リフォーム詐欺
というのかどうかわかりませんが、オレオレ詐欺の次は悪徳リフォーム工事。最近ニュースをにぎわしています。
高齢者をねらった詐欺事件が多発しているのは、とりもなおさず高齢者が意味も無く大金をもっているからであって、この構造の歪みをとりあげているマスコミは相変わらずひとつもありません。しかも被害者のほとんどは痴呆に近い認知症者です。痴呆老人に一人暮らしさせておいて、詐欺にあったからと騒ぎ立てる親族もいかがなものかと思います。これも構造のひずみですね。一人老人をほったからしにしておいたら、なんか災難にあうかもしれないのは当たり前で、それが天災か人災のちがいだけでしょ。自分でほったからしにしておいて騒ぎ立てるのはお門違いと思います。実は私も人のことは言えず、母をほったからしにしています。幸か不幸か金品に縁が無い家庭なので詐欺には会いそうにありませんが、いつかは考えなければいけない時期が来るでしょう。
具体的な対策は難しいでしょうが、とにかく犯罪者をなくすというのは非現実的なので、盗まれるものをなくすか、だまされる人を保護するか、どちらかです。お金を持っていない人は詐欺には遭いません。認知症になって身寄りが同居しないのであれば財産放棄とみなす、とするのはどうでしょうかね。これだ一挙に解決します。放棄となれば国が財産を預かると。でもそうだとしても、その手続きさえ本人ができないのが問題なんですよね。
これからもっともっと増えるでしょうこの手の問題。
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