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県央地域中核病院整備に向けた関係市町村長意見交換会で整備検討の組織設置で合意 (2008.11.3)
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10月31日に県自治会館で開かれた「県央地域中核病院整備に向けた関係市町村長意見交換会」に、泉田裕彦県知事と県央5市町村長らが出席。県央地域のかねてから要望している救急救命センター併設の中核病院整備について、検討のための組織を設置することで合意した。
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10月31日開かれた県央地域中核病院整備に向けた関係市町村長意見交換会
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泉田知事はあいさつで、中核病院の設置はおおむね同じ方向ではとして、進め方についてなど、それぞれに微妙なずれがあるのも事実であり、それらを埋めていく努力をしていきたい。まずは、課題の共通認識から始めたいと述べた。
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あいさつする泉田知事
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このあとの意見交換は、非公開で行われ、閉会後に泉田知事が質問に答えた。泉田知事の話では、県央地域の医療圏の制度や現状の共通認識をもったうえで、フリーディスカッションを行った。
病床数、設置場所、医師の確保、看護師の確保、医師会との関係などさまざまな課題があるが、検討組織をつくることで合意し、検討のための組織や体制、設置時期など具体的な内容は今後、県と関係市町村で調整する。
県央地域では、以前から救命救急センター設置を要望しており、ことしは8月29日に加茂市を除いた4市町村長が泉田知事に設置の要望書を提出し、その際に県は窓口となって検討の場を設けることを約束した。
また、9月2日に同要望書は非現実的との考えを示して加茂市内を建設場所とすることなどを書いた提案を小池加茂市長が知事に提出している。
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