PC 検索エンジンの相関図
ディレクトリ型検索エンジン
ロボット型検索エンジンがクローラー(ロボット)と呼ばれるプログラムによる自動収集型であるのに対し、ディレクトリ型の検索エンジンはエディター(Yahoo!ではサーファー)と呼ばれる人間が最適なディレクトリを決定して、登録を行います。
国内では下図の6つが代表的なディレクトリ型の検索エンジンです。最新の動向としては、エキサイトやgoo、及びgooのパートナーに、2006年1月10日よりサービスが開始されたクロスリスティングによるディレクトリ「MonkeyPod(モンキーポッド)」が提供されたことがあげられます。
また、freshEYEは、looksmart(現ValueCommerce/Search)に替わりJリスティングに提供を受けることになりました。
ロボット型検索エンジン
ロボット型検索エンジンとは、クローラーと呼ばれる ロボット(スパイダーとも呼ばれます)が、Webページのリンク構造をたどり新たなデータを収集するタイプの検索エンジンです。
大きくは2000年9月より日本でサービスが開始されているGoogle、2005年10月よりYahoo!JAPANの検索結果で優先表示を行っているYST(Yahoo Search Tecnorogy)、2005年2月にInktomiから独自のサーチエンジンに切り替えたMSNに分けられます。
Teoma技術を基盤にするAsk Jeevesも、ロボット型検索エンジンに分けられます。
検索連動型広告
検索連動型広告とは、キーワードを入札することにより、検索サイトでそのキーワードを検索すると、検索結果画面にテキスト形式の広告が表示され、クリックに対して課金される広告をさします。 2002年後半から、日本国内でのサービスが本格的にスタートし、現在オーバーチュア「スポンサードサーチ」およびグーグル「アドワーズ広告」が市場シェアのほとんどを占めています。
また、クロスリスティングの登場により、エキサイトやgooとそのパートナーであるポータル各社は、REMORA Listing(レモーラ リスティング)による広告掲載に切り替わりました。
コンテンツ連動型広告
コンテンツ連動型広告とは、ウェブページの文脈などを解析して自動的に配信される広告のことをさします。コンテンツと関連性の高い広告が配信されるため、ユーザーの関心に応じた広告が配信され、検索連動型広告と同様に広告効果が高いのが特長です。
国内の代表的なサービスとしては、グーグル「アドワーズ広告」のコンテンツターゲットやオーバーチュア「コンテンツマッチ」が挙げられますが、とくにグーグルはコンテンツ連動型広告に力を入れており、企業サイトだけでなく個人が運営するサイトにも広告の配信が可能となっています。