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[秋の叙勲]藤子不二雄(A)さん、加藤剛さんら喜びの声

 秋の叙勲でともに旭日小綬章を受けた漫画家の藤子不二雄(A)さん(74)と俳優の加藤剛さん(70)、国連ボランティア終身名誉大使の中田武仁さん(71)=神戸市西区=に喜びを聞いた。

 ◇「無冠の帝王」返上に驚き…藤子不二雄(A)さん

 「忍者ハットリくん」「プロゴルファー猿」などヒット作をあげたらきりがない。

 「僕はあまり賞に恵まれず『無冠の帝王』と言っていたので、受章の知らせにびっくりしたけれど、ありがたいですね」と喜ぶ。

 1951年、高校3年の時、相棒だった故藤子・F・不二雄さんと連名で「毎日小学生新聞」に投稿した4コマ作品でデビュー。子供だった読者が成長するのと歩調を合わせるように青年もの、熟年ものへと広がった。「新しいジャンルに挑戦したい気持ちが強いんです」

 毎朝、電車で事務所に出勤。その時間がとても楽しいという。「何でも面白がることが非常に大事です。漫画も自分が面白がらないと、読者も面白くないでしょ」【内藤麻里子】

 ◇人生「第3幕」の励みになる…加藤剛さん

 「芝居で言えば、第3幕の幕開き、後半生をどう生きるか、考えているときに『がんばっていこう』と、この叙勲が後押ししてくれた感じがします」

 俳優座養成所を経て、劇団俳優座に入団、中心俳優として幅広く活躍してきた。舞台では「わが愛」3部作などで紀伊国屋演劇賞を2度も受賞している。江戸後期の測量家、伊能忠敬を舞台と映画で演じた。「忠敬は55歳を過ぎてから歩測で日本地図作製の夢を追いかけた。『歩くことは文化である』というメッセージ。私も歩くことが健康の基本」

 テレビの時代劇「大岡越前」で30年間も主演、誠実で男らしいイメージが茶の間に定着した。「庶民の味方である大岡忠相役と共に年を重ねることができました」【高橋豊】

 ◇亡き長男に「おめでとう」と…中田武仁さん

 内戦が続いたカンボジアで15年前、選挙監視のボランティア活動をしていた長男厚仁さん(当時25歳)が凶弾に倒れた。勤めていた商社を退社、紛争地など世界中を回ってボランティアを激励し続けた。「私が頂いたとは思っていない。世界中のボランティアと、支える人たちに祝意を示したい」。厚仁さんにも「『(受章)おめでとう』と言葉を掛けたい」と話す。

 国内外の幅広い分野でボランティアが活躍する現状を誇らしく思う。だからこそ「ボランティアもプロとして目覚めないといけない」と自覚を促す。

 今年4月8日、厚仁さんの命日に国連ボランティア名誉大使を勇退した。今後は講演や大学で担当する講座を通し、次世代の育成に力を注ぐつもりだ。【川口裕之】


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