天窓から転落、中1重傷──西脇の市民センター2008/11/02配信
1日午後1時20分ごろ、兵庫県西脇市西脇の「西脇市総合市民センター」で、3階建ての屋上で遊んでいた近くの中学1年の女子生徒(13)が天窓のガラスを踏み破り約12メートル下の1階部分に転落した。女子生徒は顔や手首などの骨を折り重傷。県警西脇署は事故の詳しい状況を調べている。
同署などによると、女子生徒は立ち入り禁止の同センターの屋上に上がり、同級生2人とかばんを投げ合って遊んでいた。かばんから飛び出し、天窓付近に乗ったタオルを拾うため、さらに約2メートル高い天窓部分に3人でよじ登ったという。 天窓は縦約170センチ、横約90センチ、厚さ5ミリの強化ガラス約40枚が並ぶ構造。女子生徒は格子から足を踏み外し、そのうち1枚を破って1階のロビー付近に落下したとみられる。事故当時、1階には市民ら約10人がいたが、ほかにけが人はなかった。 女子生徒らは建物内部には入らずに、隣接する建物から柵を乗り越え、屋上に上がっていたらしい。
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