最終更新: 2008/11/04 08:23

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来日中のダライ・ラマ14世が会見 中国政府との対話路線「チベット内で批判強まる」

来日中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は3日、都内で記者会見を行い、自らが推進してきた中国政府との対話路線について、チベット内部でも批判が強まっていると述べた。
ダライ・ラマ14世は「われわれのやり方が前向きな変化をもたらしていないので、チベット人の間でも、われわれに対する批判が強まっている」と話した。
ダライ・ラマ14世はそのうえで、11月17日から対話継続の是非について、亡命政府のあるインド・ダラムサラで開かれる特別会議で協議する見通しを示した。
また、ダライ・ラマ14世は、2008年3月のチベット暴動以降、「チベット情勢がさらに悪化している」と懸念を示したうえで、「中国に対する信頼は薄れてきている」とも述べ、不信感を表した。

(11/04 01:13)


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