応募595点から選ばれた戸塚区のマスコットキャラクター=横浜市戸塚区提供
09年に区制70周年を迎える横浜市戸塚区で、区のマスコットキャラクターのデザインが決定した。区内在住、在勤、在学の人から595点の原画の応募があり、同区の小学1年、小野綾花さんの作品が選ばれた。11月から愛称を募集する。
小野さんが描いた原画は、戸塚区が市内で一番多く育てているという牛をモチーフにした。戸塚区平戸地区の名産「浜なし」もそえられている。選考審査員で横浜市出身の絵描き、ミヤケマイさんが原画をデザイン化した。
同区地域振興課によると、横浜市18区のうち、区独自のマスコットがあるのは中区や泉区など8区あり、戸塚区は9番目。来年5月の区制70周年記念式典で、区民にお披露目する予定だ。
同課の担当者は「最近『ゆるキャラ』が人気なので、多くの人に愛されるのでは。他区のマスコットに、ゆるさでは負けてない」と自画自賛。
愛称の応募は1月16日まで。戸塚区内在住、在勤、在学の人に限る。問い合わせは、同課(045・866・8411)へ。