憲派は低リテラルかどうかを論じる方法はない。

まず１と２に対しては、それらはつまり
１’）静流は自分のとった行為をアンケート以上の価値を有すると信じていた（とさららさんには見えた）。
２’）静流は「護憲派は低リテラルかどうか」を論じるのにアンケートという手法が妥当であると考えていた（ようにさららさんは考えた）。
ということでしょう。では私の返答をしますね。

１）に関しては、「アンケートでしか無い」と思っていました。というかそれは私のほうが言っていたことですよね。もちろんアンケートといっても、そこにはコメントが付くので、そのコメントは意義のあるものだと考えています。ですからここでは私とさららさんとの間には齟齬がないということになります。

次に２）に関して。「○○は△△であるか？」という問いには自然科学的な正解のあるものと、そうでない主観を問うものがあります。自然科学的問答とは「酸素は気体が」というようなもので、これはアンケートをとって回答を求める類のものではありません。一方で、社会科学的問答はたぶんに主観的な見解を求めるものであり、「日本人は排他的か」という問いは「あなたは日本人が排他的だと認識するか」と同意であり、「護憲派は低リテラルか」という問いは「、「あなたは護憲派が低リテラルであると認識するか」と同意なんです。アンケートとして妥当かといえば、むしろこういうテーマこそアンケートとして妥当なんですね。それを踏まえて、（再度引用しますが）

※）そもそも護憲派は低リテラルかどうかを論じる方法はあるのか？

といえば、あるんです。それを論じる方法は幾つも有るのでしょうが、その中のひとつに「アンケート」があるということです。いや、正確に言えばアンケートは論じる際の根拠の一つとして利用されるべきものであって、アンケートで論じているのではないのです。私はアンケートを目的到達手段の一つと考えているのですが、さららさんは『アンケートだけで全て語ろうとしている』と考えたからおかしくなったのでしょうね。

また、私のブログは個人のブログであり公的な権限は有していません。私のブログで一度多数決をとった結果で「護憲派がリテラルか否か」が法的に決定されるのではないのですが、そこのところは如何でしょうか。さららさんは理解されていると思うのですが、それならあの必死な態度の源泉は何処なのか興味があります。

次に関西人と関東人の例を引き合いに出していただいてコメントいただいた内容に関してお答えします。趣旨は要するにアンケートの質問内容を考えると、質問した場所が不適切であったということのようです。これに関しては、私は不適切とは言えないと思います。理由は10月31日（金）00時38分のコメントで既に述べましたし、「その説に同意しない（できない）者」がとりうる手段も同コメントで述べていますので割愛します。

＞「低リテラルな護憲派の存在」という事実は、「低リテラルな護憲派が存在する」という認識の根拠にはなり得ますが、「護憲派は低リテラルである」という説を支える論拠にはなり得ません。

そうですね。仰るとおりです。「空を飛ぶ鳥の存在」という事実は「空を飛ぶ鳥が存在する」という認識の根拠にはなり得ますが、「鳥は空を飛ぶ」という説を支える論拠にはなり得ません。これにも同意します。

しかし実際に「鳥は空を飛ぶ」という表現は実社会で頻繁になされていて、それに対してニワトリやペンギンの存在を考慮して当該表現を憚る必要はないでしょう。その逆に、コウモリという哺乳類が空を飛ぶからといって一般的に人は「哺乳類は空を飛ぶ」とは言いません。

では「鳥は～」と「哺乳類は～」の両者にいかなる差異があるかというと、それは「おおむねそう言っても良いだろう」というほどの極端な差異の有無（空を飛べると自分が思う鳥の総数と飛べないと思う鳥の総数の自分の中での比較、空を飛べると自分が認識している哺乳類の総数と飛べないと認識している哺乳類の総数の自分の中での比較）であり、アンケートなどでその差異を確認すること---どれだけの人が何を目撃し同意し、或いは同意しないか---によって認識の共有は可能であると考えています。

もちろんそれは或る一つのブログの一回のアンケート結果だけで得られるものではないのは承知しています。私が個人ブログでの一回のアンケート結果だけで「護憲派＝低リテラシー」という説を立証しようとしているのではないことをご理解いただきたいと思います。

つまり、さららさんは、私の過去エントリー、「『護憲派は改憲派との対話は苦手？』の中の手法だけで『護憲派は低リテラル』という説を立証できるのか、いやできないだろう」と言う前に、「『護憲派は改憲派との対話は苦手？』の中の手法だけで『護憲派は低リテラル』という説を立証しようとしているのかどうか」の判断を怠ったのではないでしょうか。

それは例えて言えば、「おいしいラーメン出汁の作り方」の記事を見て、「そんな方法でおいしいラーメンが作れるわけないだろう。」と文句を言っているようなものです。最初に、「あなたは美味しいラーメン用の出汁を作る方法をたった一回ブログで取り上げて問いを発しただけで、麺や具などをまったく無視して世の中のすべてのラーメンが美味しくなるとでも思っているのですか？」と聞けばよかったのです。

ところで、ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６さんと私との遣り取りを見て、さららさんは何故自分（さららさん）が私に理解されないのか理解されているようですか？

追記：最後のご質問の回答を忘れていました。
＞「護憲派が今まで散々改憲派に対して、デマやらレッテル貼りといった手段を使って攻撃して来たのだから、改憲派がそれに対抗して同様の手法を使うのはアリだ。」という立場

そうする人を止めるつもりも止める資格も私には無いと思いますが、私自身がそうしようとは思いません。そうする人を止める資格は護憲派のデマやイカサマレッテル貼りを止めることが出来た時に得られるものと思っています。

ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６ 2008年11月03日（月）23時16分| URL | 編集

昨日は、失礼致しました。ちょっと家を空けておりましたもので・・・。

さららさんがこちらのやり取りを見て、何をどの様に考えられているのかというのは、私には分かりかねますけど、あちらのブログで特に疑義などを書かれていないので、ここでのやり取りの「内容」は、理解されているのではないかと考えています。

この先の話の進め方が有るかどうかに付いて、ちょっと考えさせて下さい。

ここから先の話が問題としては核心なのでしょうが、論点が「改憲派・静流氏」と「改憲派でない者・さららさん」の、物事に対する「見え方」の差に関っていますので・・・私が「さららさんにどう見えているか」とか「さららさんがどう思っているか（感じているか）」を代弁しながら話をするというのは、流石に無茶ですからね。

静流 2008年11月04日（火）11時19分| URL | 編集

連休でしたからね。

で、私の見解として、『今回の件に関して』は、
＞「改憲派・静流」と「改憲派でない者・さららさん」の、物事に対する「見え方」

の問題ではない

と考えています。では何が問題の原因かというと、もっと簡単な話で、

まず、さららさんの中に、「なんとか静流にケチをつけてやりたい」という気持ちが以前からあって、偶さか自分でもケチをつけられそうなエントリーがあったからケチをつけてみただけだと思っています。

１．「護憲派は改憲派との対話が苦手？」というタイトルを見て、「一般論ではなく私（静流）が、あるいはそこでコメントした改憲派が全員、護憲派と対話をしたがって、したがってしょうがない」ということにしてみた。

２．その決め付けを根拠に、「だったらそのエントリーでも護憲派と対話を求めていると決め付けた。（別に私自身はそれを切望していないのだからこのケースに限り、本来はそのエントリーで対話を求めているのは護憲派側であり改憲派は対話を求められている側であるはずなのに、これを摩り替えた）

３．その二つの決め付けを元に、『対話を求めている側（さららさんの言い分ではここでは改憲派、だが件のケースでは護憲派側のはず）のほうが求められている側（さららさんの言い分では護憲派側、だが実際には改憲派側）に譲歩するのは当然』であるとして、

（確かに「求めている側が求められている側に対応、態度では譲歩するべきという部分だけはある程度同意。問題はどちらが求めている側なのかということ）

４．対話を求められている側（さららさんの言い分ではこの場合は護憲派側、実際は改憲派側なのに）の一人が不謹慎な行為をとっても対話を求めている側（さららさんの言い分では改憲派側、だが実際にはこのケースでは護憲派側）は耐えるのが当然であるとした。

５．「それができなかったんだから、改憲派も対話ができていなかったじゃないか」という手法でケチをつけた。

※ただしこのすり替えは、さららさんの意図的なものであるとは思っていません。なんとかケチをつけてやろうとしていたから、その間違いに自分で気づかなかったので、さららさんの頭の中で出来上がった論は正しいと思っていたのだろうことは理解できます。

※私の見解として（アカリさんのブログでも散々書いていたのですが）、確かに改憲派と護憲派が中身の濃い遣り取りをすることは大切なことであるので、そういう社会であってほしい（ネットも含めて）とは思いますが、私自身が、私のブログ内で護憲派と遣り取りすることには殆ど意義を感じていないんです。理由は、どうせここで御開陳していただくような程度の護憲派の見解など護憲派のマニュアル的なハウツーものに書かれている以上のものなどないだろうからです。

だからここでの護憲派と私の遣り取りというのは、護憲派であるコメンテーターの望みを私が適えてあげているだけで、私が望んでいるのではない、ということ。これはさららさんにもアカリさんにも誰にも、誤解していただきたくないことです。ここでは対話を求めている側は護憲派であり、求められている側は改憲派。ですから護憲派コメンテーターは管理人に譲歩しなければならないと考えています。

ではその譲歩とはないかというと、そんなに無理難題ではなくて、せいぜい「管理人が決めたコメント投稿ルールを守ってください。投稿者は誠実な態度で」という程度なんです。少々クドイ言い回しをすると、「投稿者がどうしても管理人の決めたルールを破ってコメントしたいと思った場合、その自分の気持ちと管理人が当初決めたルールを天秤にかけ、管理人が決めたルールを守ることを選択せよ。」ということです。

そんなことさえ守れなかった護憲派側の態度を逆に利用して、「静流のほうが対話を求めているのだから対話を求められている側の行為を猶予するのが当然」という論法でケチをつけていただけ、というのが私の見解なんですよ。

こういう単純な話だと思っています。先に「さららさんの中に、何とか静流にケチをつけてやりたいと考えながらブログを見ていた」というのが私の見解で、ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６さんは、さららさんにはそんな所はないと好意的に捉えていた。そこがｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６さんと私との違いではないでしょうか。

私も色々な馬鹿とやり取りしているので、私に難癖をつけようとする人間の心理はかなりの程度わかっているつもりです。たとえさららさんが改憲派であっても同じ理屈でケチをつけてきていたでしょう。

ここでの遣り取りを通して、「さららさんが護憲派の振りをして」と仰ったその表現の意味がわかりました。私がそれに同意しなかったのは、実際にさららさんが改憲派ではないという事実があり、それとともに、以前から改憲派の私に何とかケチをつけてやろうとしたと私が考えていたからなのだろうと自己診断しました。

そうすると総合的に判断して、今回の流れは次のように言えるのではないでしょうか。

さららさんは特別護憲運動を支持しているのではない。しかし、今の憲法を改正したいと思っているのではない。そんな自分を静流は護憲派と看做している（ようにさららさんは思う）。そして自分を含んだ護憲派を貶めている。なんとなく気がむしゃくしゃする。なんとかしてケチをつけてやる方法はないか、と虎視眈々としていたところ、自分でも論で対抗できそうなエントリーを見た。その後は、仰るように、「護憲派として発言するのが得策」と考えた。ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６さんは「さららさんは護憲運動側の人間ではない」ということを重視した。一方の私は「さららさんがどういう心理状態であろうとも、護憲派のデマやプロパガンダ交じりの運動を支持せずとも、目の前で護憲派の荒らし行為を看過した、つまりそれを看過しなければ自分（さららさん）の論が成り立たないときに、看過し、擁護、相対化することを選択した時点で、その荒らし行為が護憲運動の一環である以上、許されざる行為であり、もはや護憲運動側に位置されるべき存在になったと考えている。

ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６ 2008年11月04日（火）21時31分| URL | 編集

では、私の認識を書かせて頂きます。

私の認識では、「護憲派＝低リテラシー説」を巡るやり取りで、さららさんと他の方々の間で意思疎通に齟齬を来たした原因は、「護憲派＝低リテラシー説」というテーマを巡る論争自体が「神学論争」でしかないという点にあったと考えています。つまり、命題そのものが「改憲派による護憲派に対する評価」であって、本質的に「改憲派」以外には、関係も意味も無い話だという事です。

「神学論争」だから無効だ、などという話ではないのですよ。神学が信仰者にとっては抜き差しならない重要なテーマであるのと同じ様に、「護憲派」というテーマは「改憲派」にとっては重要なテーマであり得ると思います。ただ、その重要性はあくまで「改憲派」のものであって、必ずしも普遍性を持っているものではない、という事です。

さららさんは、「護憲派」や「改憲派」というフレームにも、その対立の構図にも興味が無いのです。そして、他者が静流氏に「改憲派」というポジションを放棄させる事がナンセンスであるのと同じ様に、さららさんにそのポジションを放棄させるというのはナンセンスですし、「改憲派」という立場から「護憲派」を評価、批判する事が特段に不当ではないのと同じ様に、そういうポジションから「護憲派＝低リテラシー説」を巡る「改憲派」のやり取りを批判する事も、特段に不当な事ではないと考えています。・・・と言うか、私は「護憲派＝低リテラシー説」を巡る議論に対して、
「その議論は改憲派にしか意味が無い」
という批判が為されている事が、状況として健康的だと思っていたのですけどね。

「Ａ君が愚かな事を述べている」という事象に付いて論じる場合、
「Ａ君の述べている事が愚かだから、Ａ君は愚かなのだと思う。」
と論じるのと、
「Ａ君は愚かだから、あの様な愚かな事を述べるのだろう。」
と論じるのでは、意味が違います。前者の場合は、「Ａ君の述べている事の内容が愚かである」という「事実」を根拠とした「推論」であり、後者で述べているのは、「Ａ君の資質に対する憶断」に基づく「事象への解釈」です。「Ａ君が愚かである事」の根拠が明示できない状況で後者の形で論ずる事に不健全性を感じ取るのは、私は間違っていないと思います。

「改憲派」が「護憲派が低リテラシーだという可能性」に付いて検討する事は、別に問題はないし間違ってもいないと思います。で、あのエントリがその為の手法だったという一昨日の静流氏の説明を、私は理解できますし了解します。ただ、「護憲派ｖｓ改憲派」というフレームを認識として持たない「改憲派以外」にとっては、それを問う事の意味自体が理解出来ないのです。そこを支える「問題意識」を共有していないのですから。で、「それを問う意味が分からない人」が「護憲派＝低リテラシー説」を、上に書いた「Ａ君（護憲派）が愚かだから～」という方向の立論に向かおうとするモノと受け止め、ある種の不健全性を嗅ぎ取ってしまうのは、やむを得ない事だと思います。

私自身は、さららさんの行動が「静流氏に噛み付く事」を目的としていたのではなく、さららさんの立場から「護憲派＝低リテラシー論」（を巡る議論）が不健全に見えていたから、それを批判していたのだという事に付いては、確信を持っています。ただ、その方法が混乱していたのは事実ですし、その為に批判の趣旨が伝わらず、誤解を受けてしまった事に付いては、やむを得なかったと思います。

今回の試みは、静流氏の考えを変えようという趣旨でも、静流氏とさららさんの間を周旋しようというものでもありませんので、「改憲派ｖｓ護憲派」という認識のフレームに意味を見出さない者にとっては、そのフレームを前提とした論が理解出来ない場合があるという事を述べて、終了という事にしたいと思います。この様な試行に、何時までもお付き合い頂くのもアレですしね。

静流 2008年11月04日（火）22時09分| URL | 編集

ｚｏｍｂｉｅｐａｒｔ６さん
大変ありがとうございます。仰ったことは理解できているつもりです。今後の参考にさせていただきたいと思います。とは言っても、当時と今ではブログの趣旨が違っているのですが。いろいろなところに飛び火した件も終わりに近づいたようですので、私からはもう触れることは無いでしょう。では失礼します。

これにて当エントリーの目的は消滅しましたので、コメントの受付を終了します。

なお、fc2ブログではコメントを強制終了させるとそれまでのコメントも非表示になってしまう関係上、コメントのウェブ魚拓を取りそのアドレスをエントリー本文末尾に記載しておきます。

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