先月31日から日本を訪問しているチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が3日、都内で会見を行い、チベットの宗教や文化を完全に保護するよう、改めて中国政府に訴えました。 ダライ・ラマ14世は、今年3月の暴動から続く一連のチベット問題をめぐり、中国政府との対話が遅々として進まない現状を踏まえて、「中国政府はより踏み込んだ調査を行い、チベットの現状を知る必要がある」と述べました。(03日11:42)