セックス中毒

フランス人と日本人の血が混じったクウォーターのかよは、子供のころからその容姿のせいでいじめられていた。
色白で細い髪に薄茶色の瞳は、薄っすらとフランス人っぽく見える。
何処からどう見ても純日本人の顔つきではなかった。
学校に行っても嫉まれていじめられたが、いつも幼馴染みの亀梨和也が助けてくれた。
「かよは何も悪くないんだ!俺がお前を守ってやるからな!」
いつものようにいじめっ子を追い払ってくれた、和也は力強くかよに告げた。
「ありがとう・・・」
かよは嬉しそうに微笑んだ。
「もう教室に戻ろう」
和也は恥ずかしそうにかよの手を引いて教室まで戻った。

かよとは違うクラスだったので、別れた後和也は自分のクラスに戻った。
「ゲジまゆが来たぞ!はははっ・・」
「うるせぇーな!」
和也の顔はまゆ毛がゲジゲジした感じだったので、あだ名が「ゲジまゆ」だった。
クラスメイトに茶化されながらも、追い払った後席に着く。
そしていつものように授業が始まるのだった。

何年か経って高校生くらいになると、二人は何とか同じ高校に入学した。
和也はスポーツが好きだったのでテニス部に入っていた。
何故テニス部かというと、サッカーや野球のような団体競技ではなく、一対一で勝負するのが好きだった。
そして幼馴染みのかよに、かっこいいところを見せたかったからだ。

一方かよはスポーツが苦手で音楽が大好きだったので、ブラスバンド部に入っていた。
しかし一見スポーツとは無関係のように思えるブラスバンド部だったが
楽器を演奏するのに腹筋を鍛えるために、腹筋、背筋、足上げ、などを50回ほど続けた。
準備運動で体を動かした後、やっと楽器の練習ができるのだ。
かよはフルートを専門に演奏の練習をしていた。
大好きな幼馴染みの和也に、フルートの演奏を聴いてほしかったからだ。
文化祭にむけて部員達は練習を続けていた。

和也は高校生にもなると、自分の容姿を気にするようになり、まゆ毛を自分で整えた。
小学校時代にクラスメイトに付けられた、あだ名の「ゲジまゆ」が気になっていたからだ。
規則が厳しい高校だったので色を染めることはなかったが、髪形も今流行りの短めのウルフヘアーで決めていた。
しかし田舎の高校だったので、ほとんど「ゲジまゆ」の顔だらけだった。
田舎の学生はあまり流行に左右されない性質があった。
和也は特に流行に敏感な男だったので容姿を気遣っていた。

「お前のまゆ毛かっこいいな、俺もやってみようかな」
「俺小学校の時さ、あだ名がゲジまゆだったんだ。だからまゆ毛を細くしてみた」
「そっかお前意外と気にする性格なんだな、はははっ・・」
いつものように和也はクラスメイトと話をしていた。
そんな和也の影響は意外と大きく、クラスメイトや学校で流行りだした。
田舎は流行るのが遅いが、一度流行り出すと意外と早い。
あまり目立つのが好きではなかった和也だが、気がついたらいつも変に目立ってしまっていた。
気がつくと和也の影響を受けた男だらけになっていた。
「みんな俺の真似しやがって、まったく笑える奴らだぜ!」
苦笑いをしながら和也が言った。
この目立つことが和也の人生を大きく左右する。

卒業式が終わるとかよと和也は一緒に帰った。
子供のころからの幼馴染みの二人は付き合っていた。
「やっと卒業したね、卒業のお祝いに私のフルート聞いてくれるかな?」
「え、いいよ・・・楽しみだな・・」
夕暮れ時の静かな公園で二人はベンチに座っていた。
透き通った笛の音が美しく響いた。
演奏が終わるとかよが和也に話しかけた。
「これから進路とかどうするの?大学に進学するか就職するかだよね?」

「俺・・・まだ考えてないんだ」
「でも急がなくてもいいと思うよ、私も就職先まだ見つかってないし、見つからなかったらバイトしようと思うし」
「ま、その時になったら家族とかに相談してみるからな」
「うん、その方がいいよ。和也ちゃんだったらいい就職先見つかると思うし・・」
「そっか、ありがとう。俺のこと心配してくれてるんだな、かよは優しいな」
「そうかな・・」
少し恥ずかしそうに頬を赤く染めるかよを、和也が抱き寄せるとキスをした。
「俺は大丈夫だ、いつかちゃんとした仕事を見つける。そしたら俺と一緒に暮らそう、そして結婚しよう!」
「うん!」
かよは嬉しそうに笑った。

子供の時から和也にはカリスマ性があった。
いつも目立たないようにすればするほど目立ってしまった。
これが和也がジャニーズに入るきっかけになったことだった。
目立つ仕事といえば芸能界しかなかった。
自分で決めたわけじゃなくて、家族にすすめられてジャニーズに入った。

和也がジャニーズに入ったころ、かよも和也と一緒に同棲生活を始めた。
ジャニーズはアイドルなので、付き合っていることは内緒にされていた。
まだテレビに出てデビューするまでは、家賃の安いアパートを借りて住んでいた。
和也はジャニーズに入ると毎日のように歌とダンスの練習をした。
かよは家で炊事洗濯などの家事をこなしながら、バイトをして生活費を稼いでいた。
和也のデビューは意外と早く決まった。
負けず嫌いの性格で頑張り続けた結果だった。

初めて出した歌を持って帰ると、かよにその歌をプレゼントした。
「和也ちゃんおめでとう!やっとちゃんとお仕事できるんだね!」
「そうだな・・・」
二人は抱きしめ合って喜んだ。
「俺との約束覚えてるか?」
「約束?もしかして・・・あのことかな・・」
かよの顔が赤くなって、恥ずかしそうに和也を見つめた。
「俺がデビューしたら、今までおあずけ状態だったけど、エッチするって約束だ!」
「和也ちゃん頑張ったからご褒美あげないとね」
「愛してるぞかよ・・・チューしようチュー!」
何回かキスした後に和也はかよに抱きついた。
「よしよし・・・甘えん坊さんだね和也ちゃんは・・・」
抱きついている和也をかよが抱きしめると頭を優しく撫でた。

和也はかよを抱きかかえると布団に下ろした。
「和也ちゃんはどうしてほしいのかなぁ〜?」
「おっぱい飲みたいでちゅ!」
「仕方ないですね・・ふふふっ・・」
和也がかよの着ていた服を脱がせると下着姿だけになった。
黒のブラジャーとパンティーをはいていた。
「今日の下着は黒か・・・クククッ・・」
ブラジャーを外すと胸があらわになる。
「可愛い胸だなかよの胸は・・・」
和也が両手で揉みながら乳首を吸った。
「あっ・・・そうなんだ、私胸は小さいから・・・」
「こうやって小さくて可愛い胸を、寄せて揉んで吸うのが好きだ。俺は貧乳フェチだからな・・・ククク・・」
「和也ちゃんらしいね・・・ふふふっ・・」

ちゅぱっ・・ぴちゃっ・・ずずずっ!!

和也はわざとらしく音を立てながら、かなり強く乳首を吸ったり舐めたりした。
「ああぁっ・・んっ・・」
何度も夢中になって乳首を吸い続けた。
「あっ・・そんなに強く吸っちゃ・・嫌ぁっ・・」
何度も乳首を吸われてかよは感じてしまう。
和也はかよの言葉に更に興奮して行為を続けた。
「あぁっ・・」