2008年11月2日 20時11分更新
少林寺拳法を学んでいる人たちが日ごろの練習の成果を競う全国大会が岡山市で開かれました。
少林寺拳法は中国の武術をもとに戦後の日本で考案された拳法で毎年1回、全国大会が開かれています。
ことしの大会は岡山市を会場に開かれ、全国各地で少林寺拳法を学んでいる人たち2600人あまりが参加しました。
競技は小学生と中学生、それに一般の3つの部門に分かれて行われ、参加者たちは会場に設けられた15のコートにわかれて競技に臨みました。
少林寺拳法は常に相手の攻撃を防いでから反撃するのが特徴で競技では2人が1つのチームをつくって互いに攻めや防御を繰り返し、5人の審判員が技の構成力や姿勢の美しさなどをチームごとに審査していました。
参加者たちは大きな声で気合いを入れながら次々と技を披露し、相手のえりをつかんで投げ飛ばす豪快な技が決まると会場からは盛んな拍手や歓声が起こっていました。
この大会で上位に入賞したチームは来年7月にインドネシアのバリ島で開かれる世界大会に出場することになっています。