10月31日(金)
昨日の麻生さんの記者会見を注目して聞いていましたが、最後までイライラが残る会見でした。我々がもっとも聞きたい、解散をするのかしないのかについて、麻生さんは結局、言を左右にして何も語りませんでした。
先送りになったことは確かですが、年内にあるのかないのか、依然としてはっきりしません。走るのを止めることもできないが、そう走りっぱなしでは、いざというときにラストスパートをする力がなくなってしまう。全力疾走からジョギング程度に速度を落として走り続けるしか対処法はないようです。全く罪作りな人です。
昨日、政局より政策だと言ってばら撒きの追加景気対策を出しましたが、今日の株価は見事に下げで応えました。国民の信を得ていない政府が何をやってもダメだということを市場は見抜いているということでしょう。
今日の新聞を見ますと、二次補正を出して民主党の反応を見て、解散の時期を探るそうですが、最終的には麻生さんの支持率次第だと思います。解散が先送りされたことによって麻生さんの支持率がさらに下がれば、麻生さんは解散をするか、解散できないまま自民党によって総理の座から引き摺り下ろされるかの、どちらかになるでしょう。
まさに政界は一寸先は闇です。