(cache) ダライ・ラマ「対話困難」 対中方針で是非議論
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  •  報道各社のインタビューに答えるダライ・ラマ14世=2日、東京都内のホテル

    ダライ・ラマ「対話困難」  対中方針で是非議論

     来日中のチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世(73)は2日、共同通信などとのインタビューで、中国との対話路線が「困難」に陥っているとして、17日から亡命チベット人の代表ら「チベットの民衆」を集めてインドで開く緊急会議に、対話継続の是非など今後の路線決定を委ねる考えを示した。

     北京で先月31日から始まったとされる自らの特使と中国当局との対話については「議論の具体的内容はまだ聞いていない。まだ数日間待たねばならない」と述べた。

     ダライ・ラマは、3月のチベット暴動以降、中国政府が「誠実な」対応をすると期待してきたが、かなわず、チベットの状況は悪化していると危機感を表明。独立ではなく「高度な自治」を求めるダライ・ラマ側に対し「分裂主義者との非難を繰り返してきた」として、中国政府への失望感を示した。(共同)

      【共同通信】

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