« POINT ET LIGNE(ポワン・エ・リーニュ)のパン!@新丸ビル | トップページ | ドルチアの名物モンブラン!@本八幡 »

2007年7月16日 (月)

アニヤ・ハインドマーチのエコバッグって一体・・・!?

Anya_hindmarch 今、話題沸騰中の英国ブランドAnya Hindmarch(アニヤ・ハインドマーチ)のエコバッグ「I'm not A Plastic Bag」

ニューヨークや香港、台湾などに続き、日本でも昨日(14日(土))先行販売されたのですが・・・

なんだかすごいことになってましたね(@0@)!

販売開始前の銀座直営店や伊勢丹に並ぶ行列をニュースで見たのですが・・・

ものすごい剣幕でお店の人につめよる人たち

がいてちょっと怖かった・・・

お店側の対応がちゃんとしていなかったのか、銀座直営店からのお詫び広告が今朝の新聞にも掲載されていたことから見て、相当大変なことになっていたんだろうと思います。

アニヤ・ハインドマーチ・ジャパンのお詫び文

私がこのエコバッグの存在を知ったのは先月。

ニューヨークで販売開始日に長蛇の列が出来た、というニュースを見た時、初めてこのバッグを見たのですが、その時は

何故こんなに人気あるの(?0?)

ニューヨークの人はエコ意識が高いから??

などとぼんやり思っただけで、昨日のニュースを見るまでその存在をすっかり忘れていました。

でも、日本でも大行列ができていたことからして、

このバッグには何かすごい秘密があるに違いない!

と思い(笑)、ちょっと調べてみました。

Anya Hindmarch(アニヤ・ハインドマーチ)は、1993年、ロンドンにオープンしたブランド。現在では世界各国に30のショップを展開。バッグだけでなく、ウエアや小物類も販売しているようです。

好きな写真をバッグにプリントし、自分だけのオリジナルバックを作ってくれるサービス「Be a Bag」で話題になったブランドです。

(このサービスは私も知ってる~(^^))

さてこのエコバッグ。

レジ袋の削減を目指し、デザイナーのアニヤと、英国の非営利団体「We Are What We Do」とのコラボレーションで生まれたバッグだそうで・・・ 

持ち手はロープ状になっており、本体はキャンバス地でできています。

大きさは、36×34×20cm

とっても丈夫そうなバッグです。

確かに見た目も可愛いけど、ここまで人気が出たきっかけは・・・

正式な発売前からスーパーモデルケイト・モスなどのセレブが持っていたことから注目を浴びたらしいです。

さらに、今年のアカデミー賞のアフター・ショー・パーティのお土産になったことから、人気に拍車がかかったんだとか。

今春のロンドンでの先行販売では1時間2万個が完売(@0@)!

ネットオークションで定価の10倍以上の値がつくなど話題を呼んだとのこと。

日本の状況はどうかな?

と思い、ヤフオクを見てみたところ・・・

たくさん出品されている!

しかも

2万5,000円くらいになっている!!

ちなみに定価は税込みで2,100円(!)ですよ・・・(-π-;)

一体どうなっちゃってるんだか。

昨日並んだ人の中に、転売目的の人たくさんいたんでしょうね・・・

これじゃあ、本当に欲しい人がなかなかゲットできないわけだ・・・

しかも、販売される国によりバッグの仕様が異なるようで、

Anya_hindmarch_us_1Anyahindmarch_notaplasticbag_uk イギリスなどヨーロッパブラウン
アメリカネイビー
香港、台湾など東南アジアグレー
日本グリーン 

となっています。

さらに、イギリスのラベンダートラスト(乳がん患者を支援する非営利団体)のチャリティーパーティの参加者(チャールズ皇太子やスティングなど著名人も参加)だけに配られた、

全世界で200個限定ラベンダー色

をオークションで発見したのですが・・・

私が見た時点で15万円!!になっていました。

(最終的にはもっと上がっていそう・・・(-□-;))

ここまで来ると、

環境への配慮から購入したい!

というより、

レアものバッグをゲットしたい!

という感じなんでしょうか。

ちなみにこのバッグ中国で生産されているんだとか。

環境に配慮したオーガニックコットンを使用しているわけでもないし、フェアトレード(※)でもないというウワサもあります。

(※)フェアトレード(公平貿易):発展途上国で作られた作物や製品を適正な価格で継続的に取引することによって、生産者が不当な社会的搾取を受けることを防ぐと同時に、生産者の持続的な生活向上を支える仕組み。

それでもみんながこのエコバッグを持って、レジ袋が削減されれば環境には良いんでしょうけど・・・

発売前にセレブに配ったり、限定販売にしたりと、ブランド側の戦略のようなものも感じられますね(^^;)。

「あのセレブも持っている!」「数量限定!」っていう言葉には抵抗しがたい魅力がありますもんね・・・私もこの言葉には弱いです(^^;))

ちなみに、今後の日本での販売予定ですが・・・

7月18日(水)~
全国のアニヤ・ハインドマーチにて販売開始

7月19日(木)AM10時~
アニヤ・ハインドマーチHPにてネット販売開始

だそうです。

こちらも数に限りがあるようなので、入手が難しそう・・・

ちなみに、私もエコバック持ってますが・・・

小さく折りたためるナイロン製で、とっても軽い!

普段持つかばんの中に入れてます(^^)。

でも、このアニヤのバッグって折りたためないし、かばんに入らないですよね・・・

自分的に、エコバッグとして使うのはちょっと・・・という感じがするので、たぶん買わない(というか買えない(^^;))と思いますが・・・

たまたま店の前を通りかかって買えるような状況にあったら買ってしまうかもしれない・・・・(自分のミーハーさが時々嫌になります(笑))。

今日の一言「『私はビニール袋じゃないよ』ってバッグが主張しているのがちょっとオモシロイ!」

↓この記事が気に入ったらクリックしてね↓
    ★blogランキング★

|

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

フムフム。ひぐみんさんの記事を読んで、よ~くわかったよ。
ありがとう~
アニヤのバッグの存在すら知らなかったから・・・

これ、ニュースで見たけど、ビックリ。
すごい剣幕だったけど、
整理券を予定時間外に配られたら、私でも怒るわ。

しかし、殺到する姿、エコからはほど遠いですな~

投稿: あゆ | 2007年7月16日 (月) 13時53分

>あゆちゃん

確かに徹夜はダメって言われて素直に従った人たちは怒るよね・・・
お店側も他国での混乱状況を知ってたはずだから、
事前に対策考えとくべきだったよね。

しかし、こんなに大変な思いしてゲットしたら
もったいなくてスーパーでのお買物に使えないかも!?

投稿: ひぐみん | 2007年7月16日 (月) 17時21分

オークションでの状況、スゴイですねぇ。。^^;
買った人は、エコバッグとして、ちゃんと使用するのだろうか・・?
買ったはいいけど、結局、家のタンスの中で眠っていることになりそうな・・
(普段、持ち歩いて、
『あ!あの人の持ってるバッグ!例のアニヤ・ハインドマーチのエコバッグよ!あの人、よく手に入れたわねぇ~』
などと言われながら、皆からジロジロ見られるのは、恥ずかしい気がするんですが・・・私だけかなぁ。。  皆、そのジロジロ見られるのが快感だったりするのだろうか・・?!)

いやはや、人の購買心理はすごいものがありますね~^^;
これも一つのマーケティング戦略なのか、と、勉強になりました、、
情報、ありがとうございます。

投稿: ロッキー | 2007年7月19日 (木) 14時19分

>ロッキーさん

コメントありがとうございます(^^)!

オークション、ホントびっくりですよね~。

今日、都内でこのバッグ持っている若い女性を見かけたのですが、
まさしくロッキーさんの言うとおり、
「よく手に入れたなああ~」
っていう目でジロジロ見てしまいました(^^;)。

ここまで注目されてしまうと、
私も持つのがちょっと恥ずかしい気がします・・・
(なにせ恥ずかしがりやなもので(笑))

投稿: ひぐみん | 2007年7月19日 (木) 21時41分

アニヤ・ハインドマーチってブランドあのすごい行列のニュース見て初めて知りましたが、ブランド店の限界なのかな、日本中にある コンビニで数量限定で売り出しゃ あの混雑を振り分けられたんじゃないかなと思うのは私だけ? …メアドとULRの違いってなに?

投稿: すんさ | 2007年7月28日 (土) 00時31分

>すんささん

コメントありがとうございます(^^)!

確かにコンビニはあちこちにありますから、行列は分散されますよね~。
でも一応高級ブランドなので、コンビニでの発売はブランド的にNGっぽいですよね・・・

メアドとアドレス(URL)ってコメント欄にあると思うのですが、
メアドはご自身のメールアドレスで
アドレス(URL)はご自身のブログやHPのアドレスのことです。

このURL欄に入力すると、ご自身のブログにリンクが張られて
私やこのコメントをご覧になった方がそのブログを見ることができます。

もちろん、何も入力されなくてもOKです(^^)。

(むしろメアドは個人情報なので、入力しない方が良いと思いますよ!)

投稿: ひぐみん | 2007年7月28日 (土) 17時35分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)