天皇賞秋の前哨戦として、過去10年でスペシャルウィーク、テイエムオペラオー、ゼンノロブロイがここをステップに本番で優勝している。
過去10年の結果からレース傾向を探る。
1)前走G1出走馬が圧倒的に活躍
2)前走6着以内
3)前走重賞以外は好走しても3着まで
4)前走、前々走ともに芝2000m以上に出走
5)当日最終オッズ単勝1番人気または2番人気のどちらかが必ず連対
6)8歳以上の馬券絡みはなし
以上のデータから導き出された今年の連対候補注目馬は?
<アドマイヤジュピタ>
今年の天皇賞春の覇者。骨折でクラシックを棒に振ったが、昨年夏に復帰してからというもの、連を外したのは3走前の日経新春杯だけという堅実ぶり。現役トップクラスの実力馬であることに間違いない。しかし、今回は5ヵ月ぶりの実戦、別定戦のため斤量59kg、中間の時計は1本だけで追い不足と、割引材料が多すぎる。
<アルナスライン>
菊花賞2着馬。今回は宝塚記念10着以来の実戦となる。昨年のこのレースでは古馬を相手に3着と好走しているが、デビュー以来、馬券に絡むか惨敗するか極端な傾向があり、大変に判断しづらい馬。乗り込みは入念で力を出せる状態に仕上がっているし、京都も相性が良い。
<アイポッパー>
天皇賞は春秋を問わず相性が良い。ただし今年は8歳馬。実力と実績は認めても、ここはさすがに荷が重そう。現段階では連下候補で押さえ程度。あとは枠順確定を待ちたい。
<マンハッタンスカイ>
今年に入ってから着実に力を付けており、距離延長もコース替わりもプラスに作用しそう。ただ、夏場を使い詰めだったし、ここは相手が一気に強化される。軽視は禁物だが、過信も禁物。
◆ 軸馬不在。実力拮抗してどんぐりの背比べ状態で、人気薄の台頭も十分にありうる。上記以外にもトーホウアラン、ポップロック、アドマイヤモナークあたりも狙って面白そう。穴馬の最終判断は枠順が確定してからじっくりと検討したいですね。
大阪競馬ストーリー
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確かに古くからある伝統のレース。
もうちょっと前だとメジロマックイーンが今はもう破られてしまったレコードタイムをはじき出して本番に臨み、5馬身ちぎったにも関わらず、18着降着って言う憂き目をみた
。
・・・なんてエピソードもあったり。
すごい分析ですね!!
井崎○五郎氏よりも丁寧かも・・・
京都大賞典ステップレースにする馬は
感覚ですが本番の秋の天皇賞には分が悪いよ
うに感じます。
今回はコース相性重視でアドマイヤジュピタがよいと思います。
ただ前日追い切りの状態で判断は変わるでしょう。
九州を中心に、競馬場や牧場などいろいろな競馬の風景を撮り歩いています。
先日は中山に行って、同郷の橋口調教師と池江郎調教師を応援してきました。
是非ブログもリンクさせてください。
よろしくお願いします。
この馬についてもコメントお願いします。
京都大賞典と言えば、マックイーンとレガシーワールドのレースが思い出されます。昔は武はこのレースを得意としてましたが、今回は東京なんですよね。
ほんとすごい分析ですね。目の付け所が違う!是非参考にさせて頂きます。
ちなみに私的に、京都大章典はやっぱりジュピターかな?モナークとアルナスも捨てがたいし、マンハッタンも・・・・って言い出したら全部になってまうわ!