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2004.07.13

バイクばいきゃく

そう、我が家にはバイクが3台あったんですが、先日ついに1台売り飛ばしました。KawasakiのKLE250アネーロというバイクで、95年式。主に嫁が乗っていて、北海道にも3回ほど上陸したことがあります。3台のうち一番古いやつなんですがそれだけに愛着もあります。だから、売るには気が引けたんですが、やっぱりぜんぜん乗らないのはバイクに良くないのと、ちょうど自賠責切れというのも重なって売却に踏み切りました。
売り先はレッドバロン、ここでは過去2台バイクを買ってます。残りの2台のバイクがそうです。レッドバロンとのお付き合いのきっかけは、あるとき何気なく店の中を見ていたら、買いもしないのに店長が親切にいろいろ相手してくれて、とてもいい人だなあと感じたのがきっかけでした。当時免許も持ってないのに大型のバイクにまたがらせてくれたり、いろいろツーリングの話をしたり、本当にバイクの好きな人だなあと思いました。だから大型の免許とったときも真っ先にレッドバロンに向かいました。1台目のときなんか、納車の日にバイクまたいで、じゃ、と勢い良く走り出した一つ目のカーブでドテン!、腕血だらけバイク傷だらけで、恥ずかしいやらなんやらの時、店長が走ってきて手当てしてくれて、バイクも応急で修理してくれたことがありました。
そんなレッドバロンにいざ、最後のライディングでKLEを持ち込み。当方、値がつくとは思ってなくて、せいぜい5,000円ぐらいかなと思っておりました。店員の方に見せると、査定しますんで中でお待ちくださいということになり、15分ほどぶらぶら。その後、お待たせしました、査定が終わりましたということで、いすに座って店員が、一言「いくらだと思われますか?」などともったいぶったことを言う。「いや、1万でもつけば御の字かな、ぐらいに思ってます」と答えると、なんと「50,000円です」との返事!『なんでも鑑定団』なら踊りが始まりそうなくらいです。なんでもKLEはエンジンが丈夫で人気もあるのですぐ売れるとのこと。でもどう考えてもタンクなんかキズだらけだし、へえって感じでした。たぶん店頭では250,000ぐらいで売るんだろうなあ。ぼろい商売とは思いません。それぐらいマージン取れないとやっていけないと思います。
ということで在りし日のアネーロ
kle.jpg

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2004.07.05

住基カード

 日記じゃなくて週記だろ、などと書かれてしまいました。おかしいなあ、誰にも読まれるこたあないと思っていたのに...別に毎日書く必要ないでしょ、と開き直ってみる。
閑話休題、
先日住基カードなるものを作成しました。なぜかというと、電子証明書を用いた税務署への電子申告を行いたかったからです。平成16年6月1日から、e-taxというシステムを用いて、税務署・国税庁への書類申告・納税がオンラインでできるようになったのです。IT関連の仕事に従事しているものの端くれとしては、使わない手はないと思い、導入に踏み切りました。
まずいちばんやっかいなのは、税務署に、電子申告開始届書を文書で申告しなければいけないことです。これは、国税庁のホームページから申請書のPDFをダウンロードして、手書きで書くわけですが、税務署からその許可通知が届くのに3週間ほどかかります。実は私も5月の末に届出を提出していたんですが、忘れたころに税務署から許可文書とe-taxのCD-ROMが届きました。この許可書の中に初期パスワードが書かれているので、届くまではe-taxを使うことはできません。
その次に面倒なのが、表題の住基カードです。あ、別に住基カードじゃなくても、公的認証期間が発行する電子証明書を取得すればいいんです。でもこの電子証明書、第3者機関が発行するものは2年間で27,000円もします。法務局が発行する法人対象の電子証明書も同等の金額を要します。えらい高いなあと悩んでいると、公的個人認証機関による電子証明でも可ということでした。公的個人認証機関とはなにかというと要するに住基カードの中のICに電子証明書を発行してもらう国のサービスです。これは、カード発行手数料500円、電子証明書発行手数料500円の計1,000円ですみます。しかも10年間ほど有効です。なんだ、はやく言ってよって思うでしょ?これ実際どこにも詳しく書いてない。国税庁のホームページには使える電子証明書の一覧が事務的に載っているだけで、住基カードがお得ですなどとはぜんぜん書いていない。困ったモンデス。
で、住基カードは、市役所の窓口に言って申請します。住民票をもらうとこと同じです。ところが、これもすぐに発行してもらえるわけじゃなくて、10日ほどしたら通知書が届きますとのことでした。実際には3日ほどで届いたので早速出向くと、担当の方が出てきて、不慣れながら親切に発行の手続きを行ってくれました。カードそのもののパスワードというものがあって、それは数字4桁、これは機械を使って登録します。これで住基カード単体の発行は終了。次に別の機械(これが結構遠くにある)まで行って、今度は電子証明のためのパスワードを登録します。これは英数字4桁から16桁を入力します。入力後さらに県と通信して証明書の作成を行い、発行終了です。めったに手続きをする人などいないのでしょう、チョー不慣れです。で、やっとのこさ電子証明書を手に入れて、これで電子申告ができる!と思いきや、最後になんと、電子証明書を読み出すために、住基カードのICカードリーダライタがいるというではありませんか!.で、市役所の方に、どこで売ってるんですかと聞くと、斡旋はしてないんでどうのこうの...的を得ません。仕方ないのでその場で携帯からICカードリーダライタでぐぐると、ビックカメラという名前が出てきました。
まあとにかく大型店舗に行ってみようということで、最初はヨドバシカメラに行ってみました。案内カウンターで、ICカードリーダライタあるかと尋ねると、あっさり「ない」とのことでした。仕方なくぐぐった通りビックカメラまで行ってみました。すると、パソコン周辺機器のフロアのほんの片隅に住基カード用ICカードリーダライタコーナーが設置してありました。何種類かありましたが一番安いのは3,000円ぐらいです。当然それを買いました。
DVC00002e.jpg

帰ってパソコンにつないで、ソフトを一通りインストールして、ついにできました!!電子申告。具体的には、源泉所得税の申告とその銀行振り替えを行いました。e-taxはpay-easyというシステムと連動しており、インターネットバンキングで直ちに振込みができます。
ついでに報告すると、国税だけはなく、厚生労働省も電子申請を扱っており、社会保険の基礎報酬月額算定届や、派遣事業決算報告書などもオンラインでスンスンとできました。添付資料でjpegファイルなんかも送れるんですよね。
これでますます、インターネットでどこまでできるか?の範囲が広がりました。

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