2006年 07月 16日
「K1戦士モーのボクシングデビュー、コットV6 WOWOWレポート」(7/10放送) |
WBA世界ヘビー級タイトルマッチ (6月3日 ドイツ・ハノーバー)
○王者ニコライ・ワルーエフ(3回1分44秒TKO)挑戦者オーウェン・ペッグ●
ヘビー級6回戦 (5月18日 米フロリダ州ハリウッド・ハードロックライブアリーナ)
○ラマー・スティーブンス(3-0判定)「元K1ファイター」マイティ・モー●
K1の誇る豪腕ファイター、マイティ・モー(本名シアラ・シリガ、35歳)のプロボクシング転向
デビュー戦。

対戦相手は、9戦6勝2KO1分、39歳のラマー・スティーブンスだったが、K1のリングでは
威力を発揮していたモーのパンチは、プロボクサーには、クリーンヒットせず。
スティーブンスは、遠い距離からのジャブ、ストレート、接近しての、アッパー、フックで、
的確にモーから有効打を奪い、3-0(三者とも59-55)の判定勝ち
マイティ・モーにとっては、苦いデビュー戦になった。
WBOスーパーライト級タイトルマッチ(6月10日米NYマジソンスクエアガーデン)
○王者ミゲールコット(3-0判定)挑戦者ポール・マリグナッジ●
「プエルトリコの英雄」ミゲール・コット(26戦全勝22KO、25歳)が、「マジックマン」の異名
を持つ、全勝の挑戦者ポール・マリグナッジ(WBO同級10位、前WBC米大陸スーパー
ライト級王者、21戦全勝5KO、25歳、アメリカ)を、3-0の判定に下し、6度目の防衛に
成功した。
コットは2回、カウンターの左フックで、ダウンを奪ったが、マリグナッジは
①遠い距離をなるべくキープ。常に、左のパンチを切らさず、手数でコットのペースを乱す
②詰められるとコットの右手を抱えて、クリンチを多用、さらにクリンチの離れ際に攻撃
③常に半身に構えふところを深くする事で、ボディを遠ざける
といったやり方で、コット相手に善戦
この日のコットは、大振り、腰高で、ガードも低く、手数に欠ける。
マリグナッジの変則的なボクシングにペースを乱され、冷静さを欠き、全体として雑な
ボクシング
ただ、、コットのパンチの破壊力は強く、マリグナッジは、あごの負傷から顔が大きく腫れ、
また左眼上に負傷も追い、ダメージが蓄積
有効打にまさるコットが115-112、116-111,116-111、3-0の判定でマリグナッジを下し
6度目の防衛に成功したが、世界戦連続KO記録は6でストップした。
WOWOW実況チェック
身長213センチ、大巨人ワルーエフの初防衛戦
K1の豪腕ファイター、マイティ・モーのプロボクシング転向デビュー戦
ミゲールコットが、全勝の挑戦者、マリグナッジと6度目の防衛戦
「えー、今日も盛りだくさんなのですが」
と高柳アナ
ただ、ワルーエフさんのこの試合、6月9日に放映したばかり
視聴者からの「大反響(土肥アナ)」があり、「リクエスト」に基づいてって、ことですが・・・
そんなに、何度も見たい試合だったかなー?
「人生いろいろ、会社もいろいろ、視聴者もいろいろでしゅっ!(興奮のあまり、国会答弁中、
です、が、でしゅ、になっちゃった某国首相の口調で)」
ってことでしょうか・・・・
この試合の模様、「ボクレポ」では「ダルチニアンとワルーエフ(6/9放送)」でレポート済み
よって、今回は割愛させていただきます。
続いて、K1ファイター、マイティ・モーの登場です
「これ興味がある方がたくさんいらっしゃると思いますよ」
高柳アナ
かくいう「ボクレポ」も興味あります。
「そういう意味でちょっと、取り上げるんですけど」
「あの、小泉さん、ご存知ですか」
「あのー、去年ですね、まあ、ラスベガスミラージュホテルの、K1大会でですね」
「元ヘビー級チャンピオン。あのフランソワ・ボタに1ラウンドKO勝ちしたらしいんですね」
「らしい」というか、明らかに、事実として、KO勝ちしてるんです。
大振りの右オーバーハンド、これがまともに、ボタさんのアゴに入ってノックダウン
ただし、同じボタさんが、日本武道館で、k1の「無冠の帝王」とかいわれてるジェロム・レ・
バンナにKO勝ちしていることも事実です。
「あのー、みなさんこういうのは論議されてると思いますけど、やっぱり浜田さん、形はね、
パンチで戦うから似てるんですが、足があったり、やっぱり違うスポーツですものね」
浜さんに振る高柳アナ
いよいよ、浜さんが、K1について、語ります。
今日の放送、実はこれが一番の楽しみ
「元ボクサー、引退した選手の再就職先という形、で見てましたけども」
「今度は現役の選手がボクシングに来るという事ですから、まあ、どういうボクシング
するのか。まあ、見て見たいですね」
「プロボクシングから、格闘技に転向する選手が何人か出てます。でも、今の所あんまり
上手く行ってない」
いいにくいことをはっきりいってしまう高柳アナ
「今度K1から逆にプロボクシング。さあ、どういうデビュー戦を飾るか。
注目していただきたいと思います」
マイティモー入場
「若干緊張気味の表情」と、高柳アナ
「相手は、39歳のベテラン、ラマー・スティーブンス。6勝2敗1分という相手です。
プロボクシングデビューとしましたら、浜田さん、まあまあの相手なんでしょうね」
「うーんまあ、手ごろな相手じゃないですかね」
「まあ、浜田さんにね、見所をうかがうのもちょっと聞きづらいんで。まあ、お手並み拝見
というとこですよね」
浜さんがk1について、どう考えているのか、もっと知りたい。
聞きづらい気持ちはわかるけど、頑張って、突っ込んでください、高柳アナ
「うーんまあ、そうですねえ、まあの、随分話題になってる選手ですから、どういうボクシング
するか、見てみましょうか」
1回 モー、スティーブンス、左の刺し合い、で様子見
「ボクレポ」視点
モーのガードに注目
左右のグローブを、耳の横の方に持っていきがちに
その結果として、アゴが空き気味に
実は、キックボクシングは、構え方からして、ボクシングとは違います
キックは相手のハイキックに備えるために、ガードは両耳の横に置くのが基本
また、前に踏み出した足のつま先を相手に向けるのも、キックの構えの基本
ボクシングのように、踏み出す足のつま先を内股に向けていたら、ローキックがカットできなく
なってしまうのです。
モー、ボタを一発で、キャンバスに沈めた右オーバーハンドを狙いますが
単発、真っ正直に振り回すため、スティーブンスに見切られてしまいます
「アメリカのお客さんは、目が肥えていますからね、やりにくいでしょう」
浜さん、チクリ
「マイティ・モーはどういう思いから、このプロボクシングに転向して参りましたか・・・
ちょっとなんか硬いですね、浜田さん、見た所」
高柳アナもチクリ
「うんまあーやっぱり、勝手が違うという事ですよね」
「もう、全部読まれていますからね」
「そうですね。あ、やっぱり読まれてますか、動き」
「読まれてますからね」
高柳アナ
「カウンターもね、結構取られてますものね。息を大きく吐き出しています。
ちょっと距離も随分違うような、この両者です」
距離、については、「詰めて、モー 離れてスティーブンス」ってことでしょう。
ただ、たしかに、モー、単調すぎるような・・・・
第1ラウンド終了
ジョーさんはスティーブンスの10-9。
ここから、この試合、なぜか、ハイライトに・・・・・
ワルーエフさんの試合を、再放送で流す時間がありながら、なんで、モーの試合、
きちんと流さないのでしょうか。
何を考えてるのか、モーわからん・・・(ジョーさん風)
2回のダイジェストでは、モーが大振りのパンチ
それを上体や頭の動きでよけるスティーブンスの映像
3回は、モーの短い距離での右ストレートがヒット、の映像
ただし、当たりは浅く、急所をそれています。
4回は、スティーブンスの連打がモーにヒットする映像
5回の映像は、クリンチ、クリンチ、ブーイング
モーさん、「モー、疲れた」って表情
口が開いて、目に光がありません。
このあと、モーのローブローで、うずくまるスティーブンス
レフェリーから注意を受けるモーさん
モー、踏んだりけったり・・・
明らかに、スタミナ切れのモーさんを見て、高柳アナ
「これ6ラウンドですから、時間数も3分間という感覚が、浜田さん、ずっと3分刻みでずっと
行くわけですものね。それが違うんじゃないかなという気がしますけどね」
浜さん
「3ラウンドと、4・5・6と、スタミナ面でも違うしですね」
浜さん、k1の試合が3分3ラウンドだってこと、何気に知ってたんですね
そして、最終6回
ジョーさんが、ここまでの経過を説明
「やはりラマー・スティーブンスがポイント上げてますね。だからモーの方は、自慢の強打、
ハードパンチをちょっとヒットするのは難しいような感じですね」
6回もやはり、モーのスタミナ切れもあり、クリンチの多い展開
「まあ、あのー、まあ、アメリカの、コミッションでもですね。やっぱり、同等くらいの選手と
しか組まないですからね、試合は」
浜さんの言葉を受けて、相槌を打つ高柳アナ
「そりゃそうでしょうね、ミスマッチ、あるいは力の差が歴然としたら危ないですからね」
「だからそういう面ではやっぱり、デビュー戦という事で6回戦くらいだろうという事でしょうね」
浜さん、k1では、スターのモーも、プロボクシングでは6回戦レベルと、ピシャリ
高柳アナ
「プロボクシング、のみにある色んなテクニックがあります。この、クリンチでの戦い方って
言うのも、もちろんその、一つです。ここでは足は、膝は振り上げてはいけません」
「かつてね、レオ・エスピノサっていう東洋のバンタム級チャンピオン。白井義男さんのフライ
級タイトルにも挑戦したことのある名選手いたわけですよ。タイへ行きましてね、まあ、面白
半分にムエタイの試合やったんです」
ジョーさん
「ノックアウトされたんです」
「それでですね、その、再戦、因縁の再戦を今度は国際式でやったんです。
今度はエスピノサが同じ相手をノックアウトしたんです」
「まあ、仕返ししたわけなんですけれど、やはりだから、足を使うムエタイなり、K1と、国際式
とはもう、別の競技なわけですね」
2分20秒過ぎ
中に入ってくるモーに、スティーブンスの強烈な右アッパーがヒット
高柳アナ 「うわ!いいアッパー!!」
膝が揺らぎ、すかさず、クリンチに逃げるモー
表情はこわばり、かなり効いている様子
「モー、いやだよ」って感じ
浜さん「あのー、右アッパー効きましたけど、やっぱりあの、ウェイトある分タフですね」
ジョーさん「ただちょっと口の中、今、切ったんじゃないですかね」
試合終了
三者とも59-55、4ポイント差
判定勝利のラマー・スティーブンス
「マイティ・モー、今後の道、どうやら険しそうです」
決め付けてしまう高柳アナ
「もうやらない、なんて、言わなきゃいいですけどね」
「もう、やらない」=「モー、やらない」?
ひさびさの、ジョー高柳モードだったのでしょうか。
スタジオに戻って、土肥アナ
「ご覧頂きましたように、マイティ・モーのボクシング転向第一戦は、3-0の大差の判定負け
に終わりました」
高柳アナ、なんか晴れ晴れとした表情で・・・・
「ね、難しいみたいですね。やっぱり、ちがう物ですもんね」
「小泉さん、どういう感想、もたれました」
いきなり、振られたジョーさん
「うん、中々その、体の力もあるし、このモーていう選手、パンチもありそうですからね」
やっぱり、ジョーさんは大人です。
「これで、もうボクシング専念するんだったら、将来的にはですね」
「デビット・トゥアみたいな感じのハードパンチャーになる可能性ありますね」
でも、モーさんは35歳
将来、デビット・トゥアになるっていわれても、「将来」って、何年後?
ひょっとして、これって、「ほめ殺し」ってやつですか。
「一試合だけで判断するって言うのは、酷だと思います。まあ、だから、彼が続けていって、
それで、このボクシングの世界でですねまあ育っていく、大成するのを期待したいですね」
さすが、ジョーさん、暖かく、モーさんをフォロー
ところが、高柳アナ、土肥アナのほうを向いて一言
「難しいですね」
一言で、ジョーさんのフォローを台無しに
それを受けて土肥アナ
「あはははは(笑)」
なんか、モー選手、かわいそうになってきてしまいました。
でも、先に、ボクシング界にケンカを売ってきたのはk1のほうです。
マイナーな団体の元チャンピオンなのに「ボクシング元世界王者」という言い方で紹介して
こういう明らかに、意図的に、視聴者に誤解を与える表現を使って
「ボクサー」よりも、「k1」の選手の方がずっと強いって、さんざんやってくれたんですから
このやりかたに比べたら、今回の「エキサイトマッチ」なんて本当におとなしいものです。
「どっちが強い」とかじゃなく「競技自体が別もの」ってスタンスで、放送していますからね
そしていよいよ、WBOスーパーライト級タイトルマッチ
ミゲールコット対ポール・マリグナッジ
「攻防兼備。まあ、もう一つ言い方ーからすると、攻防一体って言うんですかね。
攻撃と防御が、一つになってますよね。そういう選手が本当は理想なんですよね」
浜さんのコット評
「やっぱりスピードがあるし、イキのいいボクシングしますね」
全勝の挑戦者、マリグナッジを評するジョーさん
スキンヘッドに剃り上げて、威圧感たっぷりのコットに相対しても気圧されないマリグナッジ
「挑戦者、中々気が強そうでいいですね」
ジョーさん、あらためて、マリグナッジに高い評価
「マリグナッジはコットに対して、持味のスピードで対抗すると言うのは一番いい方法ですよ」
浜さんの直前コメント
1回
いままでの、コットに比べて、アップライト ガードも低い
左のガードを下げて、フリッカー気味に左ジャブを突く
21勝5KOとマリグナッジにパンチがないのを見越してか、好戦的な構え
マリグナッジは、コットの圧力にクリンチで対抗 離れ際に左フック、右ショート
素早く足を使って、出入りを繰り返し、かく乱を狙うが、バッティングで、左目の上、カット
ラスト10秒、マリグナッジ、コットにワンツー
浜さん「この選手は、早いですよ」
ジョーさんは、コットの10-9
2回
50秒過ぎ コット、思い切って踏み込み、カウンターの左フックで、マリナッジ、ダウン
コット、一気に決めに行くかと思われたが、詰め切れず
「これ、コットが深追いしないのはですね、なかなか、当てにくいって言うことがあるんですよ
足も速いし体も柔らかいしですね」
浜さんは、マリグナッジのディフェンスとスピードを高く評価
3回
「コットはですね、なかなか、今、掴みきれないですね」
浜さん、コットの意外な苦戦を示唆
「結構苦労しますよ、この選手は。掴みきれないと思ったら、今みたいに打ってくるしですね」
「ただ動くんじゃなくてですね、まあ、足も速いんですけど、パンチが速いですからね」
うまく詰め切れないコット
逆に、距離をとられて、マリグナッジのパンチを被弾
ジョーさん、この回、手数をとって、マリグナッジに、ポイント
4回
コット、ボディ中心に、攻撃を組み換え
「コットが打ち始めると必ず、コットの右手を抱えるんですね」と浜さん
マリグナッジのコット対策は、詰められたら、右手を抱えて、クリンチか。
ラスト10秒、堅実なコットとしては珍しくノーガードの構えで、肩をゆすり、マリグナッジを挑発
「離れたところで、このまま離れるのかと思ったら、また手を出しながら、また離れますから」
マリグナッジの変則戦法に、コットはかなり、気持ちを乱されていると指摘の浜さん
「(コットは)ある意味いらついているところがあって、ガードを下げて相手をおびき寄せようと」
4回はジョーさんは、ボディへのパンチをとって、コットの10-9
5回
「マリグナッジのマジック、それがどうやら、その粉が、コットにかかっているようであります」
高柳アナの言葉を受けて、浜さん
「本当にこの、マリグナッジはですね、相手をよく読んでますね、要するにコットを読んでます
よね。コットが打ち気にはやるところは、必ず何かしますから」
「この選手は相手がどうすれば嫌がるか、良く知ってますね。だから、もう、コットをカリカリ
させる事を考えてますよね」
ジョーさん、マリグナッジの「先手」と「手数」を指摘
「距離ができるとですね、常に先打つのは、このマリグナッジですよね」
5回は手数で、マリグナッジにポイント
6回もマリグナッジのペース
ジョーさん、コットは「狙いすぎ」で、手数不足
「左のリードをもっと出すべきですよ。だからやはり相手はスピードがあるんだって意識しすぎ
てですね、ジャブで対抗してないですよね」
10-9でマリグナッジ
7回
「ヒットアンドウェイ、ヒットアンドゴー。まあ、打ってからとにかく、どこか行っちゃいます
ポール・マリグナッジ」
「詰めてくるとクリンチ。十分考えられた戦法を取ってるようであります」
ジョーさんは、さらに、マリグナッジの「構えの工夫」も
「体の姿勢、足の位置を見てもらうとですね、非常に半身で戦ってるんですよ
このマリグナッジ」
「というのはですね、ボディを相手に見せてないって事ですよ」
「左アッパーでボディ、打ちにくいですよね」
中盤、コット、サウスポースタイルにチェンジ
コットらしくない動き
この回、ジョーさんは、攻勢、手数、ボデイをとって、コットに
8回もやりにくそうなコット
サウスポースタイルにスイッチして、ペースを変えようと試みる
「パンチをまず、大きく打つんじゃなくて、当てることからですね。ボディに限らず、体のどこか
に当てていればですね」
浜さん、コットにアドバイス
ジョーさんはこの回、コットに
「やはり手数は多いしコンビネーション打ってましたけどね。コットは守勢と言うか、防御しな
がらですね、結局それを殺してますものね。打たせてないですからね」
9回 開始30秒過ぎ マリグナッジのうち下ろしの右が、クリーンヒット
さらに、2分30秒過ぎ マリグナッジの右フックで、コット、バランスを崩す
浜さん「普段よりですね。コットは空振りが多いですね」
ジョーさん、この回は10-9でマリグナッジ
「今のラウンドは、挑戦者マリグナッジのベストラウンドですね」
10回はジョーさんは、コットの10-9
11回も、ジョーさんは「パンチの効果」で、コットのラウンド
コットのパンチで、マリグナッジの顔は腫れ上がり、「おたふく風邪(高柳アナ)」状態
そして、最終12回
コット、さらに圧力をかける
クリンチの連続で対応するマリグナッジ
試合終了
この回は、ジョーさん、前に出て、攻めていたコットのラウンド
採点結果は、115-112 116-111 116-111 3-0でコットの判定勝ち
6度目の防衛成功
浜さん総括
「コットはやっぱりノックアウトしなければいけない。これが振りが大きくなった原因ですよね」
「コットが打ち気に、はやったときにはサッっと動くか、コットが力んだ瞬間には、打つだけ打って、さっと逃げるわけですよね。」
「だからコットは、やろうと思った瞬間に、相手に読まれてるんで、これは、やりながら、分かるから、カッカくるんですね」
ジョーさんによれば、11月ごろ、コットは7度目の防衛戦をカスティージョと行ったうえで、
「ウエルター級」に参戦予定とのこと。
そして、締めはジョーさん
「コットの今日出来が悪い試合の中でね、なぜあれだけパンチがあるのかと言うのを見てたんです」
「やはりね、私、瞬間回転軸って言うんです。ボクサーって言うのはパンチが来たらヘッドスリップしたり、ウィービングしたりするじゃないですか。クニャクニャしてるわけなんです」
「決める時には、キュッと背骨ですね、これ回転軸です。これが、回転する選手はパンチが
あるんです」
「負けたマリグナッジ。まあ、負けた相手がミゲル・コットですから」
「ミゲル・コットなく(めげることなく)戦い続けて欲しいと思いますね」
高柳アナ「いやー、さすが先週、お休みしただけあります。なかなかキレが、ございます」
ジョーさん「ミゲル・コットの、左フックです」
来週は、将来のコット参戦予定「ウエルターウオーズ」の渦中にいるリッキーハットンの
防衛戦です。
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○王者ニコライ・ワルーエフ(3回1分44秒TKO)挑戦者オーウェン・ペッグ●
ヘビー級6回戦 (5月18日 米フロリダ州ハリウッド・ハードロックライブアリーナ)
○ラマー・スティーブンス(3-0判定)「元K1ファイター」マイティ・モー●
K1の誇る豪腕ファイター、マイティ・モー(本名シアラ・シリガ、35歳)のプロボクシング転向
デビュー戦。
対戦相手は、9戦6勝2KO1分、39歳のラマー・スティーブンスだったが、K1のリングでは
威力を発揮していたモーのパンチは、プロボクサーには、クリーンヒットせず。
スティーブンスは、遠い距離からのジャブ、ストレート、接近しての、アッパー、フックで、
的確にモーから有効打を奪い、3-0(三者とも59-55)の判定勝ち
マイティ・モーにとっては、苦いデビュー戦になった。
WBOスーパーライト級タイトルマッチ(6月10日米NYマジソンスクエアガーデン)
○王者ミゲールコット(3-0判定)挑戦者ポール・マリグナッジ●
「プエルトリコの英雄」ミゲール・コット(26戦全勝22KO、25歳)が、「マジックマン」の異名
を持つ、全勝の挑戦者ポール・マリグナッジ(WBO同級10位、前WBC米大陸スーパー
ライト級王者、21戦全勝5KO、25歳、アメリカ)を、3-0の判定に下し、6度目の防衛に
成功した。
コットは2回、カウンターの左フックで、ダウンを奪ったが、マリグナッジは
①遠い距離をなるべくキープ。常に、左のパンチを切らさず、手数でコットのペースを乱す
②詰められるとコットの右手を抱えて、クリンチを多用、さらにクリンチの離れ際に攻撃
③常に半身に構えふところを深くする事で、ボディを遠ざける
といったやり方で、コット相手に善戦
この日のコットは、大振り、腰高で、ガードも低く、手数に欠ける。
マリグナッジの変則的なボクシングにペースを乱され、冷静さを欠き、全体として雑な
ボクシング
ただ、、コットのパンチの破壊力は強く、マリグナッジは、あごの負傷から顔が大きく腫れ、
また左眼上に負傷も追い、ダメージが蓄積
有効打にまさるコットが115-112、116-111,116-111、3-0の判定でマリグナッジを下し
6度目の防衛に成功したが、世界戦連続KO記録は6でストップした。
WOWOW実況チェック
身長213センチ、大巨人ワルーエフの初防衛戦
K1の豪腕ファイター、マイティ・モーのプロボクシング転向デビュー戦
ミゲールコットが、全勝の挑戦者、マリグナッジと6度目の防衛戦
「えー、今日も盛りだくさんなのですが」
と高柳アナ
ただ、ワルーエフさんのこの試合、6月9日に放映したばかり
視聴者からの「大反響(土肥アナ)」があり、「リクエスト」に基づいてって、ことですが・・・
そんなに、何度も見たい試合だったかなー?
「人生いろいろ、会社もいろいろ、視聴者もいろいろでしゅっ!(興奮のあまり、国会答弁中、
です、が、でしゅ、になっちゃった某国首相の口調で)」
ってことでしょうか・・・・
この試合の模様、「ボクレポ」では「ダルチニアンとワルーエフ(6/9放送)」でレポート済み
よって、今回は割愛させていただきます。
続いて、K1ファイター、マイティ・モーの登場です
「これ興味がある方がたくさんいらっしゃると思いますよ」
高柳アナ
かくいう「ボクレポ」も興味あります。
「そういう意味でちょっと、取り上げるんですけど」
「あの、小泉さん、ご存知ですか」
「あのー、去年ですね、まあ、ラスベガスミラージュホテルの、K1大会でですね」
「元ヘビー級チャンピオン。あのフランソワ・ボタに1ラウンドKO勝ちしたらしいんですね」
「らしい」というか、明らかに、事実として、KO勝ちしてるんです。
大振りの右オーバーハンド、これがまともに、ボタさんのアゴに入ってノックダウン
ただし、同じボタさんが、日本武道館で、k1の「無冠の帝王」とかいわれてるジェロム・レ・
バンナにKO勝ちしていることも事実です。
「あのー、みなさんこういうのは論議されてると思いますけど、やっぱり浜田さん、形はね、
パンチで戦うから似てるんですが、足があったり、やっぱり違うスポーツですものね」
浜さんに振る高柳アナ
いよいよ、浜さんが、K1について、語ります。
今日の放送、実はこれが一番の楽しみ
「元ボクサー、引退した選手の再就職先という形、で見てましたけども」
「今度は現役の選手がボクシングに来るという事ですから、まあ、どういうボクシング
するのか。まあ、見て見たいですね」
「プロボクシングから、格闘技に転向する選手が何人か出てます。でも、今の所あんまり
上手く行ってない」
いいにくいことをはっきりいってしまう高柳アナ
「今度K1から逆にプロボクシング。さあ、どういうデビュー戦を飾るか。
注目していただきたいと思います」
マイティモー入場
「若干緊張気味の表情」と、高柳アナ
「相手は、39歳のベテラン、ラマー・スティーブンス。6勝2敗1分という相手です。
プロボクシングデビューとしましたら、浜田さん、まあまあの相手なんでしょうね」
「うーんまあ、手ごろな相手じゃないですかね」
「まあ、浜田さんにね、見所をうかがうのもちょっと聞きづらいんで。まあ、お手並み拝見
というとこですよね」
浜さんがk1について、どう考えているのか、もっと知りたい。
聞きづらい気持ちはわかるけど、頑張って、突っ込んでください、高柳アナ
「うーんまあ、そうですねえ、まあの、随分話題になってる選手ですから、どういうボクシング
するか、見てみましょうか」
1回 モー、スティーブンス、左の刺し合い、で様子見
「ボクレポ」視点
モーのガードに注目
左右のグローブを、耳の横の方に持っていきがちに
その結果として、アゴが空き気味に
実は、キックボクシングは、構え方からして、ボクシングとは違います
キックは相手のハイキックに備えるために、ガードは両耳の横に置くのが基本
また、前に踏み出した足のつま先を相手に向けるのも、キックの構えの基本
ボクシングのように、踏み出す足のつま先を内股に向けていたら、ローキックがカットできなく
なってしまうのです。
モー、ボタを一発で、キャンバスに沈めた右オーバーハンドを狙いますが
単発、真っ正直に振り回すため、スティーブンスに見切られてしまいます
「アメリカのお客さんは、目が肥えていますからね、やりにくいでしょう」
浜さん、チクリ
「マイティ・モーはどういう思いから、このプロボクシングに転向して参りましたか・・・
ちょっとなんか硬いですね、浜田さん、見た所」
高柳アナもチクリ
「うんまあーやっぱり、勝手が違うという事ですよね」
「もう、全部読まれていますからね」
「そうですね。あ、やっぱり読まれてますか、動き」
「読まれてますからね」
高柳アナ
「カウンターもね、結構取られてますものね。息を大きく吐き出しています。
ちょっと距離も随分違うような、この両者です」
距離、については、「詰めて、モー 離れてスティーブンス」ってことでしょう。
ただ、たしかに、モー、単調すぎるような・・・・
第1ラウンド終了
ジョーさんはスティーブンスの10-9。
ここから、この試合、なぜか、ハイライトに・・・・・
ワルーエフさんの試合を、再放送で流す時間がありながら、なんで、モーの試合、
きちんと流さないのでしょうか。
何を考えてるのか、モーわからん・・・(ジョーさん風)
2回のダイジェストでは、モーが大振りのパンチ
それを上体や頭の動きでよけるスティーブンスの映像
3回は、モーの短い距離での右ストレートがヒット、の映像
ただし、当たりは浅く、急所をそれています。
4回は、スティーブンスの連打がモーにヒットする映像
5回の映像は、クリンチ、クリンチ、ブーイング
モーさん、「モー、疲れた」って表情
口が開いて、目に光がありません。
このあと、モーのローブローで、うずくまるスティーブンス
レフェリーから注意を受けるモーさん
モー、踏んだりけったり・・・
明らかに、スタミナ切れのモーさんを見て、高柳アナ
「これ6ラウンドですから、時間数も3分間という感覚が、浜田さん、ずっと3分刻みでずっと
行くわけですものね。それが違うんじゃないかなという気がしますけどね」
浜さん
「3ラウンドと、4・5・6と、スタミナ面でも違うしですね」
浜さん、k1の試合が3分3ラウンドだってこと、何気に知ってたんですね
そして、最終6回
ジョーさんが、ここまでの経過を説明
「やはりラマー・スティーブンスがポイント上げてますね。だからモーの方は、自慢の強打、
ハードパンチをちょっとヒットするのは難しいような感じですね」
6回もやはり、モーのスタミナ切れもあり、クリンチの多い展開
「まあ、あのー、まあ、アメリカの、コミッションでもですね。やっぱり、同等くらいの選手と
しか組まないですからね、試合は」
浜さんの言葉を受けて、相槌を打つ高柳アナ
「そりゃそうでしょうね、ミスマッチ、あるいは力の差が歴然としたら危ないですからね」
「だからそういう面ではやっぱり、デビュー戦という事で6回戦くらいだろうという事でしょうね」
浜さん、k1では、スターのモーも、プロボクシングでは6回戦レベルと、ピシャリ
高柳アナ
「プロボクシング、のみにある色んなテクニックがあります。この、クリンチでの戦い方って
言うのも、もちろんその、一つです。ここでは足は、膝は振り上げてはいけません」
「かつてね、レオ・エスピノサっていう東洋のバンタム級チャンピオン。白井義男さんのフライ
級タイトルにも挑戦したことのある名選手いたわけですよ。タイへ行きましてね、まあ、面白
半分にムエタイの試合やったんです」
ジョーさん
「ノックアウトされたんです」
「それでですね、その、再戦、因縁の再戦を今度は国際式でやったんです。
今度はエスピノサが同じ相手をノックアウトしたんです」
「まあ、仕返ししたわけなんですけれど、やはりだから、足を使うムエタイなり、K1と、国際式
とはもう、別の競技なわけですね」
2分20秒過ぎ
中に入ってくるモーに、スティーブンスの強烈な右アッパーがヒット
高柳アナ 「うわ!いいアッパー!!」
膝が揺らぎ、すかさず、クリンチに逃げるモー
表情はこわばり、かなり効いている様子
「モー、いやだよ」って感じ
浜さん「あのー、右アッパー効きましたけど、やっぱりあの、ウェイトある分タフですね」
ジョーさん「ただちょっと口の中、今、切ったんじゃないですかね」
試合終了
三者とも59-55、4ポイント差
判定勝利のラマー・スティーブンス
「マイティ・モー、今後の道、どうやら険しそうです」
決め付けてしまう高柳アナ
「もうやらない、なんて、言わなきゃいいですけどね」
「もう、やらない」=「モー、やらない」?
ひさびさの、ジョー高柳モードだったのでしょうか。
スタジオに戻って、土肥アナ
「ご覧頂きましたように、マイティ・モーのボクシング転向第一戦は、3-0の大差の判定負け
に終わりました」
高柳アナ、なんか晴れ晴れとした表情で・・・・
「ね、難しいみたいですね。やっぱり、ちがう物ですもんね」
「小泉さん、どういう感想、もたれました」
いきなり、振られたジョーさん
「うん、中々その、体の力もあるし、このモーていう選手、パンチもありそうですからね」
やっぱり、ジョーさんは大人です。
「これで、もうボクシング専念するんだったら、将来的にはですね」
「デビット・トゥアみたいな感じのハードパンチャーになる可能性ありますね」
でも、モーさんは35歳
将来、デビット・トゥアになるっていわれても、「将来」って、何年後?
ひょっとして、これって、「ほめ殺し」ってやつですか。
「一試合だけで判断するって言うのは、酷だと思います。まあ、だから、彼が続けていって、
それで、このボクシングの世界でですねまあ育っていく、大成するのを期待したいですね」
さすが、ジョーさん、暖かく、モーさんをフォロー
ところが、高柳アナ、土肥アナのほうを向いて一言
「難しいですね」
一言で、ジョーさんのフォローを台無しに
それを受けて土肥アナ
「あはははは(笑)」
なんか、モー選手、かわいそうになってきてしまいました。
でも、先に、ボクシング界にケンカを売ってきたのはk1のほうです。
マイナーな団体の元チャンピオンなのに「ボクシング元世界王者」という言い方で紹介して
こういう明らかに、意図的に、視聴者に誤解を与える表現を使って
「ボクサー」よりも、「k1」の選手の方がずっと強いって、さんざんやってくれたんですから
このやりかたに比べたら、今回の「エキサイトマッチ」なんて本当におとなしいものです。
「どっちが強い」とかじゃなく「競技自体が別もの」ってスタンスで、放送していますからね
そしていよいよ、WBOスーパーライト級タイトルマッチ
ミゲールコット対ポール・マリグナッジ
「攻防兼備。まあ、もう一つ言い方ーからすると、攻防一体って言うんですかね。
攻撃と防御が、一つになってますよね。そういう選手が本当は理想なんですよね」
浜さんのコット評
「やっぱりスピードがあるし、イキのいいボクシングしますね」
全勝の挑戦者、マリグナッジを評するジョーさん
スキンヘッドに剃り上げて、威圧感たっぷりのコットに相対しても気圧されないマリグナッジ
「挑戦者、中々気が強そうでいいですね」
ジョーさん、あらためて、マリグナッジに高い評価
「マリグナッジはコットに対して、持味のスピードで対抗すると言うのは一番いい方法ですよ」
浜さんの直前コメント
1回
いままでの、コットに比べて、アップライト ガードも低い
左のガードを下げて、フリッカー気味に左ジャブを突く
21勝5KOとマリグナッジにパンチがないのを見越してか、好戦的な構え
マリグナッジは、コットの圧力にクリンチで対抗 離れ際に左フック、右ショート
素早く足を使って、出入りを繰り返し、かく乱を狙うが、バッティングで、左目の上、カット
ラスト10秒、マリグナッジ、コットにワンツー
浜さん「この選手は、早いですよ」
ジョーさんは、コットの10-9
2回
50秒過ぎ コット、思い切って踏み込み、カウンターの左フックで、マリナッジ、ダウン
コット、一気に決めに行くかと思われたが、詰め切れず
「これ、コットが深追いしないのはですね、なかなか、当てにくいって言うことがあるんですよ
足も速いし体も柔らかいしですね」
浜さんは、マリグナッジのディフェンスとスピードを高く評価
3回
「コットはですね、なかなか、今、掴みきれないですね」
浜さん、コットの意外な苦戦を示唆
「結構苦労しますよ、この選手は。掴みきれないと思ったら、今みたいに打ってくるしですね」
「ただ動くんじゃなくてですね、まあ、足も速いんですけど、パンチが速いですからね」
うまく詰め切れないコット
逆に、距離をとられて、マリグナッジのパンチを被弾
ジョーさん、この回、手数をとって、マリグナッジに、ポイント
4回
コット、ボディ中心に、攻撃を組み換え
「コットが打ち始めると必ず、コットの右手を抱えるんですね」と浜さん
マリグナッジのコット対策は、詰められたら、右手を抱えて、クリンチか。
ラスト10秒、堅実なコットとしては珍しくノーガードの構えで、肩をゆすり、マリグナッジを挑発
「離れたところで、このまま離れるのかと思ったら、また手を出しながら、また離れますから」
マリグナッジの変則戦法に、コットはかなり、気持ちを乱されていると指摘の浜さん
「(コットは)ある意味いらついているところがあって、ガードを下げて相手をおびき寄せようと」
4回はジョーさんは、ボディへのパンチをとって、コットの10-9
5回
「マリグナッジのマジック、それがどうやら、その粉が、コットにかかっているようであります」
高柳アナの言葉を受けて、浜さん
「本当にこの、マリグナッジはですね、相手をよく読んでますね、要するにコットを読んでます
よね。コットが打ち気にはやるところは、必ず何かしますから」
「この選手は相手がどうすれば嫌がるか、良く知ってますね。だから、もう、コットをカリカリ
させる事を考えてますよね」
ジョーさん、マリグナッジの「先手」と「手数」を指摘
「距離ができるとですね、常に先打つのは、このマリグナッジですよね」
5回は手数で、マリグナッジにポイント
6回もマリグナッジのペース
ジョーさん、コットは「狙いすぎ」で、手数不足
「左のリードをもっと出すべきですよ。だからやはり相手はスピードがあるんだって意識しすぎ
てですね、ジャブで対抗してないですよね」
10-9でマリグナッジ
7回
「ヒットアンドウェイ、ヒットアンドゴー。まあ、打ってからとにかく、どこか行っちゃいます
ポール・マリグナッジ」
「詰めてくるとクリンチ。十分考えられた戦法を取ってるようであります」
ジョーさんは、さらに、マリグナッジの「構えの工夫」も
「体の姿勢、足の位置を見てもらうとですね、非常に半身で戦ってるんですよ
このマリグナッジ」
「というのはですね、ボディを相手に見せてないって事ですよ」
「左アッパーでボディ、打ちにくいですよね」
中盤、コット、サウスポースタイルにチェンジ
コットらしくない動き
この回、ジョーさんは、攻勢、手数、ボデイをとって、コットに
8回もやりにくそうなコット
サウスポースタイルにスイッチして、ペースを変えようと試みる
「パンチをまず、大きく打つんじゃなくて、当てることからですね。ボディに限らず、体のどこか
に当てていればですね」
浜さん、コットにアドバイス
ジョーさんはこの回、コットに
「やはり手数は多いしコンビネーション打ってましたけどね。コットは守勢と言うか、防御しな
がらですね、結局それを殺してますものね。打たせてないですからね」
9回 開始30秒過ぎ マリグナッジのうち下ろしの右が、クリーンヒット
さらに、2分30秒過ぎ マリグナッジの右フックで、コット、バランスを崩す
浜さん「普段よりですね。コットは空振りが多いですね」
ジョーさん、この回は10-9でマリグナッジ
「今のラウンドは、挑戦者マリグナッジのベストラウンドですね」
10回はジョーさんは、コットの10-9
11回も、ジョーさんは「パンチの効果」で、コットのラウンド
コットのパンチで、マリグナッジの顔は腫れ上がり、「おたふく風邪(高柳アナ)」状態
そして、最終12回
コット、さらに圧力をかける
クリンチの連続で対応するマリグナッジ
試合終了
この回は、ジョーさん、前に出て、攻めていたコットのラウンド
採点結果は、115-112 116-111 116-111 3-0でコットの判定勝ち
6度目の防衛成功
浜さん総括
「コットはやっぱりノックアウトしなければいけない。これが振りが大きくなった原因ですよね」
「コットが打ち気に、はやったときにはサッっと動くか、コットが力んだ瞬間には、打つだけ打って、さっと逃げるわけですよね。」
「だからコットは、やろうと思った瞬間に、相手に読まれてるんで、これは、やりながら、分かるから、カッカくるんですね」
ジョーさんによれば、11月ごろ、コットは7度目の防衛戦をカスティージョと行ったうえで、
「ウエルター級」に参戦予定とのこと。
そして、締めはジョーさん
「コットの今日出来が悪い試合の中でね、なぜあれだけパンチがあるのかと言うのを見てたんです」
「やはりね、私、瞬間回転軸って言うんです。ボクサーって言うのはパンチが来たらヘッドスリップしたり、ウィービングしたりするじゃないですか。クニャクニャしてるわけなんです」
「決める時には、キュッと背骨ですね、これ回転軸です。これが、回転する選手はパンチが
あるんです」
「負けたマリグナッジ。まあ、負けた相手がミゲル・コットですから」
「ミゲル・コットなく(めげることなく)戦い続けて欲しいと思いますね」
高柳アナ「いやー、さすが先週、お休みしただけあります。なかなかキレが、ございます」
ジョーさん「ミゲル・コットの、左フックです」
来週は、将来のコット参戦予定「ウエルターウオーズ」の渦中にいるリッキーハットンの
防衛戦です。
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タイトル : ダイエットに成功したことの無い私が 「ダイエット最終兵器..
正直に告白いたします。 実は、ダイエットは、ある法則を知って、それを活用すれば、素人でも簡単に実践することが出来るのです。 初めまして、土屋ジョーと申します。 現役のキックボクシング世界チャンピオンです。 今は、現役を続ける傍ら、ジムを開き生徒も教えてい.....more
正直に告白いたします。 実は、ダイエットは、ある法則を知って、それを活用すれば、素人でも簡単に実践することが出来るのです。 初めまして、土屋ジョーと申します。 現役のキックボクシング世界チャンピオンです。 今は、現役を続ける傍ら、ジムを開き生徒も教えてい.....more
マイティ・モー、結果は知人から聞いていましたが、
試合内容が気になっていたので、このようなレポート嬉しいです!!
それにしても、辛口なジョーさんなはずなのに、
モーには今後の期待を込めたコメントを残しているんですね。
まぁ管理人さんのおっしゃるとおり、“フォロー”でしょうけど…。。(^^;)
一時はK-1に対して、かなり怒りを持っていましたが、
最近ではむしろK-1という競技は大好きです。
ボクサーを利用してるといっても、結局は参戦する・しないに関しては
ボクサー本人が決めることですしね…。
K-1選手たち自体はみんな頑張ってるのが伝わってきますし^^
だからジョーさんたちと全くの同意見なので、
競技が違うのだから全然意識もしていません(>_<)
ただ、K-1とボクシングの人気の差があまりにも激しいのは
正直なところ残念ですが……(^^;)
試合内容が気になっていたので、このようなレポート嬉しいです!!
それにしても、辛口なジョーさんなはずなのに、
モーには今後の期待を込めたコメントを残しているんですね。
まぁ管理人さんのおっしゃるとおり、“フォロー”でしょうけど…。。(^^;)
一時はK-1に対して、かなり怒りを持っていましたが、
最近ではむしろK-1という競技は大好きです。
ボクサーを利用してるといっても、結局は参戦する・しないに関しては
ボクサー本人が決めることですしね…。
K-1選手たち自体はみんな頑張ってるのが伝わってきますし^^
だからジョーさんたちと全くの同意見なので、
競技が違うのだから全然意識もしていません(>_<)
ただ、K-1とボクシングの人気の差があまりにも激しいのは
正直なところ残念ですが……(^^;)
磯野0点様へ コメントどうもありがとうございます。私も同意見です。^^話しは変わりますが、モーさんはともかく、ぼくがK1で期待しているのは、マサト選手です。
なんとか、マサト選手、ボクシング界に挑戦してほしいですね。
現時点で、ワタナベジムの元日本王者加山氏とほぼ互角のスパーをやるそうですよ。なんとかスーパーライトあたりまでしぼって、横浜光ジムの
日本王者、木村選手あたりとやったら、夢の対決ですよね。
なんとか、マサト選手、ボクシング界に挑戦してほしいですね。
現時点で、ワタナベジムの元日本王者加山氏とほぼ互角のスパーをやるそうですよ。なんとかスーパーライトあたりまでしぼって、横浜光ジムの
日本王者、木村選手あたりとやったら、夢の対決ですよね。