航空自衛隊の戦闘機が領空に接近した他国機に対処するため緊急発進(スクランブル)した回数は、08年度上半期(4~9月)で前年同期の約4割減だったことが分かった。防衛省統合幕僚監部は「このまま減少するのか注意深く分析したい」としている。
統幕によると、08年度上半期の発進回数は106(07年度同期は166)回。国別ではロシアが99回で最も多く、この期間に四川大地震や北京五輪があった中国は前年同期の38回から1回に激減した。
毎日新聞 2008年10月29日 東京朝刊
10月29日 | 空自戦闘機:緊急発進が約4割減 |