2008年 11月 2日
秋の高校野球中国大会 倉敷工業が優勝
倉敷市で開かれた秋の高校野球中国大会は2日、決勝が行われ、岡山県代表の倉敷工業が37年ぶり3回目の優勝を飾りました。岡山県大会4位で出場した倉敷工業。決勝の相手は山口県の南陽工業です。倉工は初回、ランナー2塁1塁のチャンスで、5番・日下がセンターオーバーのタイムリー3ベース。2点を先制します。この後、ともに1点ずつ加えて迎えた6回裏。倉工は7番の池田がタイムリーを放ち、リードを広げます。守っては6回から登板したエース山崎の好投で逃げ切り、倉工は37年ぶり3回目の優勝を果たしました。来年春のセンバツ出場校は1月23日に決まりますが、倉工の春夏通算19回目の甲子園出場は確実と見られています。

岡山県高校駅伝 女子は興譲館が10連覇
岡山県高校駅伝が2日、井原市・笠岡市を走るコースで行われ、女子は興譲館が10連覇、男子は倉敷が31連覇を達成しました。5区間、21・0975`で争われた女子。10連覇を狙う興譲館は1区のキャプテン小原が独走態勢を築きます。2区でも、2年生の堤が区間新の好走を見せ、後続との差を約4分に広げます。興譲館は3区以降もトップを守り抜き、1時間9分7秒でフィニッシュ。女子では、岡山県大会史上初の10連覇を達成しました。一方、7区間42・195`で争われた男子は、倉敷が1区からトップを守り、全国最多の31連覇を果たしました。この大会の模様は、3日深夜0時50分からOHKで放送します。

秋の褒章受章者 岡山13人香川5人
長年、様々な分野で社会に貢献した人に贈られる秋の褒章受章者が2日、発表されました。岡山県では13人香川県では5人が受章しています。このうち、黄綬褒章を受章した岡山市の槌田修さん(70)は岡山県自動車整備振興会の会長を務めています。約50年前から自動車の整備にたずさわり、今でも整備の現場を回って、若手の指導に当たっています。一方、坂出市の川崎造船坂出工場・主任技師の鈴木諭さん(59)も黄綬褒章を受章しました。41年間に渡って船の建造にたずさわり、作業時間の短縮や生産性の向上に大きく貢献しました。

子ども力餅大会
大きなお餅に見立てた砂袋を抱えて運んだ距離を競う、子ども力餅大会が、2日、高松市で開かれました。この大会は大正時代から行われ、一時中断していた行事を地域の秋まつりのメーン行事として、9年前に復活させたものです。国の特別史跡、讃岐国分寺跡の史跡公園を舞台に約250人の力自慢が参加しました。子供たちは年齢に応じて4つのクラスに分かれ、最も重いもので50キロある砂袋を歯を食いしばって運んでいました。競技の結果、男女それぞれ3位までの入賞者には主催者から昔の通りに3段重ねの大きなお餅がプレゼントされました。

小学生が熱戦 8人制サッカーの大会
小学生が出場する8人制のサッカーの大会が2日、岡山市で開かれました。大会には岡山市の小学生33チーム、約450人が参加し、大元フットボールクラブの増田啓太主将が「応援してくれる家族や指導者に感謝し、力いっぱいプレーします」と元気よく選手宣誓しました。試合は1チーム8人で行われ、通常の11人制に比べ1人がボールに触る回数が多いのが特徴です。また、選手の自主性を養うため、試合中に監督やコーチからの指導は禁止されています。選手たちは互いに声を掛け合いながら懸命にボールを追いかけていました。最近は体力作りや協調性を身につけるために小学校入学前からサッカーを始める子供たちが増えているということです。