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「男がけった看板当たった」男性重体 大阪のコンビニ前

2008年11月2日9時6分

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写真男性に当たったとみられる看板を調べる捜査員=1日午後8時48分、大阪府吹田市、諫山卓弥撮影

 大阪府警は1日、大阪府吹田市豊津町のコンビニエンスストア「ローソン西江坂店」前で、店頭に置いてあった看板が胸に当たったとみられる通行人の男性が帰宅後、意識不明の重体になったと発表した。男性は店長に「男がけった看板が胸に当たった」と話していたという。府警は傷害の疑いもあるとみて調べている。

 吹田署によると、重体になっているのは近くの無職、板垣和志さん(58)。同日午後3時半ごろ、店長が物音に気付いて外に出ると、板垣さんが木製の三脚の看板(高さ約120センチ、幅約45センチ)を立て直していたという。そのまま帰宅したが、同日夕に容体が急変した。板垣さんは心臓に既往症があるという。

 直前に、チケットの予約や料金支払いなどに使う端末機「ロッピー」を操作していた若い男が、うまくいかずに店を出ていた。板垣さんは「今、店から出てきた若い男が看板をけった」と話していたといい、同署はこの男が看板をけり、当たった可能性があるとみて調べている。男は20〜25歳ぐらい、身長約180センチ。黒っぽいジャンパー、ズボンを着ていた。

 現場は、大阪市営地下鉄御堂筋線江坂駅の西約100メートルの住宅街。

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