SHARP mebius PC-MT1-H5 修理
で、引続きメビウスノートの修理日記です。
前にも書きましたが、このノートパソコン、2年半程使用して来ましたが、いまだに実用に十分耐えておりまして、出張が9割を占める今の仕事では、欠かす事のできないツールです。H''CFカードに無線LANカードを常に挿しており、ほぼどこでもインターネットにアクセスできるようにしてあります。しかもLINUXとのデュアルブートにしてあるので、仕事にビジネスに大活躍でした。キーボードの調子が悪くなったのは2月ごろで、長期出張で客先に滞在している時でした。このパソコンは、蓋を開けるとキーボードが若干跳ね上がってきて、ストロークを稼ぐような構造になっています。そもそも本体が薄いですからこのような工夫がなされているのでしょう。そのキーボードが跳ね上がる際、蓋を何回か勢いよく開け直さないとキーボードが完全に飛び出さなくなってしまったんです。それでさらに、いくつかのキーが押しても押しても無反応。思いきり強く押せば何とか反応するといった症状です。さすがにこれでは仕事に支障をきたします。それで前述のThinkPadの急遽購入となったわけですが、ThinkPadの到着とほぼ同時にシャープサポートセンターに電話しました。
サポートセンターに電話したのは土曜日でしたが、ちゃんとつながりました。男性の方が丁寧に対応してくれました。症状を説明すると、やはりキーボードの基板交換でしょうということになりました。費用は1万数千円ですということだったので、それですむのであればとお願いする事にしたんです。本体を近くの窓口に持ち込むか、郵送だと往復2,700円かかりますがどうされますかとのことだったので、郵送してもらう事にしました。翌日の日曜日に集荷に伺うとのことでした。もちろん梱包作業も不要です。日曜日は午前中に集荷にきました。日通のPC配送サービスです。
それから待つ事約1週間、ちょうど翌土曜日に突然電話がかかってきました。女性の方からで、内容は、
「お預りしているPCの不具合をこちらでも確認致しました。原因は水分混入によるキーボード不具合です。修理代金12,390円になります。修理をさせていただいてよろしいでしょうか」
という内容でした。
水分混入の事実はないと思うんですが、まあ直るんならいいやと思い、あまり詮索しませんでした。
修理および返送に3日ほどかかりますということだったので、わかりましたということで応対を終え、数日待つつもりでいたところ、なんと翌日の日曜日にそそくさと返送されてきました。土曜日に修理されてるんですね。ご苦労さまです。なにより修理が早いのは助かります。
で、梱包を開けると、本体の他に交換したキーボード基板も入ってました。さっそく本体を点検してみると、ちゃんと直っています。当り前ですが安心しました。さらに感動したのは、このメビウス、使用者の扱いが荒かったのでボロボロで、底の台座ゴムが4つとも剥がれ、TFT蓋内側のパッドシールも全部剥がれていたのですが、これらがきれいに着け替えられていたのです。しかも本体も液晶もきれいに磨かれており、まるで車の車検のようです。ハードディスクの内容も元のままでなんの問題もありません。シャープさんありがとうって感じですね。
修理後のメビウスはこんな感じです。あ、見ても別に違いはないのですね。すいません。
交換された古いキーボードをちょっといじってみると、やはり跳ね上がる構造の動きが錆びついたように鈍くなってました。水分購入ではないにしても劣化で同等の症状になるのでしょう。交換後のメビウスの蓋を閉めてみると、以前よりキーボードを収納する動きがカクッとした感じになってます。おそらく対策品ではないでしょうか。
いずれにしても早い対応と安い修理で、非常に満足しております。ThinkPadを買ってしまいましたが、もう少しメビウスともつき合って行きたいとおもっております。
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