since 2003.01.13
キューシートについて
 CDRWINで有名なCUE Sheetですが、音楽CDを作るうえでかなり役立ちます。(データファイルのイメージファイルとしても使えますがここでは音楽CDだけ考えて使います。)イメージファイルってことで難しいファイルを出力してるに違いないと思っていたのですが、メモ帳で編集でき、しかも中学生ぐらいでも簡単に理解できます。つまりWAVファイルとメモ帳などで書いたCUEシートがあればCDを一応焼けるということです。

 ・・・と簡単と書いてしまいましたが初心者にはあんまり関係ないことです。まぁ使うことがあれば見てください。CD−RライティングソフトでCDを作るときは内部で勝手にキューシートらしきものを自動で作っているようです。そういうものなので自主制作CDを作るときなんかに役立つかもしれません。うまくやれば隠しトラックなども作れますし、簡易ですがCD−TEXTもつけれます。自分でオーサリングしたいっていうかたはCUEシートを使うといいと思います。

 基本的にはDVDで言うとチャプター切りの作業です。つまり基本的には頭出しする時間を入力していきます。他にも音楽CDをつくるときに必要になる情報を書いていきます。基本的に下の表のようなコマンドがあります。(あくまでも音楽CD用です)

 ライティングソフトによって対応していないコマンドがあるかもしれないので注意です。それでは実際に書いてみます。EACやCDRWinではこういうファイルを出力してくれると思います。

 っとその前に。。。指定するWAVファイルは複数個でも1つだけでもキューシートは作れます。EACで言うと曲単位で取り込んだときと、CD全体のイメージを取り込んだときのキューファイルの違いです。

CUEシート例
 なんかすごくごちゃごちゃしてますが特に何にもCD情報を書きたくない場合は
FILE CDImage.wav WAVE
TRACK 01 AUDIO
INDEX 01 00:00:00
TRACK 02 AUDIO
INDEX 01 05:00:00
TRACK 03 AUDIO
INDEX 01 10:00:00

っていう風に簡単に書くことも出来ます。この場合はプリギャップはまったくなし(0秒)で
CDImage.wavの00:00:00からトラック1が始まり、
CDImage.wavの05:00:00からトラック2が始まり、
CDImage.wavの10:00:00からトラック3が始まります。
もちろんINDEX 00を使うことによってプリギャップを入れることも出来ます。
普通はプリギャップは無音ですが、INDEX 00を使えば音声入りのプリギャップも作れます^_^;
使いこなせれば隠しトラックも作れますしある意味CCCDより面白いCDが出来るかもしれません・・・

 メモ帳などでこれを書いて拡張子を.cueにすれば完成です。EACやNEROでイメージを開いて焼いてみましょう。多分、市販ソフトでは作れないようなおもしろいCDが作れます。興味がある方はいろいろ試してみてはどうでしょう?

えー最後にですが、市販CDからCUEシートを抜き出して(EACやCDRWINで)見るといろいろ参考になることがあるかもしれません(爆)

あんまり実験してないので間違いがありまくるかも・・・

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