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2004.08.31

台風一過

 眠い。
ぜんぜん眠れません。台風16号は日本海側をゆっくりと北東へと進みながら過ぎていったんですが、風がもうすごくて、うるさくて眠れません。雨よりも風でしたね、私の地域では。全部の雨戸を閉め切っていたんですが、風が縦横に家屋を揺さぶり、まあ安普請なんですが、地震なみに家が揺れ続け、風の音、雨戸をたたく音、ものが飛んでゆく音、そんなこんなで、まったく眠れず、明け方まで過ごしました。報道的にも超大型と位置づけされた台風だったんですが、ほんと意外と風が強いのにびっくりしました。よく台風の中心がここらを通過したりするんですが、こんなに家が揺れたことはなかったです。何も被害がなくてよかったです。被害のあった地域はお見舞いを申し上げます。
で、一夜明けた今日は暑い晴天です。

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2004.08.16

夏の終わり

いよいよ夏も終わりすかね?昨日あたりから涼しくなりました。
8月も後半、お盆も終わり、仕事もラストスパートです。
この忙しい中、当社事務所の隣では、新しく入居するテナント向けの改装工事が行われています。大家さんからは、お迷惑をおかけしますといった挨拶があり、ああそうですかと了承したんですが、これがもう、工事がうるさいうるさい。もともと当社が入居しているビルは事務所スペースで水場がないんですが、なんとそこへエステサロンが入居、大掛かりな工事が始まってしまいました。廊下やエレベータには養生が張り巡らされ、日中ドリルやトンカチの音がガンガン。1週間の我慢と思っていたら案の定工期遅れで2週間目に突入、人ごとではない。
こっちはデスクワークなので、工事の騒がしさはこたえました。遅れるなら遅れると言って来てくれと大家には文句いったんですが、まあ大家にいってもしょうがないのでやわらか口調でいいましたが。
それにしても、今度入居してくるテナントから挨拶はないのか、と思いました。かなり迷惑をこうむっているし、こうなっては第一印象も悪くなってます。お隣さんになるんだからはじめに印象を悪くして入居するのは商売人としてどうかと思います。常々、真心のこもった挨拶のできない人には商売はできないと思っているんので、どうも引っかかります。以前隣にいた痩身マッサージ屋など、開店当日まで挨拶に来ず、来たと思ったら紙切れ一枚持ってきて、今度試してみてください、だと。ほかに持ってくるもんあるでしょ!。案の定すぐにつぶれました。

まあいろいろ愚痴になってしまいました。わたしこれまで、個人の引越し、会社の引越しあわせて十数回行ってきましたが、向こう3件両隣はおろか、とくに会社の場合は、常に全テナントさんに挨拶に伺いました。土産もって。普通だと思ってたんですが、どうも最近そうでもないようです。別に仲良くしようとは思わないけど、近隣の縁をおろそかにするのはまだ抵抗を感じます。

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2004.08.10

ほっかいど ~4~おわりに

 なんか途中で終わったみたいで気持ち悪いので最後まで書きます。

 無事大雪山黒岳から下山した後、その日の夜は旭川市内のビジネスホテルに泊まることにしました。手っ取り早くて節約のためです。ビジネスホテルといのは、地域によって価格差はあるものの、東京以外では押しなべて安価です。1人あたり5,000円ぐらいじゃないでしょうか。今は設備も結構充実しているところもあります。特に最近はやりなのはインターネット。RJ45のジャックが部屋にあったり、無線LANでホットスポットを提供しているホテルもあります。今回泊まったホテルも部屋にRJ45ケーブルが着いており、高速インターネットが使いたい放題でした。でもホテルを予約したのはそとからH"でやったんですけど。残念

翌朝は、特にあてもなく、夕刻までに千歳に行けばいいだけでした。とりあえず、のんびり温泉につかろうということで、吹上温泉に向かいました。1時間ほどでしょうか。「北の国から」で有名になったこの温泉は無料露天風呂で、混浴です。結構観光客が絶えず行き来するので、実際裸で混浴はありえないです。湯船は2つあって片方にはおっちゃんが普通につかってました。もう片方は観光っぽい人たちがまあ足をつける程度に遊んでました。ただ、非常に熱いです。50度ちかくあるんじゃないでしょうか。
ゆっくりと温泉に入りたい人のために、すぐちかくに有料の温泉施設があります。ミニ健康ランドみたいな感じで、入浴料は500円だったと思います。ここにも露天風呂があります。畳の休憩広間もあって、多少はくつろげます。
しばらく休憩した後、富良野に向かって走りはじめました。特に行きたいところがあるというわけではないんですが、夕方までの暇つぶしです。もうこのあたりは何回も来ているので、まったく目新しさを感じません。
富良野では、ちょうど昼時だったので、食事をしました。駅からすぐのカレー屋さんです。名前は忘れました。なんか山小屋のようなつくりで、砂利の駐車場の奥に店があるのでわかりにくかったです。ガイドブック載ってたのを覚えてただけです。特性ソーセージカレーというのがうまいらしく、結構繁盛してました。たしかにうまいです。しかし、出てくるのに時間がかかったのは不満でした。
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駅前の「北の国から資料館」もいくには行ったんですが、前回とあまり違いはなく、おもしろくなかったです。
その後、千歳までの道すがら、夕張をとおって、「幸せの黄色いハンカチ思いで広場」にも寄りました。ここもいぜんきたことがあります。おもしろいのは、し・あ・わ・せ・の・とカーナビで地名を検索するとちゃんとあるのです。
雨もぱらついてきたのでゆっくりもせず、千歳空港へと向かいました。正確にはレンタカー会社までですけど。ここでビッツをお別れして、再度送迎バスで新千歳空港に向かいます。空港では、2時間ほど余裕があったのでラウンジを利用しました。千歳空港は同伴1名計2名までが無料です。
帰りの飛行機でも食事が出ました。弁当形式で、中身は忘れましたがそこそこうまかったのを覚えています。ビールやワインも飲み放題で、ちゃんとつまみも出してくれます。元来飛行機が生理的に大嫌いな私にとっては、アルコールはいい薬です。

そんなこんなで無事に3日間の旅を終えることができました。これで今年の夏は終わりかなとも思います。日ごろお世話になっている皆様に感謝しながら、帰路のバスに乗り込みました。

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2004.08.08

ほっかいど ~3~ 大雪山黒岳

カナディアンカヌーが終わり、宿に戻って温泉です。一日の終わりってかんじです。温泉はいちおう露天風呂なんかもあってそこそこです。18時には食事が部屋に運ばれてきて、ビールなどを飲めばもう、寝るだけです。20時から野外スライドショーをネイチャーセンターが無料で上映していたらしいんですが寝てしまいました。残念。

一夜明けてもすっかりネイチャリング気取りの我々は、山に上る計画を立てました。登山です。そそくさと然別湖を後にして、向かったのは層雲峡ロープウェイ。ここから、大雪山系の1つである黒岳(1,984m)への登山道があります。ロープウェイ、リフトと乗り継ぐと、頂上まで1.7km、時間にすると約1時間の行程、大雪山系のなかではいちばん簡単な登山ルートです。
然別湖から車で約2時間ちょいで層雲峡に到着しました。車で走ってつくずく思うのは、北海道では、運転する際のストレスというものが、都会に比べると、ゼロに近いということです。普段の車の運転では、歩行者・自転車・バイク・対向車・後続車・信号その他、多くの情報と戦いながら運転しています。信号などは、1分走って1分止まる、というような感覚で、10キロも走ると心身ともにストレスが溜まります。それに比べ北海道、ストレスの原因となる情報がほとんどありません。なにしろ、前後に車が見えない状況でほぼ1時間ほど走ってましたから。しかも信号も1つもないです。これがあるべき姿だなあとあらためて思いました。

さて、層雲峡ロープウェイに到着、駐車場は無料です。止めておる車の1列全部が「」ナンバーなのは笑いました。ロープウェイは20分間隔で運行されています。夏休みの行楽シーズンということもあって、結構登山客は多いです。100人乗りロープウェイに40人ぐらいは乗ってました。それなりに登山らしく、チョコレートとキャラメルを非常食代わりに買い込み、いざ出発です。
軽い気持ちで登山道を登り始め、黙々と、ただ黙々と、登っていきます。道は角材が埋め込まれていて階段のようになっており、ところどころ手を使わないと登れない岩場もありますが、まあ、軽装備でも問題ないです。実際、登山らしくない格好のひとたちもたくさんいました。どちらかというと我々もそうです。なんせジーパンですから。ものの10分もすると息が上がってきます。汗が噴き出してきます。なかなか前に進みません。声も出なくなってきます。出発したところが8合目で、頂上が10合目問うことになるんですが、やっとのこさでたどり着いた中間の9合目までもが遠い遠い、それでもまだあと0.8kmあります。一休みして、お茶を飲んで、最後の力を振り絞って再出発。足はますます重くなります。約1時間ちょっと過ぎたぐらいで、やっと頂上にたどり着きました。


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山登りなど、学生のころ以来やってなかったんですが、これほどつらいとは思いませんでした。途中行きかう登山客とのあいさつは久しぶりで新鮮でした。なにより我が嫁が最後まで登りきったのは感動しました。途中で挫折すると高をくくってましたから。まあ、頂上までたどり着くと途中はどうあれ気持ちいいものです。あいにく曇っており、あまりいい景色とはいえませんでしたが、満足です。

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2004.08.07

ほっかいど ~2~ カヌー乗り

さて15時30分に、ホテルから道を挟んだすぐにあるネイチャーセンターにいくと、受付で書類にサインしてエントリー完了。支払はホテル付けでOKでした。一人3,150円で1時間30分のコースです。インストラクターの先生が集合をかけると我々を含めて3組が集まりました。すべて夫婦のようでした。まずは、湖畔で簡単な講習です。使うのはカナディアンカヌーで二人乗りのやつです。カヤックよりもおおきめで、パドルもシングルです。漕ぎ方・止まり方・回り方などを学び、最後に転覆時の対応方法などを教えてもらい、いざ湖へ出帆しました。小さい湖ですが、透明度は道内で3番目らしくて、深いところは100メートルもあるらしく、最初は結構怖いです。慣れてきたところで、湖を縦断してみましょうということで、反対の湖岸めがけて沖まで漕ぎます。湖の真ん中あたりまで来るとさすがに怖いです。ちなみに、誰かが転覆しても助けてはいけないそうです。なんでも、素人が助けようとしても転覆する船が増えるだけだそうです。まあ、いつでも冷静さが必要ということでしょう。
カナディアンカヌーのパドルはブレードが片方しかなく、前の人が右を漕ぐとすると、後ろの人は左を漕ぎます。舟の進み方は、なんとなく水泳のクロールのような感じです。かいだ分だけ確実に進むといった感じで、反応も素直です。ただ、前の人との力のバランスを保つ役割が後ろの人には要求されます。前の人は軽い人が望ましいので、必然的に後ろが男性になりますが、なんとなく理にかなっていると思いました。
反対の岸まで行くと、道路やホテルがまったくないので、自然の音しか聞こえません。すごく気持ちいです。鳥の声や、ナキウサギという小さいウサギの声が聞こえます。ナキウサギは運がよければ湖岸に見えるそうですが、今回は声だけでした。湖岸沿いによっくり漕ぎながら、しばらく遊覧、そして途中、ティータイムなどもあります。先生がポットにコーヒーを用意してくれていて、カヌー越しにみんなにサーブしてくれます。非常に気持ちいです。100%自然の中に佇む時間です。癒されまくりです。
また、ゆっくりと湖を縦断して、もとの場所に戻ってくるとちょうど1時間30分、途中小雨も降ったりして、暑くもなく寒くもなく、風もちょうど凪いでいて、非常にコンディションのいい時に体験できたのはラッキーでした。風が強いと向こう岸までいけない時もあるそうです。軽く汗もかいて、有意義なプチネイチャリングでした。
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2004.08.06

ほっかいど ~1~

3年ぶりに北海道へ行ってきました。
決して暇ではないんですが、夏休みぐらいはということで、3日だけですが、突然行くことに決めました。突然なので当然ツアーなどではなくまるで出張のように飛行機を予約しました。めちゃめちゃ高いですね。ネットで予約しても片道4万円。この時期何の割引もありません。ANAマイレージクラブで予約したんですが、ついでにホテルやレンタカーも予約できるとのことだったので一気に全部予約しました。レンタカーは一番安いので25,400円でした。そうそう、レンタカーはおろか車で北海道を旅するのは久しぶりです。もう10年来バイクでしか来ていませんでした。とにかく、ほぼ前日予約でプラン確定。2泊3日の夏休み旅行が始まりました。

飛行機では朝食が出ました。サンドイッチとフルーツとサラダかな、結構うまいです。朝は曇っていたんですが上空からは雲を突き抜けた富士山がよく見えました。10時45分に新千歳空港到着。黙々とレンタカーのカウンターに向かいます。名前を告げるとお待ちしておりましたということで送迎バスに案内されました。空港内には車は持ってきてくれないんですね。まあ、数が多いから当然かもしれません。しかし、レンタカーの需要は多い多い。送迎バスだけでも5社ぐらいが常に往復しています。送迎バスで向かう先は空港から10分ほど離れた場所で、そこはレンタカー会社が広い駐車場とともに集約されています。レンタカー王国ですね。一面レンタカーだらけ。みーんな「わ、わ、わ、」です。我々のレンタカー会社に到着すると、また受付で手続きを済ませ、いよいよ車受け取りです。一番安い車は何かと思っていたんですが、予想通りビッツでした。ま十分です。カーナビもついてます。店員からカーナビの説明を簡単にしてもらい、いざ出発です。
千歳周辺の道は結構無機質で、あまり走り心地はよくありません。1日目の目的地である然別湖まで、カーナビに言われるままひたすら走ることにしました。天候は晴れときどき曇りぐらいでしたか、でも意外と暑かったです。とても北海道とは思えないぐらいで、車もエアコンつけっぱなしでした。カーナビの計算だと到着は18時となってるんですが、これは時速40キロ平均の計算だそうで、店員によると3時間もあれば着きますよといってくれました。確かに、走り始めると時間とともに到着予定時刻が早くなっていきます。ゆっくりゆっくり走って、それでも然別湖に到着したのは15時ちょうどでした。余裕です。
然別湖のホテルはANAで予約したんですが、選んだ理由は、温泉旅館で一番安かったからです。なんと1泊2食(夕食は部屋食)で10,000円ぽっきり。ロビーで名前を言いチェックイン、すると、10,000円ですが15,000円の別館の部屋にしてくれるとのことで、うれしい限りでした。部屋はこぎれいな和室で、然別湖が窓のすぐ前です。
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満足したところで、時間も早いことだし何かできないかということになり、ネイチャーセンターというネイチャリング体験ができる施設に今から参加できるものはあるかと訪ねると、カヌー湖畔探索というのが15時30分からあるとのことで、早速参加することにしました。ちなみにネイチャーセンターはホテルのロビーにもカウンターがあり、ホテル経由で予約・問い合わせができます。
ネイチャリング体験は次回に...

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