今、編集局では新システム移行の真っ最中です。紙面の写真などが少し鮮明になったと思いませんか。
ニュース編集部の仕事は、記事の価値判断をした上で、見出しやレイアウトを考え、パソコンを使って紙面を作り上げることです。
特集面、家庭や文化面、岡山や倉敷市民版などのCP(コミュニティー・ペーパー)面で新システムによる紙面製作が始まり一カ月になります。
当初「パソコンが立ち上がらない」「画像が取り込めない」など、細かなトラブルが発生。一つ一つ不具合を解消してきました。
操作は現システムとほとんど変わりません。新しく加わった機能は、写真やグラフといった画像が、記事と同様にバーコードでパソコンに取り込めることです。写真伝票を付けて処理依頼をしている現システムでは、処理に時間がかかります。それが、短時間で処理されることによって、一分一秒を争う紙面づくりには貴重な時間が得られました。
このほか、新システムは、多メディア(ネットなど)へ記事や画像を容易に活用できる能力を持ちあわせています。
段階的に移行面を増やし、十二月には全面移行します。
より新鮮なニュースをお手元に―。気合を入れ直し、共感と感動を与えられる紙面づくりを目指し、きょうもパソコンと“格闘”です。
(ニュース編集部・武田勝哉)