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テーマ:時事
2008-04-04

歌いやすく誇らしい歌で思い出すのは、たとえば『翼』(武満徹作詞作曲)

日本語を母語とする人も、大人になってから日本に来た人も歌うことが容易で、何かのイベント(たとえばサッカーワールドカップなど)の際に世界各国に衛星放送で流されたとき、繊細でJazzyでありながら日本的でもある旋律が誇らしく思え、もちろん各言語に訳されたときにも普遍的に理解されうる歌詞で、歌詞は民主主義国家が保障する自由と希望を歌い、伝統的な芸術観を深く理解し(※)、かつなお将来にわたっても現代的であることが期待できる、偉大な作曲家の手による楽曲、


となれば、(石川セリさんの歌で有名になり、合唱団でもよく歌われる)現代音楽家 武満徹 さん作詞作曲の『翼』がそうしたものに相当するのだろうな、と思っていました。


何かの議論にあたって、「だってそんないい歌は世の中にはないじゃないか」「ポップスは陳腐化する」とおっしゃる方のために示唆しています。


その『翼』はYouTubeなどにはありませんでしたが、どのような歌か、領域選択してお読み下さい。

『翼』 作詞/作曲 武満徹


風よ 雲よ 光よ
夢を運ぶ 翼
遙かなる空に描く 希望という字を


人は夢み旅して いつか空を飛ぶ


風よ 雲よ 光よ
夢を運ぶ 翼
遙かなる空に描く 自由という字を
自由という字を

(※)伝統について

代表曲「ノヴェンバー・ステップス 」は和楽器がオーケストラを見事にリードしながら融合しています。


ノヴェンバー・ステップス(November Steps)は、武満徹が作曲した琵琶、尺八とオーケストラのための音楽作品。1967年作曲。

【参考】

あの人に会いたい: 武満徹

http://www.youtube.com/watch?v=IbD3BxoxOk4

武満徹が残したものは(インタビューとマタイ受難曲)

http://www.youtube.com/watch?v=bGZDQC15ckk&feature=related


その昔、NHK-FMで『現代音楽の時間』という番組があってよく聴いていたなあといったこと、さらに、こちらの『翼』は、かつて、News23のエンディングテーマになっていたこともあったことを思い出します。


石川セリのバージョンの『翼』が特定の民間メディアのイメージを喚起させるなら、初音ミクが歌う下記から、ニュートラルな気分で聴いていただければと思います。


◆ニコニコ動画(アメブロではタグが貼れないのでURLを示します)

2008年01月14日 13:49:04 投稿

【初音ミク】武満徹/翼 v2.00 【鏡音レン】

http://www.nicovideo.jp/watch/sm2034047


miku_tsuabsa_v.2.00


当然のことながら、いくら優れた楽曲であっても、強制されるべきではありません。


~~~


日本を代表する名曲についての、きわめて個人的でごく一般的な話題(?)の後で、野暮かもしれませんが、4/2に総務省のネット規制委員会(総務省 調査研究会 インターネット上の違法・有害情報への対応に関する検討会 )の第5回会合が開催されて(上記リンクに内容がそうのうち公開されるものと思います)、携帯フィルタリングのホワイトリスト方式からブラックリスト方式への転換が中間報告に載ることが重点的に報道されていますが、やはり総務省の取り組みということそのものが、海外の方から見ると、ネットへの「検閲」=censorshipと映ってしまうようです。


「ようです」と大分遠慮気味に書きましたが、もし同じようなニュースが、言論統制の厳しい他国のこととして聞いたら、かなり多くの方が「あの国、またやっているな」と感じることでしょう。

子どもをだしに使うな、という議論が正々堂々と新聞など大手メディアで語られないことに、そのセンサーの鈍り具合にこそ、不安を感じ取ります。

実際のところ、公権力の恣意的な判断から確実に距離をおける体制を確立しなくては、検閲の危険は免れません。今のやり方でそれの体制が作れるとは思えません。

日経IITPro 2008/4/3

総務省検討会が携帯フィルタリングの中間報告案,コスト構造などに疑問符


 総務省は2008年4月2日,「インターネット上の違法・有害情報への対応に関する検討会」の第5回会合を開催。携帯電話向けフィルタリング・サービスに焦点を絞った中間報告書の骨子案を基に,責任分担や第三者機関による“健全”サイト認定の位置付けなどについて議論した。


(略)


 以上のような中間報告書案に対して,参加した委員から産業振興やコスト負担軽減などの視点から修正を求める声が相次いだ。


 産業政策の視点からは,奈良先端科学技術大学院大学の山口英教授が「コスト構造に与える影響を考慮すると,青少年保護だけでなく産業政策の一環としての付言が必要」と指摘。相互に国境を越えるコンテンツ・ビジネスの性格から,中間報告書案の「国際性」についても言及し,「海外から『日本は検閲を始めるのか』という質問を受けた。公権力による検閲ではない点を報告書の冒頭にしっかりと記すべき」と釘を刺した。


(略)

同検討会に関して、 以前取り上げたINTERNET Watchの記事へのリンクを再掲します。


INTERNET Watch 2008/2/27

“フィルタリング原則化”の“一般化”を懸念する声も~総務省の検討会
(略)


 具体的に盛り込む要素は、1)携帯電話等のフィルタリングサービスの「現状モデル」の課題、2)携帯電話等のフィルタリングサービスの改善の方向性、3)携帯電話のフィルタリングサービスにとどまらない課題──の3分野。

(略)

~~~

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「運転再開は白紙」と所長が年頭会見で強調されたそうですが、動向を見守りたいと思います。

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コメント

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■学習院院歌

「もゆる火の火中(ほなか)に死にて」から始まる、安倍能成作詞、信時潔作曲の学習院院歌をご存知ですか。四番は「我命(わぎのち)...もろともに世にぞ捧げん」と安倍能成が戦死した息子を追悼するかのような詞を含み、最後は「常(とこ)照らせ真理と平和」で終わっています。
安倍能成はリベラリストとして知られていましたから、平和と復興を祈る気持ちで作られたものと思います。しかし、嫋々とした短調の曲がついていおり、印象深いものですが、そのせいで、「インターナショナル」に似たルサンチマンも感じられるのが大きな欠点です。

■破れ寂し廃墟の上に

ゴンベイさん、こんばんは。

だいぶ昔(十分に「昭和」だった頃)、院歌斉唱の場面に何回か立ち会ったことがあります。

歌詞の一番の全体、とりわけ、

破れ寂し廃墟の上に
たちーあがーれー新学習院

という箇所、また二番の現実を生きるというくだりを印象深く記憶していました。
四番も聴いたことがあったはずなのですが、記憶から抜けていました。

学習院といえば、その保守の伝統を存じ上げていたので、わたしも歌詞が激しいものであるということに一番最初に衝撃を覚えました。

旋律も、ルサンチマンを漂わせる印象があるといえばそうなのかもしれません。

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