岡山放送局

2008年11月3日 19時5分更新

秋の叙勲に82人


地方自治や福祉などの分野で長年にわたって貢献した人に贈られる「秋の叙勲」にことしは岡山県関係で82人が受章することになりました。

ことしの「秋の叙勲」で岡山県関係では福祉や教育の分野で優れた業績をおさめた人に贈られる「旭日章」に18人、長年にわたって地方自治などの公務に尽くした人に贈られる「瑞宝章」に64人が選ばれました。

このうち、旭日双光章に選ばれた倉敷市の長谷川立二さんは(70)、昭和49年から地元の旧真備町や県の商工会で中小企業を支援する活動を行ってきました。
長谷川さんは、高齢化や事業者数の減少によって弱体化していた県内の商工会の合併を進め活動基盤の強化に貢献したことが高く評価され、受章することになりました。

今回の受章について長谷川さんは「地域の皆さんが商工会の活動を喜んでくれるとやっていてよかったなと思います。叙勲をいただいたのを節目に、また気持ちを新たにして地域の発展や商工振興にこれからも最大の努力をしていきたいと思います」と話していました。