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脱・少子化フォーラム

2007年度

平成19年7月8日、江東区深川江戸資料館において「脱・少子化フォーラム〜産む喜びを〜」を行いました。

後援:日本精神復興促進運動本部

協賛:スタークルー(有)、(株)ベビーリース、(有)大正胞衣社、(株)まるも、(株)サービスメイク、(株)主婦の友社プレモ・ベビモ編集部、下町情報誌「深川」

協力:江東区、ハローベビーこうとう(江東区助産師会)、NPO法人くらしの助け合いの会 江東しあわせ、自主保育深川あそび隊、cocoina、江東自主保育の会どろんこ

  • フォーラムチラシ(PDF:647KB)

 

フォーラムにいただいた応援メッセージです。

衆議院議員・防衛大臣(当時)小池百合子先生より:「ご盛会をお慶び申し上げます。様々課題が山積みする中、脱・少子化に精力的に取り組まれる皆様方に敬意を表します。益々のご隆盛とご参集の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。」

参議院議員・元法務大臣南野知恵子先生より:「『脱・少子化フォーラム』のご盛会を心よりお慶び申し上げます。少子化は我が国にとって、早急に対応しなければならない重要課題です。石村さんが助産師のお立場でこの問題の解決に向けて努力されておられることに、深い感銘を抱くと共に心強い味方を得た想いでいっぱいです。私も一人でも多くの女性が安全で安心して出産したいと思えるような施策を今後も引き続き、力を尽くしてまいりたいと存じます。最後になりましたが、ご出席の皆様のご健勝とご活躍を祈念申し上げます。本日はまことにおめでとうございます。」

東京都議会議員三宅しげき先生より:「フォーラムのご盛会をお祈り申し上げます。人生の喜び『産む喜びを』が一人でも多くの方の賛同を得られます様、願ってやみません。」

江東区議会議員堀川こうじ先生より:「脱・少子化フォーラム2007のご盛会を心よりお祝い申し上げます。国家の大きな課題であります少子化問題の解決に向け、地元江東区の石村さんが助産師のお立場で努力されていることに深い感銘を抱くとともに、私も微力ながらご協力させていただきたいと思っております。」

 

午後一時の開演を迎える頃には、三百人収容の会場は満席となりました。

 

初めに、山ア孝明江東区長にご来賓の挨拶をいただきました。区長さんは、「行政に携わるものとして、安心して赤ちゃんを産める社会を作るのが、大きな使命と認識している。幸い、江東区は年間四千人以上の赤ちゃんが誕生している多子化の地域であるが、さらにもっと子どもを産みやすい、育てやすい地域を作っていきたい。」と述べられました。

 

オープニングでは家庭出産で産声を上げた赤ちゃん達の誕生と成長の映像が、当助産所スタッフである齊藤果林さんの爽やかな歌声にあわせて映し出されました。

 

今回も司会を担当するのは、東邦大学医学部看護学科助教の深澤洋子さんです。深澤さんは助産師でもあり、以前病院に勤めていたときに、出産直後の産婦から 「こんな大変な思いはしばらくごめんだわ」と言う声をよく聞いたが、家庭出産の手伝いに行ったときに「今すぐにでも産みたい。二人目が欲しい。」という声に大変驚いたことを今でもはっきり覚えている、と語りました。

 

聖路加看護大学看護実践開発研究センター准教授の江藤ひろみ氏が基調講演「家族が生まれる」を行いました。日本のお産事情や女性の体に自然に備わっている働き、助産師の存在についてなど多くの事例を挙げて解説しました。「女性には本来子どもを産む自然の働きが備わっている。家族にはお産に協力したいという思いがある。家族が協力するお産は女性に安心感を与え、楽なお産ができる。それを支えるのが助産師の役割であり、このことに気づくことが『脱・少子化』のヒントになると思う。」とまとめられました。

 

「家族が支える家庭出産」が上映され、助産婦石村で家庭出産した三つの家族がビデオで紹介されました。

 

家庭での出産は、夫や家族が見守ってくれるので安心であり、病院の入退院で移動することがないので楽だ、とお産されたお母さんたちが語りました。

 

また、一緒にお産を体験したお父さんたちも、父親として子どものへその緒を切ったときの感動や、上の子に母親のお産を見せて良かったと思うことなど、それぞれの体験が語られました。

 

富岡八幡宮冬木地区青年部前部長の押見英和氏による体験発表「いっしょに産んじゃった」が行われました。「妻のお産に立ち会って、へその緒を切ったことは何より感動した。母親と子どもの絆を切って、子どもを社会に生み出すことに責任を感じた。」また、「家庭出産を実践して、家族の絆、子育て、地域社会との関わりについても多くのことを学び、考え、実行している」と語られました。

 

bear-Te、アイリッシュハープの吉田清子氏によるミニコンサート「音楽は生まれて初めてもらうプレゼント」が行われました。

 

フルート、パーカッション、アイリッシュハープをバックに、モーツァルトやシューベルト、日本や韓国の子守唄が歌われました。ヴォーカルの女性は、お母さんが子どもに子守唄を歌って聞かせるように勧めていました。

 

パネルディスカッション「脱・少子化」が行われました。

「感謝」「心」「家族の絆」「先祖を大切に」「祈り」「生命のつながり」「日本の心」などがキーワードとなりました。「脱・少子化」というと具体的な政策が挙げられますが、今回のフォーラムでは、より根本的な精神面から解決を図る必要があることが一致して述べられていました。

 

ファシリテーター:(社)日本青年会議所特別会員 武藤誠晃氏

冒頭、少子化に対する危機感を抱いているかどうか、会場に対して問いかけたところ、九分九厘の人が危機感を抱いていると答えました。

 

パネリスト:衆議院議員 萩原誠司氏

「子どもの数が少なくなっているのも問題だが、それよりも感謝、心、家族の絆が残っていての数であるべきだ。」と語られました。また、自分も妻の出産に付き添ったという体験から、父親の役割の大切さを述べられ、「男がもっとしっかりしなければダメだ」と強調しておられました。

 

パネリスト:総合守谷第一病院副院長 佐々木純一氏

お産を扱う医師が、少子化をはるかに超えるペースで減少し、病院の産科が危機的な状況になっていることを語られました。医師が一人辞めると、その負担を他の医師が負うことになり数百件のお産を受け入れる場所がなくなってしまうという実態を報告されました。また、臨床の実体験から、「お産には、その人の人生がすべて出ると感じている。良い人は良いお産をする。『脱・少子化』への方策としては、先祖を大切にすることから始めることではないか。」と語られました。

 

パネリスト:日本精神復興促進運動本部 細川一彦氏

細川氏は妻が自然分娩の無痛安産をした際、立会いをした体験を述べられました。また、「少子化を解決するには、制度や政策を変えるだけではダメで、個人中心の考え方から、先祖・自分・子孫という生命のつながりの中で、自分の役割を考える考え方に変わらなくてはならない。『脱・少子化』の根本は、日本人が受け継いできた心を取り戻すことにある。」と語られました。

 

パネリスト:聖路加看護大学看護実践開発研究センター准教授 江藤ひろみ氏

 「女性には本来自然にお産の出来る働きが備わっていて、家族が支えるお産では、それがちゃんと働く。夫が妻に協力すると、妻は安心して楽なお産ができるので、男性の役割が重要である。また、お産では『祈る』ということも大切であり、親や先祖に感謝の気持ちを持つことが大事だと思う。」と語られました。

 

パネリスト:助産婦石村所長 石村あさ子

 「お産では男性の役割が大きい。」と語りました。「助産婦石村では、赤ちゃんは父親が立ち会えるときに生まれてくる。」ということ、また、「自分が家庭出産の助産ができるのは、神霊教の神様のおかげ。神様に祈っている人は、皆さんいいお産をしている。」ことを述べました。

 

 

 

 

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