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【特集】

〜インストールから設定・活用まで〜 すべてが分かるWindows Vista大百科

84 無線LANのセットアップ(1)

2007/01/31

米田聡

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ノートPCでは、有線LANよりも無線LANを使う頻度が高くなる。そこで、まずは無線LANのセットアップ方法を紹介していこう。

当然ながら、無線LANを利用するにはワイヤレスアダプタのドライバが組み込まれ、利用できる状態になっていなければならない。デバイスマネージャ等で、あらかじめワイヤレスネットワークのドライバが組み込まれているかを調べておいてほしい。Windows Vistaは、AtherosやPRISM、Boroadcom等の主要な無線LANコントローラをサポートしているが、昨年ごろから登場し始めたIEEE 802.11nドラフト準拠の製品等、比較的新しい製品は標準では対応できないようだ。無線LANインタフェースが利用できない時はメーカーのサイト等を探し、Windows Vistaドライバを探してほしい。

無線LANのドライバがインストールされているかをチェック。画面はAtherosの無線LANインタフェースの例

無線LANアクセスポイントに接続する

無線LANの設定は、「ネットワークと共有センター」の左ペインにある<ワイヤレスネットワークの管理>で行える。

「ネットワークと共有センター」の左ペインから<ワイヤレスネットワークの管理>を起動

これが「ワイヤレスネットワークの管理」

画面例では、すでに筆者が設定した接続がひとつだけ表示されているが、初回起動時は接続設定がない空の状態になっているはずだ。<追加>([+]アイコン)をクリックしよう。

ワイヤレスネットワークの追加

<このコンピュータの範囲にあるネットワークを追加します>をクリックすると周囲の無線LANアクセスポイントやアドホックネットワーク(後述)を探索して一覧を表示する。

近くの無線LANアクセスポイントやアドホックネットワークの探索結果が表示された

この中から、接続したいアクセスポイントのESSIDを選択してダブルクリックしよう。接続を試みる。

パスフレーズ(セキュリティキー)を聞いてくる

WPA、WPA2のTKIPやAESで暗号化されている場合、あるいはWEPで暗号化されているアクセスポイント(いまどき暗号化されていないアクセスポイントは少ないだろう)なら、画面例のようにパスフレーズ(セキュリティキー)を聞いてくるので、入力して接続ボタンを押そう。

正常に接続できた

接続できると画面例のように<接続しました>というメッセージとともに、この接続を保存するか、また自動接続を行うか聞いてくる。

保存にチェックボックスを入れると、先の画面のように既存の接続に、この接続が追加される。また、自動接続にチェックを入れると、ノートPCが、このアクセスポイントに接続できる場所にある時には必ず、このアクセスポイントに接続するようになる。それぞれ、必要に応じてチェックを入れ、閉じるボタンを押してほしい。


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