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〒135-0018 東京都江東区東陽3-21-11-101 TEL&FAX 03(5690)8979 E-MAIL:info@josanpu-ishimura.com 石村 あさ子
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2006年度

平成18年7月16日(日)午後1時から江東区深川江戸資料館小劇場において「助産婦・石村」主催の「脱・少子化フォーラム2006“子を持つ喜び”を」を開催いたしました。

深川江戸資料観外観

 

当日は天候にも恵まれ、多くの皆さんがご来場くださいました。

 

オープニング 吉田清子さんと齊藤果林助産師

ハープ奏者の吉田清子さん&当助産所の斉藤果林助産師による「浜辺の歌」の独唱です。斉藤さんは音楽大学卒業後看護大学に入学、助産師となった経歴の持ち主です。

 

助産師 石村あさ子挨拶

「現在、我が国の大きな課題となっている少子化問題。助産師として微力ながらも一石を投じたいと思いフォーラムを開催した」と語る石村所長。家族の絆を大切にする「家庭出産」は脱・少子化に大きな可能性を秘めています。

 

基調講演:江藤宏美助教授

今回は聖路加看護大学看護実践開発研究センター助教授の江藤宏美先生にお願いしました。映像やデータを交えて少子化の原因や課題についてお話しいただきました。

 

体験発表

家庭出産経験者で「自主保育・深川あそび隊」を主宰する本幡羊子さんです。
「お産と育児では父親の役割、夫婦の協力が大切」と話しておられました。

 

NHK「つくってあそぼ」でご活躍のわくわくさんこと久保田雅人さんです。家庭出産体験者で父親の立場からお話しいただきました。

 

ミニコンサート

趣向を変えてミニコンサートもさせていただきました。今回は子どもたちに日本の歌の良さを広めたいと活動されている“bear-Te”に来ていただきました。「七つの子」「あわて床屋」など紙芝居や小道具を使っての楽しいステージでした。

 

パネルディスカッション

今回の締めくくりに政治・芸能文化・医学・宗教という多彩な分野からお越しいただき夫々のお立場で「脱・少子化“子を持つ喜び”」について語っていただき、コーディネーターは石村所長が務めました。

 

パネリスト・山ア孝明氏

東京都議会議員で現在、東京オリンピック招致議員連盟会長も務めておられます。
「少子化がこのまま進めば国力が衰え国の存亡にかかわってくる重大な問題。少子化の原因には社会的・経済的な外面的な要因と思想・価値観といった内面的な要因があり、両面に方策を講じなければならない。前者には「若年ファミリー住宅」や「医療費対策」など子作り、子育てし易い環境作りに着手している。後者については戦後、自分さえ良ければいいという個人主義が蔓延しており、憲法や教育基本法を改正して精神の立ち直りをはかることが重要」とのご発言でした。

 

パネリスト・久保田雅人氏

ここでは芸能文化人のお立場でご登壇いただきました。
「仕事がら子供さんと接する機会が多く、これまで延べ百万人を超えるがお母さんたちに変化が見られる。一人子供を産むと『もういい』と言う人が増えた。理由は『産むのも育てるのもしんどい』という。もっと子育てを楽しんでほしい。それに私の回りの女性が『結婚したいと思うような男性がいない』という人が増えた。男性陣がしっかりしないといけない。また、ニューファミリーと言われる人たちが現れてきた頃から少子化が始まってきたと思う」とのお話しでした。

 

パネリスト・佐々木純一氏

「助産師・石村」嘱託医で総合守谷第一病院副院長・産婦人科部長、筑波大学医学専門学群臨床教授でいらっしゃいます。
「産婦人科医の立場から言えば現在の少子化はむしろありがたい。医療現場では分娩を取り扱う産婦人科医が減り、一人の医師が分娩を扱うので宿当直が多くハードワークとなっている。また、出産に関する訴訟が増え産婦人科医を辞める人が増えている。分娩の多くは自然に任せれば上手くいくが結果が悪いと非難されてしまう。トラブルが起こったときに鑑定する第三者機関の設置や公的財政支援の対応があれば我々も安心してお産に取り組める。助産師さん、特に石村さんのような人がどんどん出てきて欲しい」と医療現場からお話しいただきました。

 

パネリスト・二橋英一郎氏 神霊教事務局

「現在日本は世界で最も少子高齢化が進んだ国となっており、このままでは日本はたいへんなことになる。打開策については経済制度のようなインフラ整備よりも精神面の改革が重要と思う。生命・親や祖先を大切にする心を取り戻し、それを青少年に伝えていきたい。また、お産はたいへんなものという既成観念が出来上がっているが本来のお産は他の動物と同じように楽なのが自然の姿でありそれには夫婦一体・親子一体という日本古来の美風が根本にあった。
それを取り戻すことが少子化脱却への近道であり日本を良くしていくことになる」と熱く語っていただきました。

 

 

 

 

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