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FENCE-Pro についてのよくある質問
ファイル暗号

  1. 多数のファイルをまとめて手動暗号を行うと「指定されたデバイス、パス、またはファイルにアクセスできません。アクセス許可がない可能性があります。」というエラーメッセージが表示されました。原因と対処方法を教えてください。
  2. ファイルを手動暗号した場合、拡張子はどうなりますか。
  3. 手動暗号により、暗号化されたファイルの名前や拡張子を変更した場合、何か問題はありますか。
  4. 手動暗号で暗号化したファイルの復号はどのように行うのでしょうか。
  5. 自己復号形式で暗号化したファイルの復号はどのように行うのでしょうか。
  6. 自己復号形式のファイルをメールの添付ファイルとして受信しましたが、「指定されたデバイス、パス、またはファイルにアクセスできません。アクセス許可がない可能性があります。」というメッセージが表示され、ファイルを開くことができません。復号方法を教えてください。
  7. 手動暗号を利用するときの注意点を教えてください。
  8. 手動暗号ファイルを作成したが、アイコンが通常のものと異なり、復号できません。

Q 1. 多数のファイルをまとめて手動暗号を行うと「指定されたデバイス、パス、またはファイルにアクセスできません。アクセス許可がない可能性があります。」というエラーメッセージが表示されました。原因と対処方法を教えてください。
対応バージョン:V04L01 V04L02 V05L01
A [V04L01,V04L02,V05L01共通]
複数ファイルを選択した場合、選択されたファイル名(フルパス)の合計バイト数が2048バイトを超えるとアーカイブファイル(手動暗号ファイル)を作成することはできません。
これはMicrosoft® Windows® における操作上の制限事項が原因です。(2048バイト:半角英数字で2048文字)
対処方法としては、多数のファイルをまとめて圧縮暗号を行う場合は、任意のフォルダを用意し、全ファイルを任意フォルダに格納後、任意フォルダに対して圧縮暗号を行うことで可能となります。


Q 2. ファイルを手動暗号した場合、拡張子はどうなりますか。
対応バージョン:V04L01 V04L02 V05L01
A [V04L01,V04L02,V05L01共通]
ファイルの拡張子は”.xss”となります。



ただし手動暗号時に自己復号形式を指定した場合は、ファイル拡張子は初期値で”.exe”となります。



また自己復号形式のみ初期値を”.exe”以外に変更することも可能です。

Q 3. 手動暗号により暗号化されたファイルの名前や拡張子を変更した場合、何か問題はありますか。
対応バージョン:V04L01 V04L02 V05L01
A [V05L01をご利用の場合]
手動暗号にて作成したアーカイブファイルのファイル名や拡張子の変更自体に問題はありません。暗号化されたファイルに対してMicrosoft® Windows® の標準機能でファイルの名前や拡張子の変更が行えます。

≪拡張子の変更時≫


自己復号ファイルの拡張子を変更した場合は、復号前に必ず拡張子を元に戻してください。拡張子を変更したままですとFENCE-Pro 手動暗号ファイルであることがMicrosoft® Windows® やFENCE-Pro で認識できなくなります。

≪復号時≫


[V04L01,V04L02をご利用の場合]
V05L01とは使用しております用語が若干異なります。用語の対応表を参照ください。

Q 4. 手動暗号で暗号化したファイルの復号はどのように行うのでしょうか。
対応バージョン:V04L01 V04L02 V05L01
A [V05L01をご利用の場合]
圧縮暗号を行った時と同じ鍵の設定を使用して、復号することができます。

アーカイブファイル(手動暗号ファイル)の復号操作は下記の通りです。 暗号化されたファイル(アーカイブファイル)をダブルクリックしてください。
  1. 暗号化されたファイル(アーカイブファイル)をダブルクリックしてください。


     
  2. 暗号化ファイルを作成時の鍵が有効になっていない場合は、「使用する鍵の入力」画面で、登録済みの「鍵の名前」「鍵の値」を入力し、「OK」ボタンをクリックしてください。
    「鍵の名前」欄で選択した鍵が有効になっている場合は、「鍵の値」欄は、グレーアウトし入力省略となります。
    鍵が有効になっている場合は、項番3の画面が表示されます。


     
  3. 復号したデータの保存先フォルダを選択し、「OK」ボタンをクリックすることによりファイルが復号されます。


     
  4. アーカイブファイル(手動暗号ファイル)が、選択したフォルダに展開されます。

[V04L01,V04L02をご利用の場合]
V05L01とは使用しております用語が若干異なります。用語の対応表を参照ください。

Q 5. 自己復号形式で暗号化したファイルの復号はどのように行うのでしょうか。
対応バージョン:V04L01 V04L02 V05L01
A [V04L01,V04L02,V05L01共通]
自己復号形式ファイルを実行することによって、復号することができます。

自己復号形式ファイルの復号操作は下記の通りです。
  1. 暗号化されたファイルをダブルクリックしてください。


     
  2. パスワードを聞いてきますのでパスワードを入力してください。


     
  3. 復号したデータの保存先フォルダを選択し、「OK」ボタンをクリックすることによりファイルが復号されます。


     
  4. アーカイブファイル(手動暗号ファイル)が、選択したフォルダに展開されます。




Q 6. 自己復号形式のファイルをメールの添付ファイルとして受信しましたが、「指定されたデバイス、パス、またはファイルにアクセスできません。アクセス許可がない可能性があります。」というメッセージが表示され、ファイルを開くことができません。復号方法を教えてください。
対応バージョン:V04L01 V04L02 V05L01

A メールソフトとして以下の製品をご利用の場合にこの現象が発生する可能性があります。
  • Microsoft® Outlook Express シリーズ
  • Microsoft® Outlook® シリーズ
上記のメールソフトは、危険性の高いファイルにアクセスすることを防ぐ機能を持っています。以下の手順により「ブロックの解除」を行うことで、アクセスが可能となりますが、知らない差出人からの添付ファイルなど、危険性の高いファイルにはアクセスしないよう十分注意をはらって運用してください。
詳細につきましては、Micosoft® 社のホームページに公開されている技術情報をご参照ください。Micosoft® 社のホームページを開き、トップページの検索バーにて、下記の文書番号を検索することにより、参照することが可能です。
Microsoft® Outlook® に関する技術情報文書番号:829982
Microsoft® Outlook Express に関する技術情報文書番号:883873

[V04L01,V04L02,V05L01共通]

自己復号ファイルの復号方法下記の通りです。
  1. 添付されたファイルを保存します。


     
  2. ファイルの拡張子を”.ex_”から”.exe”に変更します。


     
  3. 該当ファイルの上で右クリックし、「プロパティ」を選択します。


     
  4. プロパティ画面の下部の「ブロックの解除」ボタンをクリックします。


     
  5. 「OK」ボタンをクリックします。


     
  6. 自己復号ファイルをダブルクリックし、「パスワード」欄にパスワードを入力し、「復号」ボタンをクリックします。


     
  7. 「フォルダの参照」画面で保存先を指定し、「OK」ボタンをクリックし、ファイルを展開します。


     

Q 7.手動暗号を利用するときの注意点を教えてください。
対応バージョン:V04L01 V04L02 V05L01
A [V04L01,V04L02,V05L01共通]
圧縮暗号の利用についての注意点は、以下の通りです。
  • 空のフォルダに対して、圧縮暗号処理は実施できません。
  • 同時に圧縮できる暗号化対象ファイルサイズは、最大2ギガバイトです。
  • 同時に圧縮できる暗号化対象ファイル名(フルパス)の文字列長の合計バイト数は、最大2048バイトです。
    例:c:¥a.txt , c:¥b.txt を圧縮暗号する場合、
    「"c:¥a.txt " "c:¥b.txt"」と解釈され、ファイル名(フルパス)の文字列長の合計バイト数は、21バイトとなります。
  • 同時に圧縮できる暗号化対象ファイルおよびフォルダ数は、選択したフォルダを含めて65,000個です。
  • 異なるフォルダにあるファイル/フォルダを一緒に圧縮暗号対象にすることはできません。
  • ファイル名が260バイトを超えるファイルは圧縮暗号化できません。
注:Windows側から「指定されたデバイスパスまたはファイルのアクセスは拒否されました」のエラーメッセージが表示される場合があります。このエラーメッセージが表示された場合は、暗号化対象ファイル数とフォルダ数を少なくしてください。

Q 8.手動暗号ファイルを作成したが、アイコンが通常のものと異なり、復号できません。
対応バージョン:V04L01 V04L02 V05L01
A [V04L01,V04L02,V05L01共通]
拡張子.xss(自己復号形式でない手動暗号ファイルの拡張子)に対してFENCE以外のアプリケーションが関連付けられた場合、手動暗号ファイル(.xssファイル)が復号できなくなります。
Microsoft® Visual Studio® 2005をインストールした場合、ファイルの関連付けが変更される可能性があります。
以下の二通りの手順でファイルを復号することが可能です。
<<FENCE-Pro手動暗号を利用する場合>>
  1. 手動暗号ファイルの上で右クリックし、「送る」メニューからFENCE Pro手動暗号を起動する

<<プログラムから開く場合>>
  1. 手動暗号ファイルの上で右クリックし、「プログラムから開く」を選択する

  2. 表示されるファイルを開くプログラムの選択画面で「FARCHIVE」を選択する

  3. OKをクリックする

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